ヌクビ沢〜巻機山
- GPS
- 13:04
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,799m
コースタイム
- 山行
- 12:27
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 12:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 13時間 標高範囲 700m〜1900m 合計登行 1500m 山で会った人 上り5人 以降100人 森林限界 井戸尾根 1600mで疎林展望 山の快適さ 名山は想像以上に客多い 日帰り温泉 金城の湯 露天 なし コンビニ 早川にあり |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO179
ヌクビ沢〜巻機山
久しぶりに晴れた、熱波も終わってウィンターへシーズンインが近い。9月はオープン戦みたいだから、夏の巻機山に初めて行く。どうせなら登ってないヌクビ沢コースから行く、一般ルートだ。
100台くらいマイカーが桜坂辺りに止まっている。5時に早めの出発、なんと目の前に4人組が同じコースに入るようで、安心んな気持ち。井戸尾根コースを分けて、割引沢に降りていく。
それでも私、草鞋なんて持ってきたんですよ、ジャブジャブを登山靴は嫌でね。ところが割引沢横断したら藪の中の道。ジャブジャブはなかったですね。少し先で開けてきたと思ったら、スラブの豪快な滝が目の前に。登山道とはいっても何だかプレッシャーあり。その脇の簡単草付き辺りをトラバースして、いよいよ鎖で岩をへつっていく。一ヶ所コケヌルヌルの鎖でちょっと緊張。前の連中もゆっくりになっていた。
スラブの滝辺りの乾いた岩をピタピタと歩いて行くと、こんなの登山道でいいのかと思うと同時に若い頃に沢登りたくさんやったこと思い出す。その先で一瞬登山道見失ったときも少々焦ったが。手入れはされているのだが、何だか客も少ない不明瞭なところもあり。単独の若い兄ちゃんに抜かされた。
豪快な核心部を抜けて、スタートまだ2時間だけど、割引ヌクビの分岐点に出た。もちろんヌクビに行くが、次回は割引と思ったけど。
そこからも長かった。延々と巻道上下があるし、沢に降りるとまたまた上下も激しくて、細い流れだから濡れないけど、沢は尾根の倍のストレスがある。3月にここを2度滑ったことがあるが、下りと登りは大違い。その落差がたまらん。だんだん上流雰囲気気になって、それでも1700mまで登っても水が流れているし、そこから崖のような急登から小尾根にでて稜線へ。6時間もかかりましたよ。でも楽しいなあ。この道下り禁止なのは理由ありだね。
稜線からはまずは割引の頂上へ。この山三角で分かり易くて、次に巻機へ。どうも地図と実際の頂上がずれている気がするのだが、引き続き牛ヶ岳へ。ここまで来る人も多いよねえ。木道ポコポコ歩いて行くと、朝日への分岐稜線に出て、ああ上越国境に出るんだと。その先下津川への稜線も向こうに踏み跡見えるのに、分岐がなくて、その稜線もさらに分けて突き当りが牛ヶ岳だった。眼下の大兜は、花崗岩の乱立でこの山一体何なんだと思うよねえ。
そうそう本峰の登りからは、振り返って大源太は好きな山だけど、その向こうに似たような足拍子も見えて、そこ行ったことないけど、はまるなあ、こんな景色に感動していると。
牛ヶ岳は割引岳から見ると一番大きく見える山だよねえ。何だかこの辺に3時間もいたよ。戻りで国境分岐のベンチでも昼寝したし。さっさと下るの惜しい気になった。いよいよ客がいなくなった頃に下山。すぐ下の避難小屋辺り宿泊組も多くて、幕営もやっていたね。巻機カール底ののどかなところだよ。水は米子沢に汲みにいくらしい。
下山で井戸尾根を夏に下るのも初めてで、井戸の壁はどんなかと思ったけど、斜めに緩斜面ゆらゆら下っていただけで、夏はそこは壁じゃなかったね。井戸の壁とは冬の用語だったのかも。沢登って名山の頂上に行くというのもいいよね、ただし一般道がある道に限るが。
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