今年最後のテント泊 槍ヶ岳 〜読み飛ばしてきたページ〜

2016年10月14日(金) ~ 2016年10月15日(土)

• GPS: 18:14
• 距離: 43.1km
• 登り: 1,916m
• 下り: 1,929m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:34
• 休憩: 1:21
• 合計: 4:55

距離 16.5km 登り 565m 下り 72m

9:51 上高地バスターミナル
9:57 10:03 無料トイレ
10:03 10:04 河童橋
10:12 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
10:41 10:42 明神館
10:46 徳本口(徳本峠分岐)
11:21 11:31 徳澤園
11:40 新村橋(パノラマ分岐)
12:15 13:03 横尾 (横尾山荘)
13:31 槍見河原
13:38 13:39 一ノ俣
13:48 二ノ俣
14:13 14:27 槍沢ロッヂ
14:46 赤沢岩小屋（ババ平）
14:46 宿泊地 (ババ平)

2日目

• 山行: 9:04
• 休憩: 4:07
• 合計: 13:11

距離 26.6km 登り 1,368m 下り 1,858m

3:17 宿泊地 (ババ平)
3:45 槍沢大曲り
4:20 4:28 槍沢・天狗原分岐
5:16 5:21 坊主岩屋下
5:31 播隆窟
6:01 6:16 殺生ヒュッテ
6:43 7:04 槍ヶ岳山荘
7:22 7:36 槍ヶ岳
7:50 8:19 槍ヶ岳山荘
8:56 播隆窟
9:00 9:02 坊主岩屋下
9:40 9:42 槍沢・天狗原分岐
10:06 槍沢大曲り
10:34 11:50 赤沢岩小屋（ババ平）
12:03 12:08 槍沢ロッヂ
12:28 二ノ俣
12:33 12:36 一ノ俣
12:42 槍見河原
13:11 13:45 横尾 (横尾山荘)
14:22 新村橋(パノラマ分岐)
14:33 14:56 徳澤園
15:31 徳本口(徳本峠分岐)
15:35 15:36 明神館
16:14 16:23 河童橋
16:24 無料トイレ
16:28 上高地バスターミナル

上記の時間は
・上高地〜横尾：周囲の方よりかなり速いペース
・横尾〜ババ平：周囲の方よりやや速いペース
・ババ平〜槍ヶ岳山頂：周囲に比較できる方がいなかったため不明
・槍ヶ岳山頂〜ババ平：平均的なペース
・ババ平〜横尾：周囲に比較できる方がいなかったため不明
・横尾〜上高地：周囲の方よりやや速いペース

天候

14日　AM：晴れ、PM以降：快晴
15日　終日:快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡大橋付近の駐車場よりアルピコのバス

