鍋割山(大倉〜二俣〜後沢乗越〜鍋割山〜大倉尾根〜大倉) ※おそるべし丹沢の強力達
- GPS
- 07:30
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,216m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
→12:45鍋割山13:30↓
13:30鍋割山→14:00小丸→14:30金冷ノ頭→15:30堀山ノ家→16:30大倉バス停
天候 | 晴れ時々曇り 午後時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大倉 渋沢行き 16:10/18/38/55 17:08/35/48 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 危険箇所はなし 積雪状況 鍋割山→小丸→大丸→金冷ノ頭間(約1h)の日当りの悪い箇所は 4〜5冂度の積雪あり (下りもあり距離は長くないがアイゼン着用が懸命) |
写真
感想
今回は、お会いした二人の歩荷(強力)の方々(山小屋等へ人力で食料品等搬送される人)の凄さを実感した1日でした。
その1:お一人目は鍋割山荘へ薪を運ばれていた方
当方は、二俣よりペットボトル2本(4キロ)をやっとの思いで山荘まで
運びました(12時30分到着 約2時間)が、山荘へあと10分というところ
(12時20分頃)で、これからふもとに薪を取りにいかれる歩荷の方と挨拶してすれ違いました。(この時点ではその方が歩荷の方とはもちろん知りません。でも丁寧な挨拶の仕方だったので印象に残っていました。体脂肪率一桁という体型だったのでトレランやってる人だと思っていました。)
その後、山荘で鍋焼きうどんを頂き、13:40頃、山荘から出てくると、
薪を背負った歩荷も方がちょうど山荘に戻って来られました。
よく見ると先ほどすれちがった方です。
聞けば薪の重さは28キロ。
脳みそ混乱状態に陥りましたが、その方は山荘からの下り+28キロの薪を背負っての山荘までの上りの行程を約1時間半で戻って来られた事になります。
無理言ってその薪を背負わせて頂きましたが、平地なら少しは歩けそうですが、この薪を背負って山をこんなスピードで登るなんて、いつもより4キロ重いだけでゼェーゼェーいいながら登ってきた自分の体力のなさにガッカリでした。
その2:お二人目は、塔ノ岳の尊仏山荘?へ食料品を運ばれていた方
金冷ノ頭への途中でアイゼンの紐を締め直ししていた時、『これから山降りるのですか?』と声を掛けて下さった方。
ハイと返事しながら、その方を見てまた、脳みそ混乱状態です。
周りは雪景色。その方はTシャツに短パン(短パンがこれまた水着の様に超ショート)。足はボディービルダーの様な足。背中には発泡スチロール性の大きな箱が3段積み。なのに靴には簡易型の4本爪アイゼンだけ。
妻と二人しばらく目を合わせたまま言葉を失いました。
山も凄いが、それに関わる人達もこれまた凄過ぎです。
山荘で普通に食事できる事が、この様な方々に支えられている事。
なんとなくは理解していましたが、改めて感謝致します。
お身体ご自愛下さい。ありがとうございます。
新田次郎の『強力伝』読んでみます。
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