記録ID: 962076
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳・栂池自然園ピストンー長く辛い縦走路も雷鳥遭遇率100%の稜線歩きー
2016年09月14日(水) ~
2016年09月15日(木)
aberchan
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 16:29
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,539m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:28
2日目
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 8:44
正直、栂池からのコースは1,850Mからのスタートなので標高差1,100Mの標高差と少し軽く考えていましたが、これが大間違いでした。こちらから登る方々は、途中の白馬大池山荘に泊まって、そこから白馬岳ピストンされる方が多いようで、1日で山頂まで登る方は、それなりの脚力が必要でした。天狗原までは楽勝なのですが、そこから白馬乗鞍岳への岩ゴロの岩陵地帯を登り、平らでも岩だらけの乗鞍岳山頂部を進み、大池までまた岩だらけのコースを下ります。大池周辺は、チングルマを始め東山植物が群生する素晴らしいところ。ぜひ盛夏に再訪したいです。
大池から雷鳥坂を登ると文字通り雷鳥の楽園。行きに4ペア、帰りに3グループ、合計20羽弱の雷鳥に出会えました。写真を撮ろうと追いかけると逃げますが、待っていると近づいてきます。至近距離での写真も撮れました。
小蓮華山から白馬岳への稜線は、何度もこれが小蓮華山と思えるような小ピークのアップダウンを繰り返すうちにやっと到着する感じ。このアップダウンが思いの外辛かった。行きはガスで白馬岳までの稜線が見えなかったため、かえって歩く道筋が見通せず、よかった感じもします。あれが見えていたら、登る前に心が萎えてしまうかもしれませんでした。
小蓮華山からは、三国境まで50Mくらい下った後は300Mくらい登ります。所々岩場があって長野県側が切れ落ちているところもありますが、問題なく通過できます。ただ、浮石混じりのガレ場が続きますので、注意が必要です。
宿泊した白馬山荘は、平日、白馬雪渓通行止めの影響か、わずか数グループの宿泊。個室でのんびりできました。
夕方から翌朝は、空はガスって星空やご来光は見えませんでしたが、ガスが晴れて、北アルプスの山々から八ヶ岳・南アルプス・富士山など主要な山々を見通せることができ、満足の行く山行となりました。
大池から雷鳥坂を登ると文字通り雷鳥の楽園。行きに4ペア、帰りに3グループ、合計20羽弱の雷鳥に出会えました。写真を撮ろうと追いかけると逃げますが、待っていると近づいてきます。至近距離での写真も撮れました。
小蓮華山から白馬岳への稜線は、何度もこれが小蓮華山と思えるような小ピークのアップダウンを繰り返すうちにやっと到着する感じ。このアップダウンが思いの外辛かった。行きはガスで白馬岳までの稜線が見えなかったため、かえって歩く道筋が見通せず、よかった感じもします。あれが見えていたら、登る前に心が萎えてしまうかもしれませんでした。
小蓮華山からは、三国境まで50Mくらい下った後は300Mくらい登ります。所々岩場があって長野県側が切れ落ちているところもありますが、問題なく通過できます。ただ、浮石混じりのガレ場が続きますので、注意が必要です。
宿泊した白馬山荘は、平日、白馬雪渓通行止めの影響か、わずか数グループの宿泊。個室でのんびりできました。
夕方から翌朝は、空はガスって星空やご来光は見えませんでしたが、ガスが晴れて、北アルプスの山々から八ヶ岳・南アルプス・富士山など主要な山々を見通せることができ、満足の行く山行となりました。
天候 | 1日目:曇り時々雨のち晴れ/ガス 2日目:曇り時々晴れ/ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗原から乗鞍岳までは岩ゴロゴロの斜面が続きます。踏み跡明瞭ですが、ガスったりした場合にはマークを頼りに慎重に進む必要があります。目印は明瞭かつ間違いやすいコースにはXマークがあり道迷いの心配はありません。岩はホールドがしっかり取れ登山靴が滑ることも少なく歩きやすいですが、下り時は浮石などに注意が必要です。 雷鳥坂を登った後は、上げ下げが繰り返される稜線歩きとなります。狭い痩せ尾根も少しばかりありますが、全般的に歩きやすいコースです。この稜線では、行きも帰りも雷鳥遭遇率100%。行きは4ペア8羽。帰りは3グループ10羽に遭遇。1グループペア+こども3羽を除きすべて夫婦。写真を撮ろうと追っかけると逃げますが、じっと待っていると近づいてきます。 小蓮華山からはがれた稜線の上り下りが続き、歩いてきた距離もかさむので心が折れそうになりますが、目の前に白馬岳の圧倒的な姿が見え隠れし、大興奮。槍の穂先が雲間に見えると興奮は最高潮に。山頂付近は強風が吹いていて急激に気温が下がりますが、なんとかコースタイムで踏破できました。 下山時は、ガスも晴れてダイナミックな稜線歩きが楽しめましたが、これから歩く稜線がすべて見渡せるため、先々のコースの辛さが思いやられます。全般的にダイナミックな稜線歩きが楽しめます。今回は花は終了していましたが、ウルップ草の残骸やチングルマの穂が稜線の左右を埋めていて、盛夏はさぞ素晴らしい花畑が見られることと想像し、次回はそのような時期に歩いてみたいと思いました。 |
写真
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