久斗三山(蓮台山、カサハ久斗山、久斗山)、来日岳【兵庫県、但馬】、餘部橋りょうの見える山
- GPS
- 09:12
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
○久斗山
アセビ谷甌穴公園 5:38 – 登り口 5:42 – 出し尾根 6:15/朝食/30 – “あと0.7km”標識 6:42 – 北尾根6:50
– おおかみ岩(熊岩) 6:57/7:05 – 蓮台山 7:14/22 – ビュースポット 7:30 – 展望台 7:39 – ナイフリッジ 7:41
– 西のコル 7:56 – カサハ久斗山 8:13/30 – 東のコル 8:38 – ビューポイント 8:50/55 – 久斗山 8:58/9:28
– 濃於美山 9:44/48 – “山頂から1.2km” 10:05 – “山頂から2.1km”(ノウミ登山口)10:36 – 市午橋 10:50
– 甌穴公園 11:07
○来日岳
ロープウェー下駐車場 13:17 =<自転車>= 来日岳西登山口13:33 – 登山口 13:38 – 標識“天望” 14:08/14
– 標識“308mの頭” 14:19 – 標識“中間点” 14:28 – 標識“あと18分” 14:56 – 来日岳 15:13/30 – 紅葉平 16:22
– 大師山 17:00 =<ロープウェー>= 城崎温泉 17:22
●歩行時間
○久斗山 5:29
○来日岳 3:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 自転車
(泊) = (アセビ谷甌穴公園) – 蓮台山 – カサハ久斗山 – 久斗山 – (ノウミ谷登山口) - (アセビ谷甌穴公園) = (次へ…) (…久斗山より) = (ロープウェー下駐車場) =<自転車>= (来日岳西登山口) – 来日岳 – (大師山上) =<ロープウェー>= (城之崎温泉) – (ロープウェー下駐車場) – 温泉へ ●アクセス .▲札喘の登山口) ・国道178号線旧道を香住からやってきて餘部に向かい、餘部橋りょうが眼前に現れる頃、左手にコンクリート製の橋「市午橋」が架かっている。これを渡り、流れ沿いを意識しながら、概ね狭い地道を道なりに進む。未舗装路となり1kmほど入るとアセビ谷甌穴公園。駐車スペースがあるのでここに駐車。車では行きにくい道をもう少し進むと、二股の道を分ける畝に登山口がある ・なお、餘部道路が開通しているので、餘部ICを降りて左折すると、すぐに市午橋がある ▲離Ε濺仍蓋)先ほどの国道178号線で、餘部橋りょうが見える手前の約90°道路の進路が変わるカーブに、外にはらみ出た旧道がある。その途中から山手に分かれる農道に入り、自動車道下をくぐり進めばそのうち左手に登山口。駐車スペースはない。ないわけでもないが、地元の方の農作業のじゃまになるので停めるべきではない 来日岳西登山口)県道3号線を豊岡から城崎方面に走ると玄武洞を過ぎて約2kmでバス停「来日」がある。道路の左手奥にJR山陰本線の「宮代川橋りょう」が見えているので、それをくぐってあぜ道状の道を行くと程なく右手に「来日岳登山口」と書かれた入口がある |
コース状況/ 危険箇所等 |
■共通 ○温泉、食事 ・言うまでもない城崎のほかに、日帰り温泉としては矢田川温泉など ・関西きっての温泉街城崎には外湯が多数あるので、巡ってみてもよい ■久斗山 ○登山届 ・久斗山の登山届けができる場所はないと思われる ○コース状況 ・登ったH21当時、その頃に整備されたようであり、不明瞭な箇所はない。途中の案内標識も認められる ■来日岳 ○登山届 ・久斗山の登山届けができる場所はないと思われる ○コース状況 ・西登山口から来日岳までは明瞭 ・来日岳から大師山への遊歩道があるというが、NTT電波塔の裏で、ロスト。紅葉平側でもルートを見つけることができなかった。 |
写真
感想
●久斗山
久斗山がヤマレコ記録に全く登場していないことには驚いた。登山道が歩きやすく整備されたのは最近のようだが、有名な餘部橋りょうを見下ろす山であり、日本海と赤いトレッスル橋を俯瞰する光景はほかの山にはない醍醐味。海抜ほぼ0mから670mまで登ることができるし、蓮台山、カサハ久斗山、久斗山と三山揃って縦走にも手頃。ミニハイキングにはうってつけと思う。
…
