雌阿寒岳・阿寒富士・雄阿寒岳
- GPS
- 16:07
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,355m
- 下り
- 2,340m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:03
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:19
歩行距離、累積標高(+, -)
12.8km, +1,292m, -1272m
<雄阿寒岳>(GPS+10mメッシュ標高)
歩行距離、累積標高(+, -)
12.3km, +1,222m, -1,216m
天候 | 9月22日:曇り時々晴れ 9月23日:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雌阿寒岳・雄阿寒岳とも登山道は整備されており、危険を感じる箇所はないです。 山中に水場やトイレはありません。 その他、私なりの気づき事項を列記します: <雌阿寒岳・阿寒富士> ・雌阿寒温泉登山口駐車場は20-30台置けそうだが、サロマ湖畔のキャンプ場1泊しモタモタしてたのもあるが、9時近くで9割方埋まっていた。紅葉最盛期だと早く来ないと確保が難しいかなと感じた。 ・登り前半は樹林帯歩き、時折段差のある箇所もあるが、気になるほどではない。 ・後半は眺望が拡がり快適歩き。8合目あたりから多少急登になるが、私は脚が痛いこともあり、ゆっくり歩いたのでまったく問題なかった。 ・火口周辺は晴れていると絶景なんでしょうが、当日は半分以上ガスで真っ白。山頂で休憩時に北側の眺望が開け、火口の荒々しい姿が見れた。 ・阿寒富士は往復小一時間なので、余裕があれば是非お勧め。火山性の小石がズルズルと少し登りづらいので、フラットフッティングを心がけて登りました。下りは逆に早いです。 ・オンネトーコースの下りは最初快適歩きだが、後半段差のある急降下箇所が続いた印象あり。この時期、沢山のキノコが生えている。 ・オンネトーから雌阿寒温泉Pまではノンビリ歩きながら、標高差100m以上あり多少汗は出る。雌阿寒温泉手前は木道が敷かれているが、ルートが川になっており少々歩きづらい。 <雄阿寒岳> ・5合目(実際には8合目らしい)まで、ほぼ眺望の無い樹林帯歩き。 ・倒木で9月頭は入山禁止だったらしいが、迂回路など今は整備され通行に支障はない。(倒木をくぐるシーンは何度もあり) ・雌阿寒岳より歩く人が少ないのか、笹や木の葉が少々ウルサイ箇所あり。 ・雨の樹林帯歩きもシットリといい味出していいかなと思いました。ただ、笹や木がルートにはみ出しているので、傘をさして歩いてもスパッツだけでなく雨具下、時折上も必要と思いました。 ・ガスで真っ白な眺望なのは仕方ないので、他の方のレコで満足(笑)。 ・下山直前の焦りからか、倒木の迂回路のあと次郎湖まで下ってしまい、少し登り返して太郎湖へのルートに戻る。 |
その他周辺情報 | 阿寒温泉:雌阿寒岳のあと夜半から雨予報もあり、テン泊を変更し阿寒湖畔の宿に急遽一泊することに。温泉は内湯・露天もあり、阿寒湖や雄阿寒岳を眺めながらの温泉は最高でした。ただし、硫黄泉がお好きなら雌阿寒温泉が道内でも指折りらしくお勧めです。 |
写真
感想
仕事でパツパツの頭と体を充電すべく、道東の山をノンビリ歩く旅に出かけてきました。
初日は移動日、女満別空港に午後入り、サロマ湖展望台(幌岩山)からオホーツク海をボーっと眺め、近くのキャンプ場で一泊。朝、モタモタ朝食食ったりして遅発のため雌阿寒温泉登山口に9時頃到着。20台くらい置ける駐車場は9割方埋まっていた。(紅葉シーズンだと遅すぎ?)
