天狗岳&悶絶ラッセル(泣
- GPS
- 25:20
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 914m
- 下り
- 903m
コースタイム
1/31 ヒュッテ0745-0855東天狗岳0905-中山1012-中山天望台(約20分ラッセル地獄)-中山峠1134-1211唐沢分岐1223-渋の湯着1253
天候 | 1/30 ガス&雪 1/31 ガスガス 一瞬晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
茅野(バス)1025→渋の湯1112 ¥1100 *午前中のバスは、この一本だけですよ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレは渋の湯バス停ちょい手前駐車場に、ポストは渋の湯ホテル前を過ぎた橋の袂にあります。(水場確認できず) ・黒百合ヒュッテまで危険箇所ないです。アイゼンなくてもダイジョブです。 ・ヒュッテは宿泊者には水を分けてもらえます。テン泊の方は『雪溶かしてくださーい』と言われておりますた。 ・ヒュッテ内で休憩だけしたい方はショバ代¥200だそーです。 ・女子の更衣室はトイレにございます。 ・中山峠までは樹林帯を歩きます。が、出発時には12本アイゼン&ピッケルで挑みませう。 ・ここから樹林帯を超えて、強風との戦いが始まるのですよ。 ・ホッペを赤ホッペにジョブチェンジさせたくなければ初めっから目出帽防御で損はないですよ。 ・中山峠から中山までは危険箇所等なし。アイゼン&ピッケルも不要です。 ・中山展望台からは立派な吹き溜まりになっており、雪降った翌日には元気なラッセル要員と強靭な心身が必要と思われます。 ・渋御殿湯は大人¥800。お湯は良いが脱衣所が笑える寒さであります。タオルが凍ります。そしてドライヤーもなく、髪も凍れと言わんばかりでありますよ。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
年末年始山行の赤岳がポシャッタので悶々としてたところ
やっと二連休がっw
今年初の雪山。
まずわ去年も行った天狗岳にしよーと決定。
それに景色も皆無だったし・・・今回こそわっ
日曜日、茅野発→渋の湯行きのバス。登山者風体はアタシ込み3人と激少。
が、やはり土日は賑わっていたよーで渋の湯に下りてくる人々 かなりの人数とすれ違う。
黒百合ヒュッテも土曜は賑やか満員とゆー話でしたが 本日はアタシ込み4人っ!?
テン場もひとつポツンとだけでした。
早めに着いたのだけども、雪チラホラしてるしガス濃いし で小屋に入り読書の鬼に変身とする。
翌朝、積雪は小屋前で10cm弱かな。
小屋一番出発なので 昨日のトレースは樹林帯を抜けるとすっかり消え失せており、びびる。かなりびびびる。
必死で去年の記憶を手繰り出し、進む。が痛い。右ホッペが微妙に痛い。
風が強いとは分かっちゃいたのだども、ゴーグルとネックゥオーマーの隙間が痛い。
ゴーグルの位置をずらそーと一瞬持ち上げると睫毛が凍る。秒殺である。
もちろん鼻水も同様。容赦なくツララる。両鼻ダブルツララるのである。
ザック内のペットボトルも2時間でナイスシャーベット。恐るべし八ヶ岳。
そして今年もまた天狗岳からの景色はお預け。とことん『ツン』のみである。
こんなお天気だから、西天狗往復は諦め 去年と同じルートを辿ろうと高見石へ向かう。
中山峠からは強風から逃れ、樹林帯を鼻息荒く鼻歌混じりで中山展望台まで。やはりトレースなし。
と、展望台に出て愕然。先ほどまで2・30cmの積雪だったが ここは腰上の吹き溜まり・・・
本格的なラッセルですか。受けて立とうぢゃないですかっ
・・・20分ほどラッセルる。いや、泳ぐ。否、モガク。喘ぐ。結果本気で焦る。
10mも進んでないよアタシ。撃沈。
今すべきことは、自分のキャパを確実に超えてる現実を認めて 潔く引き返すのみなのか?
このまま行ったら「疲労遭難」なんてことになるってことか?
・・・撤退決定。これぞ『勇気ある撤退』と自分を納得させる。
少々パニックに陥っていたらしく、幻聴が聞こえるなか中 展望台から中山への入り口が見つけられず半ベソをかく。ウロウロオロオロ歩き回ってやっと発見。
渋の湯までの道を戻りながら、やはりこれで正解だったと確信する。
アタシには経験がなさすぎる。から、これでやっぱり正解だったんだな。
これから、だ。 よい経験になったんだ。
んー。怖かった。ホントに怖かった。そしてイヤとゆーほど自分の未熟さと雪山の難しさを教えてもらえた山行でありました。
nyaroさん、ラッセルお疲れ様でした。
無事が一番、いい経験積んで無事帰れたんですから
これに勝ることはないですね
(と本格雪山未経験者が言っても説得力ないですが・・)
天狗岳からの展望はツンで残念でしたが、
ガスが消えたのは多分山頂でやった「LOVE注入」
が遅れてきいたんでしょうね〜
次回は山頂ドドスコを動画ではっておくんなせーよ
shira-gaさん おはよーさんどす。
無謀なラッセルも、自分の力量を痛感するよい経験だと
納得させましたよー
天狗岳からの展望の『ツン』はショボボーンでしたが
後の一瞬の晴れ間は時差によって現れたご褒美だったのかっ
今度からは山頂ついたら即効で「注入 」しときます
ドドスコ動画も かみんぐすーんっ?!?!
nyaroさん
天狗岳お疲れ様でした。
天狗の登りは直登ラッセル楽しめましたね
>睫毛が凍る。秒殺である
冷凍庫の中、耐寒テストしに来られたのですね
で、山頂踏めて無事合格?ですね
晴れれば展望最高です。是非リベンジを!
ラッセルは滅茶体力消耗しますので
『勇気ある撤退』はナイス判断だと思います
渋御殿湯、「湯」は良いですよね
kankotoさん、コンバンワ。
耐風テスト実践編 しながら
バナナで釘、打てるんぢゃね??
って信じて疑わない自分がおりました
次こそわ快晴の山頂を踏みたいっ
kankotoさんにアヤカリタイっす
>渋御殿湯、「湯」は良いですよね
そーなんですよね
「湯」だけはホントに良いですよねぇ 湯は
nayroさん、オハヨーさんです!
なんか、すごいことになってますねぇ、天狗岳。
私、自分が行く前にこのレコを読んでたら、間違いなく行き先を変えていましたよ=
中山展望台のラッセル、楽しげな雰囲気と焦った雰囲気が伝わってきます
決して「ヘタレ大臣」ぢゃないと思います
次回も壮絶なラッセルを期待してます
nagagutuさんコニチワ。
お天気に恵まれるのも「実力のうち」って実感しましたわぁ
次こそはnagagutuさんのときのよーに、オテントサマも見方につけて
冬の天狗&硫黄を満喫しぢゃくりたひっ
今度は壮絶ラッセルを楽しんじゃうよな
「チキンなハート」と「強靭な肉体」を身に着けなけれヴぁ
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