大雪山(黒岳〜北鎮岳〜愛別岳)
- GPS
- 10:54
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,567m
- 下り
- 1,549m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 10:53
天候 | 晴れのち曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
運行時間は季節により異なるので要確認 (株)りんゆう観光01658-5-3031 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特別危険箇所、異常箇所等ありません 愛別岳分岐から愛別岳へ向かう下り急勾配は滑落に注意してください |
写真
感想
今回は以前に雌阿寒岳と大雪山でお会いしたmicpassさんとそのお友だちの計3名での初コラボ登山です
本当なら私も一緒にテン泊する予定でしたが、1週間前に不覚にも体調を崩してしまい、前日になっても咳が治まらなかったので「これじゃテン場の厄介者になってしまう〜」と言うことで、私だけ朝一のロープウェイに乗り、黒岳石室でお二方と合流しました
例年なら見事な紅葉を楽しめる大雪山ですが、今年はまだ見頃には早いようでした。それでも黒岳から眺めるニセイカウシュッペ方向のキラキラと輝く雲海、ウラシマツツジやナナカマドなどの紅、橙、黄色にハイマツの緑とのコントラストの美しさは正にカムイミンタラ………
これ程癒されていく空間に居られる贅沢さ…そして今日は両手に花!?
そんな幸せ気分で今年の目標のひとつ、愛別岳を目指してみました
層雲峡から見上げた青空は黒岳まで。白雲岳や旭岳、北鎮岳などの代表的な山々は濃いガスで何も見えません。しかし「てんきとくらす」では晴れのA予報。僅かな望みを胸にお鉢平、北鎮岳へと進んでみてもむしろガスは濃くなるようです
いよいよ比布岳を過ぎて安足間岳とのヤセ尾根上にある愛別岳の地味〜な分岐に立ちました
「え、こんな所を降りていくの?………」噂通りのロケーション
濃いガスで視界が効かないのがむしろラッキーなのか…
慎重に慎重に一歩ずつ下って行くと案外早く恐怖を感じる場所から抜け出したような気がしました
幾つかのアップダウンをやり過ごすと無機質だったザレ場から植物の生えているエリアへ。ここまで来るとようやく愛別岳らしき姿が見えてきました
ザレ場、ガレ場、岩場と変化に富んだ急登をよじ登るといよいよ頂上。3人で同時に三角点にタッチ!
それぞれ昼食を食べ始めた頃でしょうか、その時運命の悪戯か…奇跡が起きました
それまで濃いガスに包まれ何一つ見えなかった辺りの風景がスーっと下の方から視界が広がり、あれよあれよと言う間に丸見えになってしまいました。その荒涼とした風景と今歩いて来たヤセ尾根、紅葉が始まった沼の平は勿論のこと、遥か遠くまで見渡せるようになりました。
3人は愛別岳の山頂で、最終のリフトに間に合うようギリギリまで思いきり楽しんでから下山しましたが、それでも何度も振り返りながらその姿を瞼に焼きつけているようでした
下山して間もなく、再び濃いガスに包まれ、やがて雪混じりの小雨になりました
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