樹林帯をノンビリ歩く。左足は股関節や足首、右足は膝の痛みもあり早く歩けない。(泣)それでも、山ガール3名と前後しながら登っていくと、樹林帯から下界が見渡せるようになる。その先から岩が出てきてゴロゴロ歩き。岩登りシーンは全くないのでご安心を。火口稜線からガスが出てきて生憎の真っ白。それでも赤池や北部の火口原越しの阿寒湖など垣間見ることができ大満足。
火口周辺では数年前に噴火した噴気がまだ出ていて活火山だなと再認識。
昼飯(といってもパンとオニギリ)を食ったらオンネトーコースで下ります。
折角なので阿寒富士までピストン。Zig Zagのルートで滑りながらCT以内で山頂に到着。ガスで真っ白な山頂標識だけ撮影し、下りにかかる。
オンネトーコースは最初緩斜面で歩きやすいが後半は落差の大きな根っこ地帯が続く。キノコのオンパレードに癒されながらノンビリ(とはいえ日没時刻を気にしながら)下る。
オンネトーは静かな湖。反対側に絶景ポイントがあるらしいが、周る時間無く雌阿寒温泉登山口までのルートを歩く。小一時間だが意外と登りがあり(標高差100m+α)収まった汗が少し噴き出す。
雌阿寒温泉は硫黄泉でいい感じながら、今宵の阿寒湖温泉へと向かう。
夜半から雨予報なのでテン泊を諦め、急遽ホテルを予約。温泉に朝晩3度入ったのと、バイキングはちゃっかり朝晩堪能したのはいうまでもない(笑)。
さて、翌朝。7時には止むとの予報だった雨が降りしきっている。朝から温泉と朝食バイキングで時間調整のあと、雨が小降りになったので意を決して登山口へ。先の台風の影響で、9月頭は倒木で登山禁止だったようだが、ホテルで聞くと今は歩けるらしい。登山記録簿には9時ながら誰も入山していない。ひょっとして今日は私の貸切?(笑)
雨の樹林帯歩きもオツなもの。雨具で蒸せかえる他はいい味な歩きが楽しめる。
上の雨具は暑いので傘をさして下だけ雨具+スパッツでノンビリ歩き。笹や木々がウルサイところだけ雨具の上を着ました。五合目の標識は実質八合目らしいです。それまで半時間位おきに出ていた合目標識が、ここからは15分おき位に出てくる。火口稜線に出るもやはりガスで真っ白、かつ風も強い。山頂でいつもどおりパンとオニギリを押し込み下山開始。
下りは登ってきたルートの逆走なので安心感がある。途中、熊が出ないかとヒヤヒヤしつつ歩いたが、エゾ鹿(雌)が不思議そうにこっちを見ていた(写真#58)以外は誰とも会わずな1日だった。
最後、倒木を迂回し下ると次郎湖に出てしまった。少し登り返して太郎湖までのルートに復帰。
雌・雄阿寒岳、どっちもいい山と思いました。阿寒周辺はまた機会みて再訪したいです。
ヤマレコMAPを使って山に登ろう! by ヤマレコ
おっと!23日を休暇にされて、3泊4日の道東山巡りに出かけられたのですね
サロマ湖畔の幌岩山にも立ち寄られましたか。
拙者も雨に降られて山休日となった時に登ったことがあります。
なんと・・・過去レコとしてアップしてます。
さて雌阿寒も雄阿寒も連続して登られたのですか。
雄阿寒では雨しとしとで残念でしたね。
でも拙者は歩いたことがないので、野中温泉の硫黄泉をセットにして訪ねてみたいです。
隊長
隊長、こんばんは!
そうなんです、仕事でテンパってたこともあり、のんびりリフレッシュ歩きに行ってました。いつもの山行では寸暇を惜しんで歩き続けるのですが、今回はマッタリしようと思いました。歳のせいかな?
隊長もサロマ湖畔の幌岩山や雌阿寒も過去レコで登られてましたよね。
うっすら記憶があったので、似たようなコースだったのかもな と思っていました。
雌阿寒からは絶景だったのですね。あらためてレコ拝見し、私が見れなかった雄阿寒の雄姿が見れた気になり満足できました
雄阿寒は雨のシットリ歩きで登山簿を帰りにも見たのですがやはり私の貸切(?)だったようです。でも、眺望ゼロだったので機会があればリベンジしたいです。
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