岩木山(岩木山神社→焼止り避難小屋→鳳鳴ヒュッテ→岩木山→赤倉神社→堂ヶ沢)
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,608m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(+大宮〜新潟新幹線自由席\4,220×2 +新潟〜秋田乗継自由席\970×2 +秋田〜弘前自由席\1,340×2) 弘前駅→岩木山神社(弘南バス)\710 堂が沢北口→弘前駅(弘南バス)¥750 |
写真
感想
百名山82座目になります。
残り19、遠いところがほとんどなのでゆっくり進めていきます。
今回は岩木山。登りは岩木山神社からのルートであっさり決定、下りはこちらも古いルート、赤倉ルートにしました。
弘前への交通はあえて新潟から日本海沿いに北上。新潟からいなほ、つがると在来特急に乗ること5時間余り。楽しい旅でした。弘前市内に宿泊ですが、夕方の時間を利用して弘前城へ。310円払って優良区域にはいり、天守を見たら、何か建ち方に違和感。中に入って良くわかりました。現在、石垣修復のため天守が曳家されていたのです。正規の場所から100m近く動いているとのこと。なかなか驚きでした。
さて、翌朝7時のバスで岩木山神社へ。20人近く乗って盛況です。車窓から見ると山頂が雲から出たり入ったり。バス停から立派な鳥居を通って神社の中に入り、登山道へ入ります。
なお、GPSがいきなり七曲まで飛びました。ちょっとがっくりしながら歩を進めますが、非常にゆったりと登っていきます。姥石を過ぎてもゆったりゆったり。こんな調子だといつ終わるかわからないと思っていると、道は東へトラバースするようになって焼止りヒュッテ。ここからは岩が多くなり、また傾斜もきつくなってぐんぐんと高度を上げます。遙か上に見えていた大きな岩がいつの間にか近くなって、小さな池の横を一気に登ると鳳鳴ヒュッテ。嶽温泉方面からの人も合流して大変な賑わいです。ヒュッテに鐘がつるされていましたが、これが鳴らすと耳をふさぎたくなるような大音響で鳴ります。
さて、ここからは岩ごろごろの急斜面を一気に登っていきます。結構危ないくらい急で、とても初心者向きとは言えないような感じでした。一度斜面を登り切って少しフラットになって、再度斜面を登ると山頂です。山頂もかなりの賑わいでした。残念ですが展望はなし。
下りは赤倉ルートですが、いきなりヤブっぽい道を下っていきます。また人が一気にいなくなりました。最後までですれ違ったのは5〜6人というところでしょうか。赤いリボン頼りにヤブの中の道を下ります。傾斜もそれなりにあるので慎重に歩く分安全かもしれませんね。このルートはとにかく石像が多い。観音様が最も大きいものでしたが、小さいものはいくつも置かれていました。
とにかくヤブを下っていったらいつの間にか道は極めて緩やかな歩きやすい道に。その後尾根を外れるとしばらくは岩ごろごろのところを歩いていきます。それが終わるころに伯母石。それ以降はまた緩い下りになって、左に何か見えたなとおもったら行者小屋。大きな建物ですが営業はしていないようで少し不気味です。さらに下ると赤倉山神社。これ以降は車道です。すぐのところにあった大石神社というところは大きな霊場のようで、龍が絡んだ鳥居は初めてみました。
鈴なりのリンゴ園にそってひたすらあるき、こんもりした山の左を巻くとバス通りです。しばらく歩くと大石神社前というバス停があって、時間を見たら次は16時過ぎ。まだ90分以上あります。待つのも淋しいので駅の方へ歩いて行きました。歩くこと一時間、堂が沢のバス停からちょうど良い時間のバスが出ていて、喜んでそれに乗って帰って来ましたが、弘南バスさんには悪いですけど今まで乗った中で一番ボロいバスといっても過言ではないレベルでした。室内の様子もボロボロだし、乗り心地も極悪。文句を言うつもりはないんですけど、びっくりしましたね。
この日も市内に宿泊し、翌日再度つがる、いなほと乗ってゆっくり帰って来ました。
予定通りあるけて大満足です。100名山を増やすのは今年最後、また来シーズンに向けて。
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