神ノ川〜ヤタ尾根〜熊笹ノ峰(1523m)〜大笄(1510m)〜小笄(1288m)〜犬越路避難小屋(1060m)〜神ノ川
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 997m
コースタイム
07:37 ヤタ尾根取り付き口
08:19 犬越路トンネルへの林道
09:50 熊笹ノ峰(1523m)
11:27 犬越路トンネルへの分岐
11:37 犬越路避難小屋
昼食
12:35 出発
13:40 神ノ川ヒュッテ
※山行中の休憩は3分〜5分程度
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前回、姫次まで山行した際に目撃したヤタ尾根。
荒れ果てた取り付き口に興味津々になったので歩いてきました。
前日に夜中あたりに雪が降った模様で、うっすら新雪がマッシロとなっておりまして、
急峻な登りのため、サラサラな雪が仇となり、かなり疲れた山行となりました。
朝5時半に自宅出発。
7時に神ノ川に到着すると我々が一番乗りでした。
ここで公衆トイレがあり、前回は使用出来たのですが、冬期閉鎖となっておりまして。。。
ト、トイレ、、、。
がっちり鍵かかってました。
神ノ川ヒュッテの方に簡易トイレが建っていますが、そこも鍵がかかって閉鎖してますのでここでは冬期トイレの使用はできません。
事前にトイレ済ませましょう。
支度をしているとすぐ、一台の車が到着。
5〜6人のパーティで、山岳部?なのかな?って感じの大学生らしき若者達と一人年配者を連れたグループでした。
彼らは日陰沢の方へ向かって行きました。
その後も車が入って来て単独の年配者のオジさんでした。
支度を済ませて前回登った袖平山を見ながらゲートをくぐり、ヤタ尾根の入口へ向かいます。
見るからにいきなり急峻な登り口です。
地図での標準コースタイムは2:10ですが、看板に記載されてる時間は2:30でした。実際は2:20くらいで到着しました。
サラサラの雪のせいで登りづらかったし、所々で足が止まって牛歩だった割にまぁまぁなコースタイムだったんだなぁと、思いました。
ヤタ尾根は犬越路トンネルへの林道に出るまでヒタスラ急峻な登りです。
随所に熊笹が沢山原生しております。
登り始めているとすぐ、後ろからダブルストックの俊足な単独男性に抜かれました。
同じルートを歩く人がいるとはおもいませんでしたのでビックリしました。
そしてあの早さで急峻な登りを登るのはすごいなぁと、思いました。
熊笹ノ峰までへ近くなると広葉樹の樹林帯へ出ます。
雪で覆われた登山道が少しわかりにくくなっておりましたが、踏跡と赤テープがあるので道迷いはしないと思います。
積雪期はまったくの登山道がわからなくなるので注意しながら登れば問題なさそうな場所かと思いました。
踏跡に犬の足跡があって気になりながら登りましたがこの足跡は最後まで同じルートを辿っておりました。
あんなとこ、犬連れで犬越路に行くなんていいなぁ。www
そんな事を思いながらヒタスラ登ります。
サラサラで滑りながら登ります。
ストックをしまうのが面倒なのでストックを使わず、頑張って登ります。
きっつーい。
雪は標高を上げると積雪量が少し増えますが、アイゼンは必要ない程度雪が少ないです。
去年と違って今年はすっごく寒い割に雪が積もりませんね。
と、残念な気分。
最後の急峻な登りを見上げると熊笹の峰の看板がチラっと見えます。
犬越路と檜洞丸を繋ぐ稜線上へ出ると、富士山の絶景が迎えてくれました。
今日は曇っている割に遠くの山々までよく見えました。
愛鷹山も見えます。
西丹沢を見下ろします。
写真を撮っていると風が冷たく寒くてゆっくりしておられず、あったまった体が一気に冷えましたので、目的地を目指します。
すると一気に下り始めますw
犬越路まで鎖場3発、鉄ハシゴ2発と気が抜けないルートをあと一時間半も歩きます。
体力も結構消耗しているので一気に犬越路避難小屋まで休まず目指します。
最初の鉄ハシゴの所で行きに目撃した山岳会?らしきグループに遭遇。
「はじめて人に会いました」と言われました。
確かにこの稜線はそれなりに人通りのあるルートなはずなのに、この日は全く人の気配を感じていませんでした。
おかげで始終静かな山歩きが出来ました。
彼らとすれ違うとヤセ尾根でのうっすら雪がかぶった登山道は危険で、滑る滑るw
まー、コワかった!