コース状況／危険箇所等

特段の危険個所なし。
ひたすら歩くべし。

その他周辺情報

帰りの温泉は乗鞍温泉のゆけむり館

写真

今回もバスターミナルからスタート！

6日と20時間前にもここから写真撮ったよ😅

同行のこばきちくんは河童橋を渡りに行くそうです。

暖かいく穏やかな日だ。

明神着。用はないので通過。

明神岳。

空がキレイ✨

徳沢着。空いているね。

爽やかな風が抜けていく。

横尾で小屋ランチをいただきましたー！

横尾大橋。

川沿いをしばらく歩く。

ホントにいい日だ。

水面に太陽光が差し込み、美しく輝く。

光の中から注ぎ出るような槍沢。

槍沢ロッヂまでの道はこんな感じが多い。

槍沢ロッヂに到着。
テント場の受付をする。

こういう情報って重要だよね。

槍沢ロッヂの横から槍が見える。

槍沢ロッヂからババ平のテント場の間。
紅葉はもう終わりか。

紅葉最盛期に来たらすごくきれいだと思う。

ババ平着。今夜の宿を設営。

結局テント場はガラガラのまま。

夕食はビーフシチュー。

最近は白米を持ち込み、現地で炊くことがマイブーム。
ビーフシチュー丼にする。

テント場。槍沢のカールには星が輝く。

今回もまた満点星空を眺め、眠りにつく。

翌午前2時過ぎ、起床。

天候完璧✌
3時過ぎ、槍ヶ岳アタック開始。
序盤はこんな感じの道。

小さな沢を何度もわたるので、暗くて落ちないように注意。

東鎌尾根へ抜ける分岐点。

夜が明けて来た。
予定通り天候は完璧。
槍ヶ岳アタックの日として不満無し！

星空に押し出されるような槍ヶ岳のシルエット。
写真だと伝わらないか。。。

暗くてよくわからないけど、まだ結構遠い。
「近く見えて遠い」これが北アルプスのいつもの感覚。

間もなく出そう！

キタ〜！
槍ヶ岳アルペングリューエン。

美しい。

美しすぎる✨

太陽は見えない。しかし見えないところから光が差し込むからこそ美しい✨✨✨✨

Mt.フジ❗

そしてその光に自分も映し出される！

泣けるよ。この美しさ。

予定通りの快晴だ。風も皆無で最高の朝。

全身に感じる鳥肌は寒さによるものではない。

カメラがボケてるんじゃありませんっ！

本当にこんな色なんですよ！

言葉にならない美しさ！

さらにワイドアングルで！

殺生ヒュッテでトイレタイム(=｀ェ´=)

殺生ヒュッテのテント場。ここは過酷なテント場に見える。色んな意味で。

槍ヶ岳山荘着❗

槍ヶ岳山荘前から北方向

槍ヶ岳山荘前から南東方向

槍ヶ岳山荘前から南西方向

穂先は空いている‼
今だ！アタックチャンス！

ザックをここにデポり穂先へ最後のアタック！

小槍。意外と大きい。

穂先は岩場の連続。

随分上がってきた。

この垂直にのびる二つのハシゴの先がピーク。
これより高い場所は日本国内に4箇所しかない。

天国へ昇る気分！

いやいや、本当に昇らないよう気を引き締めて上る。

登頂だぜ❗❗❗

西鎌尾根と双六。

槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳。来年はここかな。

水晶、野口五郎方向。

東鎌尾根と常念山脈。

この日は山頂にも7人しかいなく、狭い穂先も快適。

東鎌尾根が延びた先が大天井、ってことは燕はあの辺か。

いちばん奥、左側が立山連峰と剱、右手が白馬、五竜、鹿島槍だと思う。たぶん。。。

小槍を上から。
あんなとこでアルペン踊り無理でしょ。
どんな踊りか知らないけど。

常念山脈

先週登った焼岳のピーク。
随分下に見える‼

焼、乗鞍、御嶽

水晶と薬師？自信なし。

奥穂高方向。右手奥は乗鞍と御嶽？

名残惜しいけど、下山開始！

下山ルート。のぼりとはルートが分かれている。

山荘へ帰還！

下山します。

槍ヶ岳下のカール。

青空に刺さる！

このあたりも紅葉だと美しそう。

さっきは暗くて見えなかったけど、この辺りはだいぶ眺めもいいね。

これが温泉だったらなぁ。

真夏なら浸かりたい💕

このあたりも紅葉シーズンだとキレイそう！

もう散る寸前の紅葉。

もう散る寸前の紅葉。

ババ平へ帰還。
テントを撤営し、17km先の上高地を目指す。
ここからザックの重量が一気に増す。

赤沢山かな？

槍が見えるのはここまで。
さらば‼槍よ！
きっとまた来ないよ。
少なくともこのルートでは。

槍沢小屋でランチをしたかったけど、スタッフさん居ないし😭

奥の山はどこだろう？多分常念山脈だと思うけど。

この大きな岩の上に寝そべって半日過ごしたい！

徳澤でお約束のこれ！

明神通過。

明神のあたりは手に乗る位の子ザルがいっぱい。
元気に走り回っていた！！

感想

Beloved Sky

今年最後のテント泊で槍ヶ岳へ。
当初、徳澤泊で蝶に登ろうと思っていたが、同行する職場の同僚が不満そうだったので槍ヶ岳に行くことに・・・

氷点下への備えで装備でが重くなるのがいやだった。

結局防寒装備だけで2.9kg。
いつもよりずいぶんと重たいザックに体力を奪われたが寒さへの備えは十分で夜は快適に過ごせた。

防寒さえしっかりしていれば非常にイイ季節。
湿度は低く、ザックに触れた背中だけが少し汗ばむ程度。
そしてテント場や槍の穂先は凄く空いていた。

でも荷物が重くて疲れる。
一日目と二日目のバランスが悪すぎる。
上高地に一泊して荷物軽くして日帰りした方が楽だろうな。

疲れたけど気持ちは癒された。
テント場から見上げた星空やさり気ない沢のセセラギ、槍ヶ岳連峰のシルエットを切り取った朝焼けや、たたずんだ頂で感じた少し冷たい風。
その情景の一つひとつが日々の生活で鬱積したモヤモヤを取り除き、こころにゆとりと安らぎを運んでくれた。

また槍には登りたいけど、その時はこのルートじゃないね。