ロケに遭遇!火打山&妙高山
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- GPS
- 10:35
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,235m
- 下り
- 2,231m
コースタイム
- 山行
- 11:30
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 12:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(この日は工事で、信濃町IC〜上越JC通行止めのため妙高高原ICまで行けず) 笹ヶ峰登山口まで県道を30分ほど走る 登山口側とキャンプ場側に駐車場有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にある 下山届の提出も求められる 木道や階段、標識が整備されている。 長助池分岐から妙高山への登りは、 1キロの距離ながら標高差400mの岩場の急登 なめてかかると痛い目にあいます 道中水場はあるが、要煮沸。 暑くはなかったので、持参した2ℓの水で足りました。 トイレは笹ヶ峰駐車場キャンプ場側、高谷池ヒュッテ、黒沢池ヒュッテ(200円) |
その他周辺情報 | 笹ヶ峰からICへ向かう途中に、 杉野沢温泉「苗名の湯」450円 20時まで入浴可 |
写真
感想
10月に入っても、秋雨前線や台風の影響でなかなかお山に行けず、
悶々とした日を過ごしていました。
この3連休、9日10日は仕事なので、なんとかやりくりして金土は山行決定。
候補は3つ。
〃岳(早月尾根ピストン)
∪崟弌荒川(荒川小屋泊)
2仟如μ高
先週、東海地方で放送されたNHKの金とくで、
赤石・聖を縦走する山旅が放送されていて、
とても行ってみたくなっていたのですが、
どうも土曜の天気が怪しいので、△狼儔次
金曜ワンデーピストンでどちらにするか?
前回の登山からちょっと間隔があいているので、
憧れだけでは試練は克服できないし、
さすがに岩の殿堂に立ち向かうには調整不足は否めない。
そんな時、火打・妙高を後押しするニュースが!!
湊かなえさんの「山女日記」が、11月からBSで放送される。
湊かなえ原作 『山女日記』をドラマ化
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=07525
プレミアムドラマ「山女日記」〜女たちは頂きを目指して〜
【放送予定】
11月6日(日)放送スタート!
[BSプレミアム]後10:00〜10:49(全7回)
その舞台は、火打と妙高。行くしかない♪
金曜、午前1時、名古屋出発。
中央道、長野道、上信越道と車を飛ばす。
妙高高原で下りて笹ヶ峰に向かう予定が、
なんと上越JC〜信濃町ICが工事で通行止め。
信濃町で下り、標識に従って、笹ヶ峰に続く山道へ。
5時過ぎに到着。
支度を整え、明るくなった登山口で登山届を記入提出し、出発。
ず〜〜〜っと木道歩き。
雨か朝露か、滑りやすい。
前日の強風の影響か、十二曲りの初っ端で倒木で道が塞がれていた。
またいでクリアー。
十二曲りはさほど苦も無く通過し、分岐から高谷池ヒュッテへ。
左手に火打山、焼山、高谷池ヒュッテの三角屋根と眺めは上々。
霜のおりた白い木道はツルツル、ぐちょぐちょの泥寧にビビりながら着いた
アルプス展望台からは、後立山連峰が一望でき、感動。
高谷池ヒュッテを過ぎ、高台から振り返ると、枯れ草に囲まれた高谷池と
三角屋根の高谷池ヒュッテが日に照らされて、なんともメルヘンチック。
歩を進めて天狗の庭では、ちょっと風で水面は波打ってますが、
池の鏡に火打が映る、逆さ火打も見れました。
今年整備された階段を上り、天空に伸びるさまは、
3年前に行った蓮華温泉から朝日岳への道中の五輪尾根を
思い出させる光景でした。
ミヤマキンバイやシラタマが咲いているのを眺めていたら、
火打山山頂到着。
360度の大パノラマ!
雲海の上に、富士山、八ヶ岳、高妻、穂高、槍、
五竜、鹿島槍、白馬、目の前に焼山、
雨飾、新潟や東北の山々、
そして上越の町と日本海。
ここまで歩いてきたルート、高谷池、天狗の庭、
そして次に狙う妙高山。
山頂標と日本海をバックに記念撮影。
あれっ、テレビカメラでロケの撮影だ。
「ドローンを飛ばします」「ちょっと騒音があります」
「にっぽん百名山の撮影です」と案内があり、
村井美樹さんとガイドの方が山頂で手を振っているシーンを、
ドローンが離れていきながら、引きで俯瞰撮影してました。
放送は、10月31日の特番だそうで、映ってるかな?
