熊野古道小辺路:高野山→熊野本宮のはずが、高野山←→伯母子岳ピストン
- GPS
- 13:04
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,180m
- 下り
- 1,885m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:21
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:56
天候 | 1日目:曇り時々晴れ、2日目:曇り一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
南海りんかんバスで千手院橋バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険ところはありません 案内地図をダウンロード。細かなことがいっぱい乗っています。 実際の距離と地図(絵)上の距離が一致していないことに初めて気づきました 1日目のコースログはとびとびで実際に歩いたコースとは異なります。実際は99%小辺路を歩きました。 |
その他周辺情報 | 本宮にはたくさん温泉があるのでどこがいいか迷います(結局行っていないのでよくわからないまま) |
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
9月17日から19日の予定だったのですが台風16号の影響で21日からに変更しました。
小辺路の謳い文句は1000m級の山や峠を3つも超える丁ハードな巡礼の道、ただし距離は短いよ!?だったような気がする・・・。
で、謳い文句通りの激下り、その後直ぐの激登りでした。
高野山千手院橋でバスを降り金剛三昧院から小辺路に入ります。ほどなくろくろ峠・高野山女人道大滝口です。うっすらと陽の射すぼちぼちの天気です。昨日の台風の影響か道はぬかるんで泥の中に足がはまらないよう気をつけて歩きます。
薄峠です。下りが始まります。下るにつれどんどん傾斜が急になります。もう、足の指先が悲鳴を上げています。いい加減下ってセメントの急勾配。雨上がりで苔が生えて、どうぞ滑って転んでください!といわんばかり・・・。今回は古道歩き(アスファルト歩き)に備えてローカットのトレッキングシューズ。ランニングシューズやトレランシューズに比べハードな作りとはいえ、足が持つのか心配です。
やっと、他の方のレコで見た赤い欄干の橋。川の水量も豊富で勢いよく流れています。
一息ついて橋を渡ると、休む暇もなく急登りの始まり。セメント道がつらい!暫く登ると高野山からの道に合流。先日ストリートビューで確認した道に出た。確かここも急だったな、でも、車も橋の法は勾配がきつすぎて降りてこられなかったんだろうなぁ。
つづら折れの坂をいくつも登って大滝の集落です。集落といってもほんの数軒です。民家の軒先からまた、山道に入りやっと古道歩きらしくなります。数軒の民家(無人でしょうね)を過ぎて暫く歩くと龍神高野スカイラインです。記憶では1km少々のつもりでしたが実際には1.6km位歩き水ヶ峰分岐です。
水ヶ峰分岐もいきなりの急登。「クマ注意!」の看板もあるし結構疲れます。しかし、水ヶ峰集落跡を過ぎると下ります。足跡が1人分。でもどうも雨の降った後の足跡のよう・・・。ということは今日誰か先行する方がいる?
山道から林道タイノ原線に合流したところで1人昼食を摂っておられました。この方が先行者でした。今日は大股までとのことなので、挨拶のみでそのまま先に進みます。アスファルトが延々続きます。10分あまり歩くと東屋があったので小休止&給食です。
しばらく林道と交差しながら歩き最後は大股の集落に向けて下ります。大滝の時と同じく後半になるにしたがって急下りです。赤い屋根が見えたと思うとラジオ体操第1が流れてきます。あれ、運動会?違いましたが、何だったのかよくわからないまま。
大股のバス停でトイレを借り自販機でコーラ(ペプシです)と思ったのですが、売り切れ。仕方ないのでお茶を買って出発。
橋を渡るとすぐに急登です。民家の間を抜け、道のわきに水道の蛇口があったので借りて、顔を洗い水をがぶがぶ飲みます。自販機から200mも来ていないのに・・・。
集落を外れると集落の墓地があり住民のおじさんが花を供えておられました。今日は彼岸でした。しかし、めちゃ急登です。あの年になってこの急坂を登るなんて、いくらご先祖様の墓があるとはいえ大変なこと。
ひとごとではなく、そこからしばらく九十九折りの急坂を1時間足らず格闘してやっと、萱小屋跡です。そこから檜峠までも急登とだらだら登りとを約1時間。
峠でほっと一息。その先はなだらかな上り下りでコースタイムよりも早めに伯母子峠に到着。山小屋思ったよりきれいやん!と思ったらそれはトイレのほう(トイレは使っていませんが)。扉を開けると薄暗く、黴た湿気た空気が淀んでいて、躊躇しましたが、とりあえずザックを下ろし、伯母子岳山頂へ向かいます。
山頂は予想通りの眞白けで360度ただ、ガス。晴れてたら素晴らしいだろうなぁ・・・。
峠まで下って、再度小屋の中へ。小屋の横も空いているのでテントを張ろうか相当迷いましたが、明日はテント決定だし、雨の可能性も高い。テント張ってこれから雨に降られると2日間とも雨になる、それはいやだ、ということで小屋泊まりを選択しました。結果的に夜中に風雨が強まり小屋泊まりは大正解。
全体の行程が長いので食事はα化米とフリーズドライ。さみしい夕食。ビールも飲んだけどトイレに行くのが嫌なので1本しか飲まず。
長い夜を過ごし、翌朝6時過ぎの天気予報を聞くと、奈良県南部・雨、ところにより雷を伴って激しく降る。午後からの降水確率は50%以上。和歌山県南部・雨・・・。
小屋の外に出るも真っ白け。昨日同様三田谷方面からは風と共にガスが登ってくる。
1時間ほどうじうじと考えたが撤収!
7時出発予定が8時に。でも、引き返すのだから・・・、確か大股で午前中、10時台にバスがあったはず・・・。今日は大股10時でおしまい。
そう思いながら大股に向け下っていると萱小屋の手前の急下り(大又方面からは急登り)で1人の登山者と遭遇。なんと、昨日林道わきでお話しした方。尋ねると今日は昴の里方面まで?まんどころ?までだそう。その後新宮まで歩かれるとか(小辺路+小雲取大雲取+熊野速玉大社?)。
すれ違った後、ひとしきり悔やみましたが自分で撤退を決めたこと。割り切って大又のバス停に9時40分到着。午前中は・・・、7時台に1本。あとは夕方17時台。しかも、反対方向。
30分余りぐずぐずしましたが、結局高野山に向け歩くことに。
しかし、竜神高野スカイラインとの合流付近に野迫川村総合案内所があることを発見!バスもあるかも?最低限、自販機があってコーラが飲める!と思い、ルート変更。
結局自販機はなく、レストラン鶴姫でコーラを頼み、ついでにバスも予約してもらい(完全予約制。レストランに入らなければバス停の前でぼーっとしてて、気が付いたらバス通貨なんてことになってた?)
ヤマレコMAPを使って山に登ろう! by ヤマレコ
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