紅葉の藤原岳・天狗岩へ(聖宝寺コースから)
- GPS
- 16:00
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,040m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
( /11:30)〜山荘(11:50)展望台(12:10/13:10)〜八合目(13:45)〜大貝戸登山口(14:40)〜駐車場(14:55)
天候 | 晴天 最高の展望が得られた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(大貝戸登山口に立派な無料駐車場も有りました:約30台) |
コース状況/ 危険箇所等 |
2008-9月の集中豪雨で聖宝寺裏からコースの取り付き部が以前の 谷左岸から右岸に変わっている。 『 水場 』 長命水の水場 ここより上部は伏流となり水は無い。 |
写真
感想
思えば初めて単独で登った山が藤原岳だった。
今日は紅葉見物してから藤原岳最高点を踏んで来よう。
西藤原小学校裏の観光駐車場に車を停めて聖宝寺に向かう。
長い石段を登りつめると養鱒場となり、その先に聖宝寺の境内が見える。
(紅葉の名所となる境内の紅葉を見物していくが、見頃は今月下旬になりそうな感じだ。)
境内手前を右に折れ、裏手から回り込んで緩やかに登ると登山口となる。
聖宝寺谷の谷沿いになると2年前の土砂崩れで崩壊し、右岸へ迂回する道が整備されている。
谷沿いで右岸を行くと「長命水」の水場となるが、足元が崩壊して危険なので手前で流れに下りて
水を確保しておこう。これより先は伏流で水は期待できない。
途中で右岸から、しばらく枯れた谷底を踏んで進み左岸へからむと、やがて三合目に着く。
苔むした丸木のベンチがあるので小休止していく。
その後、枯れた沢は二分する。右俣に沿って行くと杉林が途切れ潅木帯の明るい雰囲気に変り、
広い斜面(尾根筋?)を緩やかに登る頃、右手に始めて色づいた藤原岳山腹が眺められる。
やがて足元に苔と石灰岩群が目立ち始める。明るい谷底のガレを左から迂回して行くと
広い斜面の中の登りに変るとしばらくして大貝戸道と合流し八合目の小台地に出る。
(30年ほど前の避難小屋跡で、今は形跡も残っていない。)
後は、枯れ葉を踏んで尾根筋を緩やかに登り、やがて山腹に絡んだ道は傾斜が増し、
左の谷側視界が開け、石灰岩を踏んで一息喘ぐと目の前が開けて藤原山荘の建つ山頂部に立つ。
山頂部の小コルに建つ山荘から左へは藤原岳展望台、右へ行くと天狗岩へ出る。
無人だが立派な小屋だ。山荘も、前の庭にも数人が休んでいる。
休む場所も無いので右から山荘裏へ緩やかに広がる斜面に向かう。
イブキササもすっかり枯れてむき出しになった斜面は、カレンフェルトのカルスト台地となっている。
石灰岩の岩塁の中、斜面を登りきると目の前に大展望が広がる。
北に白山・東へ順に北アルプス・乗鞍岳・御岳・中央アルプス・少し近く恵那山・奥に南アルプスの
山並が雲上に浮かんで並んでいる。 思いがけず現れた展望をしばし楽しんで天狗岩へ向かう。
山頂部の広い尾根斜面の樹林中を小さな登降を繰り返し西へ向かう。
ほどなくして右へ白船峠への道を分け直進するとるとまもなく、岩稜帯の天狗岩のピークとなり
藤原岳の最高地点に着く。 先端に立って見下ろす谷の紅葉も素晴らしい。
紅葉とアルプスを展望しながらゆっくりと昼食タイムにする。
大休止の後、山荘まで戻り今度は南にある藤原岳ピークの展望台に向かう。
山荘を右に見てそのままコルまで下り、大きく右回りしながらササの中の雨裂を登りつめると
まもなく展望台に。 ここも又第一級の展望が広がる。
先ほどよりもはっきりと望めるアルプスを見ながらのコーヒータイムも、またもや大休止になった。
山荘から八合目まで下り、そのまま大貝戸道を下る事にする。明確だが展望の無い道が続く。
展望の無い道をひたすら下りに専念する。尾根筋の掘割を一気に下り、山腹のジグザグを繰り返し、
(六合目付近で道が分岐するが、後ほど合流するので心配無い。)杉に囲まれたうす暗い道も
立派な堰堤を見送るとやがて神武神社の拝殿脇に出て、舗装道路となり鳥居をくぐると登山口だ。
登山口近くには「大貝戸登山口休憩所」が建ち立派な無料駐車場が併設されている。
ここへ停めれば良かった ! と反省しながらTの字を左へ折れ駐車場へ戻る。
『コースタイム』 聖宝寺〜八合目〜藤原山荘 :約2時間20分
藤原山荘〜天狗岩 :約30分
藤原山荘〜藤原岳展望台 :約20分
藤原山荘〜八合目〜大貝戸登山口 :約1時間15分
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