大雪山(姿見〜旭岳〜裾合平周回)
- GPS
- 05:29
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 871m
- 下り
- 864m
コースタイム
天候 | 晴時々曇り後霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
昨日の失敗を今日の糧とするべく、しっかりと計画書を確認して慎重に登山口をナビにセットし、旭川を出発しました。今日はロープウェーが目印なので、まず間違いは起きないと思いますが。ちなみに昨日の三段山は登り降りでそれぞれお一人ずつとすれ違っただけでしたが、ロープウェーの時点で8人ほどと同乗。その後もほぼ常に登山者の姿が見える山行でした。さすが北海道最高峰にして人気の山ですね。ちなみに過去のレコを見てみると、三段山は山登りメインというよりも冬にBCスキーを楽しむ人の方が多いようです。
さて、大雪山(旭岳)。山頂に立つだけなら片道2時間程度で着いてしまうので、それだけでは面白くないと思います。ロープウェーに乗らずに歩いて登るというテもありますが、そもそもピストンするという考えが最初からなく、今回はロープウェーの姿見駅から旭岳に登り、そこから間宮岳、中岳温泉、裾合平と反時計回りに周回しました。また、他のハイカーさん達を見ていてもそういうルートを巡る人が多いようです。
ロープウェーの姿見駅から登山開始。既に高い木はなく、風が心地よく吹いていました。山頂付近まで、尾根をほぼ一直線に登っていくので、見晴らしも風通しも抜群でした。汗ふきタオルは最後までザックに仕舞ったまま、使いませんでした。昨日とは打って変わって清々しい山登りです。お天気は晴時々曇りといった感じで展望は利き(後半は霧が出てきましたが)、登っている最中から右手に十勝岳連峰がよく見えていました。左手は地獄谷で、噴気孔からの蒸気の噴出を見ながら登ることができました。
旭岳山頂で一息入れた後、後旭岳を右手に見ながら荒井岳方面に向けて一旦降るのですが、この降りがザレザレだったり固い地面の上に砂が乗っているようなところがあったりで、今回山行の中では一番苦労したところかな。でも階段地獄よりはよっぽど楽に降りることができました。
鞍部は雪渓を横目に見ながら通過。夏はお花畑だったんだろうなぁ〜という場所で、テント場もありました。鞍部から、荒井岳、間宮岳を目指して登り返します。間宮岳はゆるやか〜な丘の上にぽつんと山頂標が建っていました。白馬乗鞍でも同じことを感じたのですが、「え?ここが頂上?あっちの方が高くない?」という感じです。
間宮岳からは少し石がゴロゴロした道を下ります。右側が御鉢平のカルデラで、地図を見ると「有毒温泉」という物騒な名前が付いた温泉があります。硫化水素ガスが噴出しているそうで、入れない温泉ですね。
中岳分岐を過ぎたあたりから霧が立ち込めるようになりましたが、ハイマツの緑と草紅葉のコントラストが綺麗でした。これに青空も加わると言うことないんですけどねぇ。雨に降られなかっただけ、マシかな。左に急カーブする地点を過ぎると谷に向かって急激に下っていき、谷底の河原に中岳温泉が湧き出ています。温泉と言っても脱衣所も何もないところなので、さすがに裸になって浸かっている人はいませんでしたが、足湯として利用していらっしゃいました。自分は靴や靴下を脱ぎ履きするのが面倒くさかったので浸かりませんでしたが、寒い時期なら入ってみたいですね。
中岳温泉から登山道は緩い登り降りになり、裾合平を通って姿見駅に戻ります。このルートも夏はお花畑だったんだろうなぁ〜というところばかりで、花の時期に訪れてみたいと思いました。今回はエゾオヤマ リンドウがたくさん咲いていて紫色の花が好きな私を楽しませてくれましたが、それも所々茶色くなりつつあり、お花の時期は終わりを告げていました。なお、山と高原地図には「ヒグマ注意」の文字があります。それなりの人数のハイカーが通っているので大丈夫だろうとは思いましたが、念のため熊鈴を鳴らしながら歩きました。
姿見駅周辺は一般散策道となっていて観光客がたくさんいらっしゃいましたが、朝の晴天から一転、この時間帯はガッスガスで、旭岳や噴気孔は見えなくなっていました。周りの景色も全く見えず、あの時間帯にロープウェーで上ってきた観光客は残念だったでしょうね。山麓駅まで降りる途中で霧が晴れてきました。
今日の山行は計画書どおり、トラブルもなく完了しました。でも、計画書どおりすんなり終わってしまうと、それはそれでなんだか寂しいです(笑)
ちょっと、びっくりです(笑)
コメントは、また書きます!
ということで、ゆっくりレコ拝読しました。
仕事を言い訳にして、100名山荒しに北海道まで遠征されていたんですねー
一粒で2度美味しいと狙われた心が油断を生んだのかもしれませんね(笑)
ともあれ、一座征服 おめでとうございました!
cyberdocさん
へっへっへ、仕事のついでですよ、あくまでも仕事のついでに山登りですよ、。
山のついでに仕事してたわけじゃぁ・・・たぶん、ない、と思います!
連チャン山行、ドツカレさまでした〜♪
さて、北海道のお山は森林限界が低いのですね。ヒグマの懸念さえ無ければ、最高の山登り環境かと。
ご計画通りの山行が一番!お疲れさまでした〜♪
kazu5000さん
そうそう、森林限界が低いので誰でもあの景色を楽しむことができて、いいところですね。
この日は涼しくて、北海道サイコー!でした。
連チャン山行はちょっと心配でだったのですが、
どっちもさほど標高差がない山だったので全く問題なく歩けました。
ていうか、そもそも北アとか泊まりで登るときなんかは連チャン山行なわけで、
まぁ、いうほど心配はしてませんでしたが。
今年は奥多摩でも熊がよく出てるそうなので、気をつけてくださいね。
amenouwoさん、こんばんは〜。
仕事で北海道に行ったついでに山登り?その割に2日もですか?
私は今までそんなに余裕のある出張をしたことがないんですが、もし時間があってもなかなか行く勇気はないかも 月の輪さんでも恐いのに羆とかいう猛獣がいてるかと思うと…つい最近も福岡大ワンダーフォーゲルの事件をテレビでやってましたねぇ
とりあえずご無事でなによりでした
せっかく旅費は経費で出るので、もったいないじゃないですか〜
仕事が木・金だったので、土・日はプライベートに使わせてもらいました
ま、月曜も休暇取ったんですけどね
旭岳のコースは、ヒグマはあんまり怖いと思わなかったですね、人が多かったので。
前日に行った三段山の方が人がいなくて、最初はビビりながらでした。
でもいい経験でしたね。
また行きたいですわ。
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