〆圧倒されたムーミン谷と紅葉の秋田駒ヶ岳 『歩いてきた裏岩手連峰縦走路と岩手山を見に…』【二百】
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 10:59
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,372m
- 下り
- 1,432m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 10:48
天候 | 晴れのちくもりのり雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
前日宿泊地:国見温泉森山荘 復路:乳頭温泉国民休暇村(路線バス・820円)田沢湖(JR・670円)大曲(高速バスJAMJMA号・4500円) バスタ新宿(JR)自宅 |
写真
感想
〜圧倒されたムーミン谷と紅葉の秋田駒〜
裏岩手連峰縦走路と岩手山を見に…
――――――――――『四日目』―――――――――
9月27日(火)
国見温泉登山口〜乳頭温泉(国民休暇村)
↓『初秋の裏岩手山連峰縦走路』1日目〜3日目↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-969566.html
国見温泉は短時間でも本当に温まるのでせっかくなので朝風呂にも入り出発。
天気はまずまずで直前の天気予報が悪かっただけに、歩ける事が幸せに感じる。
200名山の秋田駒ヶ岳、国見温泉口の登山道はよく整備されていて、朝一でもペースがつかみやすかった。
横長根の尾根に取り付くと少しずつ眺望も開け、雲海と紅葉が素晴らしかった。
尾根を途中から巻きムーミン谷へ進路を取ると、深い谷のようでもあり、お鉢の中のようでもある場所には、草紅葉のチングルマの葉が広がりに驚いた。
本来花の時期に来るべき所なのかもしれなが、その地形と紅葉だけでも十分感動できる場所で、レコなどには『騙されたと思ってとにかく行ってみた方が良い』というコメントがあったが、その通りですと言いたい(^_^)
そもそも机上登山では、三日間歩いたトレイルを見返すことができたらと秋田駒を計画したが、いつか花の時期のムーミン谷を見たい気持ちでいっぱいになった。
お嫁ちゃんいわく、『ムーミン谷と名付けた人はセンスがある』と、私も同感です。
時間的に女岳はキャンセル、昭文社の地図にはルート記載はないがトレースも明瞭で歩いているグループもいて噴煙が上がっているのが気になるが、大きな問題なく歩けるのだろう。
私たちは、先ほどまで見上げていた男岳(おだけ)に上がると、そこからは歩いて来たルート、和賀岳方面には雲海が尾根をナイアガラの滝のようにまたいでいる。
男女岳(おなめだけ)は阿弥陀池と避難小屋を挟んで登場、トイレ休憩を兼ねて小屋経由で秋田駒最高峰へ整備された登山道を上がる。
山頂からは、岩手山から八幡平へ伸びる裏岩手山連峰縦走路が本当によく見え、特に三ツ石山山頂の巨岩は金峰山の五丈岩を思い出させるシルエットでシンボルになる。
田沢湖方面には長く長く延びた尾根が続いていて、どこをみても楽しかった。
再度避難小屋を経由する際に中を見学すると、2階のみが就寝スペースで小さめの作りだった。
横岳まで再度登り返し稜線歩きに戻る、天気予報では15時ぐらいから雨が降り出すようなので、乳頭山までは足を伸ばす事は出来ないが、湯森山へ続く道を見ているともう少し稜線歩きを楽しむ事にする。
焼森からは振り返ると阿弥陀避難小屋と男岳、前には乳頭山が遠くに見えている。
なだらかに下りなだらかに登ると湯森山、鞍部あたりに小さな流れがあり水場の指定地にもなっている、乳頭山まで行くのであれば良い補給位置になるのだろう。
湯森山につく頃には、ザックカバーとシェルを着る程度の雨がパラついてきた。
同時に雲も降りてきたので、温泉モードに切り替える。
笹森山の中腹を巻いて雨が本降りになる前に樹林帯には入りたくギアを上げたいが、崩落地が手ごわく我慢のペース、樹林帯に入るその頃には雨もあがり足早に樹林帯を抜けると最後は広い笹っぱらの先にロードが見え今回の山歩きを終えた。
バスの時間をチェックすると1時間ちょっとあったので国民休暇村の立ち寄り湯でゆっくりでき自分達も下界の装いに変わる為、荷物整理しているとすぐにバスの時間になっていた。
外は大雨で、秋田駒のバッチをあわてて買って少し遅れてきたバスに乗り込む。
乗換を調べると乗継は悪く田沢湖駅で1時間程待ち時間があるようなので駅前食堂で夕食と時間調整をした。
肉鍋定食と稲庭うどんはとても美味しかった。
切符にスタンプを押してもらうなんて久しぶりで、ボタンを押さないと開かない電車にはだいぶ慣れたもだった。
各駅停車で大曲まで1時間弱ゆられながら今回の旅の余韻をサーモスに残ったお湯に味をつけて飲んでいると、まだ山にいるよう感覚になった。
高速バスでは疲れもあってか気づくと、大宮でバスにしてはよく眠れた。
大宮で停車した後、新宿までが道が混んでいたのか定刻より遅れて新宿に到着。
やはり大宮で降りて電車にしておくべきだったと思いながら、思ったより空いている電車で仕事モードに切り替え今回の旅も終わる。
〜【立ち寄った場所について】〜
秋田駒ヶ岳
日本二百名山(18座目)
新日本百名山
新・花の百名山
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
去年似たようなコース(秋田駒〜乳頭山)を歩いたこともあり
想い出と所々重ねて読ませてもらいました
しかしムーミン谷を知らずに歩かなかったことを後悔させられました(笑)
またぜひ行かないとですね
紅葉もとてもいい時期だったみたいですねぇ
秋田駒〜乳頭山のレコ、らしくて😏😏して見ました。
私たちも乳頭山を目指してはいたんですよ(笑)でも味わうにはもう一日必要ですね、ムーミン谷のコースタイムには少しうっとりする時間を含むと良いですかね。
良いときに歩かれていて、おかげさまで歩いたような気持ちになれました。
お互い、またこの山に呼ばれているようですね(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する