櫛形山〜思ったより雪深く楽しめた(ピーク踏みそびれw)
- GPS
- 06:42
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 1,464m
コースタイム
<山梨交通バス>十五所経由・鰍沢営業所 行
08:05甲府駅〜08:42小笠原下仲町バス停
08:45<タクシー/2,600円>〜09:05南アルプス市・県民の森
09:18県民の森 出発〜中尾根登山道
09:33 1,000m標示
09:43 1,100m標示
09:50 1,200m標示
10:11中尾根中間点(林道)
10:23 1,600m標示
10:51軽アイゼン装着10:56
11:06ほこら平(分岐)
11:19池の茶屋登山口への分岐標示11:24
(一度通過するも戻って、分岐を左折(池の茶屋方面)
11:51櫛形山山頂/池の茶屋登山口への分岐標示
12:00櫛形山山頂(いわゆる偽ピーク2,053.5m)〜ランチ休憩12:30
12:37分岐標示に戻る
13:02裸山山頂(2,002.6m)
13:33アヤメ平
13:55唐松岳
(尾根の行き止まり箇所近辺でルート探しに惑う)
14:41丸山の鞍部(青テープ印)〜軽アイゼンをはず14:48
(踏み跡が殆どない枯れ葉に覆われた急坂〜木が生い茂る沢を下る)
15:16平成峡入口
15:23見晴平15:30
15:30北尾根登山道に入る
15:50北尾根登山道途中から北へ分岐する山道にルートをとり、林道に出る
16:00県民の森
16:07タクシー発(2,960円)〜16:22小笠原橋バス停
16:53小笠原橋〜17:28甲府駅
17:45甲府駅<高速バス>〜19:52新宿西口バスターミナル
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
●下山後=県民の森からタクシー(電話で配車)〜小笠原橋バス停(山梨交通バス)〜JR甲府駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・県民の森〜(中尾根登山道)〜櫛形山 1200mを越えた辺りから雪道になり、傾斜が緩いためアイゼン無しで行けましたが1600mを越えたところでアイゼンをつけました。もっと早くつけてもよいかな、と。軽アイゼンより10本〜刃の方がよいでしょう。私は6本刃の軽アイゼンでしたが・・・。 ほこら小屋をこえてルートを北西方向にとるところで、最初に現れる「池の茶屋登山口」という標示のルートは、山頂へは直結していません。このルート地図には載っていないかな? ・櫛形山〜裸山 それなりにトレースがあったので迷う箇所、危険個所もなし。裸山に近づくにつれてそれまでよりグっと積雪量が増えました。 ・裸山〜アヤメ平 若干トレースがあやふやですが、大丈夫でしょう。この日一番雪が深かったのがこのアヤメ平周辺で、分岐から唐松岳方面へ向かう両脇をロープで仕切られた道が特に。トレースはいっさいなくさらっさらの雪で、膝上まで埋まりました。 ・アヤメ平〜唐松岳 ところどころに古いトレースらしきものがある程度で、動物の足跡ばかりに。ただ尾根のど真ん中を忠実に歩けばよいので迷いやすくはない。 ・唐松岳〜丸山鞍部 尾根のど真ん中を忠実に歩いていると、右斜め前方に丸山が見える頃に尾根が途切れる箇所が。少し戻って右手に降りる道らしきものがあり、その先にピンク色テープの目印があります。が、右手に入る箇所がわかりにくかった。 ・丸山鞍部〜 この日、ここからの下降は雪がありませんでした。ここから平成峡入口までの急降下は、、、道はなく勾配も急で土も脆いので尻餅くらいはついてしまうかも。初級者は避けた方が良さそうです。降りた先が沢なのですが、そこが藪(木が生い茂っている)なので、私は右手に大きく迂回しました。多少藪漕ぎしましたが。 ・見晴台〜北尾根登山道〜(林道)〜県民の森 先ほどの丸山鞍部からの急降下なみの箇所を避けたいがために私は北へ大きく迂回して結果遠回りしてしまいました。それ以外、基本的に普通の登山道。最後の林道は凍結している箇所があり、歩く際はちょっと注意、かな。 |
写真
感想
先週末の秩父槍ヶ岳(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-96363.html)でちょいと危なっかしいことをやって、周囲からも「いい加減にしろ」と注意されたので(汗)、今回はリスクの少ない山にしてみました。
櫛形山はもともと意識の中には全然なかった山でして、Yahoo!地図で山梨エリアを適当に見ていて、意外と標高があるなー、くらいでした。”前衛”とはいえ南アルプスの一角、というのが気に入りました。
で、ヤマレコで検索してみたら、この山を数十回も経験しているというC-chanさんの12/21の山行記録(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-91540.html)があったので、かなり参考にさせていただきました(多謝)。
いつも通り、目的地の山のことは事前に徹底的に調べたうえで、コースもほぼC-chanさんのルートを拝借することに。アプローチの電車、バス、タクシーのこともばっちり。
事前の予想としては、、、
・他の登山者はほとんどいないだろう(←これは当たり。一人も会わず)
・雪を期待したいが少ないだろう(タクシーから見ていてもそう思った)
といったところ。
アイゼンは10本刃は要らないだろうと判断し、6本刃の軽アイゼンにしました。
登山口へのアプローチは順調に時間通り。
全体を通して、丸山鞍部からの下降を除き、2,000m峰のわりに急登が殆どなく、歩きやすいな、という印象。
雪は、1,600mを越えた辺りからまともな雪道になり、途切れ途切れになるかと思いきや、どんどん深くなっていき、うれしい誤算。何か、いかにも「冬の山に来たよ」的気分に浸れました。
GPSログで今回の山行を振り返って、ポイントを3点。
1.ほこら小屋を過ぎて、その先に櫛形山山頂(その先に池の茶屋登山口)へ向かうルートが出てくる、と地図にあったので、最初に現れた「池の茶屋登山口」標示がソレかと思ったけど違っていました。いわゆる原生林コースか。C-chanさんのルートは、そこをそのまま進みグルっとまわって、先に奥仙重→その後偽ピークの順でしたが、無雪期を経験していない山=今回が初入山だったのでルートファインディングは無理をせず、尾根に移動しました。
2.それと若干関連で、中尾根登山道から山頂へ向かう際、通過する順番が奥仙重→偽ピークと勘違いしてたのかな、三角点はきっと雪に埋もれて見えなかったんだろう、、、くらいに思って、今回リアル・ピークを踏みそびれてしまいました(汗)。また次の機会にでも。
3.丸山鞍部からの下降
思った以上に道がなくて少し驚きました。さすが地元の方がとるルートだな、と。ただ先週末の秩父槍でもっとひどい(笑)ルートを経験していたので、全然OKでした。
時間がなかったので行きませんでしたが、丸山山頂ってどんなんだろう。
総括すると、非常に充実した楽しい山行でした。他の登山者とは1人も会わなかったので、完全貸切状態。
雪も豊富だし(来月はもっと降るかも?)穴場的に超おすすめですね。
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