あまり長居してられません。
次なる妙高へ。
高谷池までサクサク下り、茶臼山を過ぎると、黒沢池と
黒沢池ヒュッテが視界に入る。
このあたりのナナカマドがいい具合に赤く色づいてました。
黒沢池ヒュッテ前で昼食。
ここで、火打に登る途中ですれ違った北海道のおばさまグループと再会。
昨日燕温泉から妙高に登り、今日は火打、高谷池を回って、
黒沢池ヒュッテに戻ってきたそうで、私お手製の焼きそばを
豪華とおほめいただきありがとうございました。
大倉乗越に出ると、眼下に長助池、正面に威圧感あふれるいかつい妙高山。
トラバースを過ぎ、一旦下って、長助池分岐。
山頂まで残り1キロながら、標高差400mの岩場を登ります。
何度も立ち止まり、息を整え、行動食を口に入れながら、
悪戦苦闘した80分、ついに妙高山(北峰)登頂。
5分ほど先の最高点の妙高大神にも一応立ち寄り。
山女日記では、バンザイをするシーンが描かれていたので、
それに倣ってバンザイ\(^o^)/
左手には、山女日記の文庫本を持ってます。
この時間に私を含め4人滞在。
聞けば、御夫婦は黒沢池ヒュッテ泊まり、ソロの男性は笹ヶ峰に戻るというので、
着かず離れず後方を歩いていきました。
行きに木道の整備状況を確認していたので、暗くなる前に
富士見平分岐まで行ければ、なんとか笹ヶ峰にたどり着けるだろう。
十二曲りより先は、木道が整備されているので、
暗くなってもヘッドランプの明かりでも道迷いの心配なし。
気持ちは急くが、ロングコースで悲鳴を上げる足取りはおぼつかず。
樹木の向こうにきれいな夕焼け。
予想通り十二曲りの中途で、ついに日没。
まだ4キロもある。ヘッデンを灯して、ソロの男性と行動を共にする。
退職されてから百名山を登り始め、これで86座目。
新潟側から来たので上越道の通行止めで到着が遅れたそう。
先月、荒川、赤石、聖を周回したが、椹島の最終バスに乗り遅れ、
歩いて畑薙に戻った経験も伺いました。
行きに倒木でふさがれていた場所もきれいになっていて、無事通過。
なんとか歩き切り、共に下山届けを投函。
お世話になりました。ありがとうございました。
営業時間に間に合ったので、苗名の湯に浸かって汗を流す。
この日最後の入浴客だったので、湯船ひとりじめ。
いい山旅でした。
火打山への道のりには展望ポイント満載。花の時期にまた歩いてみたい。
妙高山はキツかった。燕温泉から滝を眺めながら歩いてみたい。
さて、高いお山は冬の気配。
日も短くなっています。
防寒対策を抜かりなく整えて、山歩きを楽しみたい。
追記
今回、妙高山を15時に出発して、笹ヶ峰まで歩きましたが、
一般的には黒沢池ヒュッテに泊まるべきです。
下山途中で日没を迎えるのは分かっていましたが、
木道に従えば迷わずたどり着けると判断したので、強行しました。
また、ご一緒した方も登山経験豊富でペースが一緒でしたので、
心強かったことも幸いでした。
ヤマレコMAPを使って山に登ろう! by ヤマレコ
人違いだったらすみません、たしか、妙高山頂前の急登ですれ違った時に「何を撮ってるんですか?」と、話しかけたような気がします(^^;
私も同じ行程でした。
すごく疲れましたが、快晴で展望も最高でよかったですよね♪
keimomoさん、コメントありがとうございます。
そうです。岩の向こうに見える紅葉を撮影しようとしていたとき、
すれ違ったものです。
結局、上手に撮れず、レコにアップしませんでした。
ホント、展望が良くていい山歩きができてよかったですね。
登山口から火打山を下山して高谷池ヒュッテまで、すぐ近くでしたね。赤いシャツに手ぬぐいを首に巻いていたjuntamaです。
妙高山方面に向かったのは分かっていましたが、まさか日帰りだったとは驚きです。
火打山を登ってからの、長助池分岐からの登りはきつそうです。
昨年の妙高山で、下りで歩きました。なかなかの急坂ですよね。
それにしても、本当にいい天気に恵まれましたね。
百名山の放送は、私も楽しみです。
juntama さん、コメントありがとうございます。
いい天気で展望も良くて、立ち止まっては写真を撮ってしまい、
予定より長い時間をかけての山歩きとなりました。
妙高は想像以上に急登でした。
私も、31日の百名山の放送が楽しみです。
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