昨日の三川山登山からの続き。昨日の下見に基づき、香住で車中泊し、まずはノウミ登山口に自転車を置き、早朝からアセビ谷へ。アセビ谷は明瞭だが、滝の前は雑草が多い。車を止め、林道を更に進むと二股の分岐の間をなす尾根に登山口。登山口からはいきなり急な登り。細い尾根だが、苅り払いなど手入れがされているので見失うことはない。
登り続けると、少し落ち着いた棚上に到着。出し尾根と思われる。ここで朝食。目指す久斗山(カサハか)が樹間から顔を見せる。“蓮台山700m”の標識を過ぎ、“クマに注意”の注意書きを見る頃から熊笹が目立ち始める。この尾根は“尾滝尾根”と呼ぶらしい。やがて、存在感のある岩に到着。オオカミ岩(熊岩)のようだ。漢字と読みが全く異なるが、岩の姿は熊のほうがあっているように思う。
更に一登りで蓮台山。「八幡神社元屋敷」と記された石盤が立てかけてある。蓮台山という名前といい、かつてなんらか社があったのではないかと思われるが不明。
しばらく進むと見晴らしのいいポイント。遠くに扇ノ山が見える。蘇武岳や但馬妙見山などが見えているはずだが、よく見る向きとは逆になるため、見当がつかない。反対側を見ると、餘部橋りょうが見える。新橋りょうの背の高い橋脚が姿を見せつつある。
まもなく、前方にカサハ久斗山の姿が見え始める。最後の登りを詰めると、またしても見通しの利きにくい山頂。国土地理院の地図が示す「久斗山」はここ。北側の隙間から餘部橋りょうが見える。写真を撮って、しばらくぼんやり見ていると列車が!時間2本程度しかない山陰本線の列車をタッチの差で取り損ねた。こんなことなら、時刻をしっかり調べておくのであった。
カサハ久斗山を超えると、再び見晴らしのよい地点。再び山岳同定を試みる。今度は何となくわかる。少なくとも瀞川山〜鉢伏山〜氷ノ山はよくわかる。それを頼りに推測すると、但馬妙見山と蘇武岳もわかるような気がする。ということは、近隣の大きな山が三川山か。
そして、また熊笹の道を進むと、ようやく久斗山。「香住の海と山を探す会」の号のある山頂銘板あり。ポストもある。
久斗山からは下りに。尾根伝いだが、ときどき急激な下りもある。濃於美山を経て、最後にもう一度餘部橋りょうが見えたが、先ほどまでのほうが木立にじゃまされず見えた。そこからはやせた尾根筋をひたすら下る。“山頂まで2.1km”の標識を見ると、程なく登山口。
登山口に、仮置きしておいた自転車へ。ところが鍵がない!アセビ谷の自動車の中に忘れてきてしまった。やむなく歩いてアセビ谷に向かう。せかせか歩けば30分ほど。たいしたことはなかった。
●来日岳
城崎の温泉街を車で通り抜けると、ロープウェーの前に駐車場がある。ここに車をおいて、自転車で来日岳登山口に。先ほどは鍵忘れミスをやらかしてしまったが、今度は先に自転車で移動するので、そんな可能性はない。円山川沿いを快走、すいすいと進む。
登山口に続くJR山陰本線の宮代川橋りょうの片隅に自転車を隠し、登山口に、と思ったら、靴を履き間違えていることに気づく。トレッキングシューズではなく、普段靴。やむなく登り始めるが、斜面では確かに滑る。専用シューズのありがたみをかみしめながら、急登を行く。
古びた石仏が導いてくれる道は歴史あることを窺わせる。「天望」地点で見晴らしが得られる。円山川を真上から見下ろすようなポジション。来日岳も望める。「304mピーク」の標識を過ぎて10分ほどで、「中間点」。ずいぶん来ているように思うが、中間点らしい。アップダウンを進み30分弱、不思議な“18分”の標識を見て本当におよそ18分で来日岳。山頂にも、石仏が多数。ちょうど三角点を見守るように並んでいる。電波塔が林立。
小休止ののち、電波塔保守のための舗装道を降りる。途中で紅葉平への遊歩道があるはずだが、なかなか見つからない。NTT電波塔脇に入口らしきものを認めるが、進んでみると途絶。その先に続くもっとも踏み跡らしいものは明らかに舗装道に向かってしまう。道違いであることはわかっているが、やむなくそちらへ。案の定、思惑違いのずいぶん手前で舗装道に。そこから延々舗装道歩き。やがて、紅葉平につくが、こちら側から、先ほどの電波塔方面への入口も見つけることできず。そのまま保守用の道を行くと、麓への道と大師山への道の分岐。右手の大師山に進み、黙々と歩き続けると、最後に明らかな登りが現れ、大師山。先ほどのみ道失い、靴間違い、鍵忘れと、やたら疲れた一日で、最後は靴のこともあって下る気にはなれず、ロープウェーの助けを借りた。
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