965 畑〜地蔵山〜村井
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- GPS
- 05:30
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 613m
- 下り
- 694m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:江若交通バス 朽木学校BS |
コース状況/ 危険箇所等 |
ハイキングコース |
写真
感想
今年の9月後半は、台風が上陸したり秋雨が続いたりで、なかなかすっきりと晴れる日は少なかったような。
ずっと山行きの日を狙ってついに月末になってしまいました。
9月最後の日にやっと晴れたので、比良の地蔵山に登ってきました。
畑のバス停から舗装路を登っく行くと棚田の風景になります。滋賀県で唯一「日本の棚田百選」に選ばれた「畑の棚田」です。
刈入れが済んだところが多く、もう少し時期が早ければ実った稲穂にあふれた棚田が見られたのでしょう。
鹿よけのフェンスを通り抜け基幹林道を横切ると杉林の中の比較的明るい地道に変わります。やがて尾根に出ると洗掘された道をジグザグに登りヨコタニ峠に着きます。朽木越の古道の佇まいを感じるとても良い道です。
ヨコタ二峠からは比良北稜の縦走路を歩きます。緩やかな尾根道は暫く自然林が続きます。やがて朽木側に人工林が現れ、その境を歩いてゆきます。
最後の急登をクリアすると地蔵峠に着きます、
地蔵峠は名前の通り松ノ木の根元に石のお地蔵さまが大切に祀られていました。
そこから一登りで琵琶湖が開けた地蔵山の頂上です。琵琶湖側の正面にリトル比良の山並みが見えその向こうに伊吹山や奥琵琶湖も遠望できました。
下りに取る予定の朽木側の尾根には地道ですが林道がついていました。計画で参考にした古い案内書では杉やヒノキ植林の中の尾根道とされていましたが、ちょいと思惑外れです。
その林道は地蔵峠の下から方向を変えて北稜の尾根に沿って南に下って行きます。
時間に余裕があったので北稜の尾根を少し南に辿ってみました。ササ峠と思いますが、縦走路が西に曲がって行く地点で下山をどうしようかと。
このまま縦走路を辿り、イクワタ峠から新道を下り朽木栃生に出るか、地蔵峠に戻り尾根を下って村井に出るかです。
後者は地道とは言え林道歩きで下ることになりそうなので、前者に惹かれました。でも、これはルートの大幅変更であり、地形図もその部分は持っていなかったのでぐっと我慢をして地蔵峠に戻る後者を選択しました。
同じ尾根道で戻るのは面白くないので来るときに見えていた林道を辿って地蔵峠へ。
そこからは尾根を歩けるところはできるだけ尾根を辿り、林道歩きをできるだけ減らして(とは言え8割以上は林道でしたが)下りました。
標高590m付近で林道が大きく北に蛇行する地点からバリルートの下りに入りました。殆ど不明瞭な劇下りの道でしたが、人工林と自然林の境を下れば間違いないだろうとの予測のもと、もちろん地形図とコンパスと時々現れるテープも参考にして下ると下に林道が見えてきました。
予測通り先ほどの林道との合流点にどんぴしゃりと下りました。
そこには「地蔵山登山口」との道標もありました。ほっとしたので道標の写真はとり忘れましたが(笑)。
後は、林道をひたすら下って国道に出て村井のバス停へ。
時刻表を見ると、乗る予定の安曇川行きバスはあと2時間半後です。これはたまらんので、朽木学校のバス停まで1時間歩いて朽木学校始発の安曇川駅行きバスに乗ることにしました。
このバスには小学生が十人ほど乗り合わせました。小さな集落を回って行き、それぞれバス停にはお母さんがお出迎え。それ見てたら山奥の集落から通う、ちびちゃんたちがけなげに感じて涙が溢れてきました。
今日は山の古道や、地元の子供たちの様子も垣間見られとても有意義な一日でした。
今度は朽木栃生からのルートも歩こうと思って計画を練り始めました。でも、バス便が少なすぎますね。
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