ただでさえ、もう、靴が駄目で滑るというのに。。。
慎重に進んだのでコースタイム遅かっただろうなって思ってたんですが、意外と標準コースタイムで犬越路避難小屋へ着いてましたw
雪が着いた鎖場では、以前、通過したときにキツかったなーって思っていた通り雪のおかげで危険度UPしてました。
ここでは写真撮影してる余裕がなかったので写真が全然撮れませんでしたw
3発ある鎖場は、いずれも長いので注意が必要な鎖場ですが、きちんと足場を確保すれば問題ないです。
鎖場を過ぎて、小笄への登りで岩場があるのですが段差が高くて登るのが危険な場所があるのですが、ちょうど三角形の岩になっているので必死にまたいだら三角木馬の拷問みたいになってましたーw
あそこは拷問場があるなーって思いましたwww
熊笹の林を抜けては下ってと、ヒタスラ下って少し登ってとアップダウンを繰り返しますが、まだ着かない!犬越路!
犬越路避難小屋までは笹で切らないように注意して通過するのとハシゴ等が雪で滑りやすかったので注意しながら進みます。
笹の陰からオジさんが挨拶をしてくれたので、ビックリしてすれ違いました。
やっとこさ小屋が見えて来て、犬越路避難小屋到着。
トイレ休憩と昼食準備をして空腹で冷えた体をあっためます。
お湯をあっためていると男性二人が避難小屋へ入ってきました。
この日最後にあった人達です。
彼らは檜洞丸から来たそうで、大室山経由して下山する予定だったそうですが、ヤセ尾根での雪が案の定同じ気持ちで大変だったようでw
用木沢の方へ下山しようかと考えている様子でした。
昼食はとんこつとみそラーメンを一緒に入れて、ネギ、なると、乾燥ワカメ、こうや豆腐を入れて作りました。
食材をちゃんと持ってくとウマい!
まったりしたい所ですが、ラーメンをたいらげたらすぐに出発します。
しかも、肝心なエネルギー源のコーラを持ってくるのを忘れました。
支度を済ませて、彼らにサヨナラを告げて小屋を跡にしました。
犬越路避難小屋から神ノ川まで下りますが、落石注意の看板があります。
落石なんて、、、。
とか思いながら下りますが、時折ヒヤヒヤしながらの下山ルートとなりました。
今後はこのルート使わないって思いましたw
下り始めてすぎ、ザレ場しかありません。
もちろん、始終ザレてます。
膝にわるい下山でしたが、途中に「落石注意」の看板の場所で上を見上げると、
ちょーコワいw
ザレ、ガレた岩ばっかり!
下山中も落石しっぱなしで、パラパラとか、カツン、ガラガラと結構なデカサの岩が転がってくのを目撃!こわー!
と感じながらのヒヤヒヤ下山となりました。
下山もゆっくり慎重に進んでる割に標準コースタイム通り戻る事が出来ました。
もっとも危険なザレ場では、看板が常にあるのでそこでは慎重に通過し、沢沿いを歩くルートなので登山道が分かりにくいと思うが道標が沢山あります。
テープもいくつかあります。
神ノ川ヒュッテまで日陰沢沿いを歩きますが、氷のオブジェが沢山あって目の保養となりました。
今日は、雪のせいでかなり体力を消耗したが、犬越路トンネルを見に今度は林道を歩きたいと思いました。
コーラは寒いからって思っても、やっぱり飲みたくなるのでコーラ忘れないようにしようと思った。
帰りの温泉はまた、いやしの湯へ行きました。
コメント
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おはようございま〜す
ヤタ尾根取り付き口って急だなぁ〜って見た時思ったんですけど
急峻な登りが続くんですね
行く時は覚悟して行かねば
冬の小笄、大笄の下りはかなりヤバくないですか
緊張・集中・汗の連続になりそうです
ご無事の帰宅、お疲れ様でした〜
どもどもです!
まぁ、登りますね!
でも、熊笹の峰に出て、富士山の眺め見れたら最高ですよ♪
冬の小笄、大笄はもう、やめときますw
へー、熊笹ノ峰までの登りをヤタ尾根というのですね。
去年から神ノ川周辺は気に入ってて5、6回遊びに行ってますが、
ヤタ尾根はまだ通ったことないんです。
参考になりました。
犬越路隧道までの林道は歩くとタルいですけど、
MTBで下ると長〜いのでゴキゲンです。
こんばんわ。
そうです。神ノ川からゲートくぐってすぐ、左に登り口あります。
そこはヤタ尾根です。
是非遊びにいってみてください。
犬越路隧道はまだ、通過してないので歩くとタルいのは林道のお決まりですね♪
MTBで下るということは、どこから登って林道へはいったのでしょうか?
気になりますw
こんばんは
ふつうに神ノ川の公衆トイレのところのゲートを
通過して登っていきました。
そのままトンネルくぐって西丹沢自然教室まで下りて、
来た道をそのまま戻りました。
ちょうどいいくらいの距離でしたね。
MTBをお持ちでしたら是非!
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