東沢乗越から北燕、燕岳経由で大天井。大天荘の小屋閉め訪問。快晴でした。
- GPS
- 28:13
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,239m
- 下り
- 2,228m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:14
天候 | 2日間ともに快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東沢は破線ルート。渡渉、倒木多し。 降雨後など渡渉が困難となることも。マークあるが、特に沢のペンキマークはマークされた石自体が動いてしまっていることもあるので注意。 歩きやすい合戦尾根とは全然違うので、山慣れない方は安易に入らないこと。 この日も前日にこのルートを降りていった方が見つからないとのことで、遭難の捜索が続いていたが見つかっていない模様。 |
その他周辺情報 | 中房温泉有明荘。一般600円。会員半額。 |
写真
感想
先月、「小屋閉めの時にまたお邪魔するかも。」と支配人の榊さんと話をしていた週末。
折しも、久方ぶりの土日快晴予報。
逆に妻は、「先月も行ったばかりだし、しょっちゅう来ているから、別のところでもいいんじゃない?テントもしたいし。…」と少し渋っていた。
「別ってどこ?大体どこでもしょっちゅう行ってるじゃないか。それに大天荘なら小屋泊しないと営業協力にならないよ。」と、妻をねじ伏せて行先は大天荘に。
「どうしても大天荘に行きたいんだったら、今回は東沢乗越からじゃないと嫌だ」と言うのでそこは妥協する。
東沢乗越経由は4年ぶり3度目。前回はnoboさんと、yokoさんと4人だった。懐かしい。
そしてふと地図を見ると、ん?破線になっている。以前は実線だったが、崩落が進んだのだろうか?
大天荘に予約電話した際に尋ねてみたところ、倒木が増えて荒れてはいるが、前にも歩いている我々であれば大丈夫だろうとのこと。
小屋じめの、季節にもかかわらず、中房温泉は大混雑!
ごった返す合戦尾根を横目に、誰もいない東沢登山口へ。
4年ぶりにあるくが、以前より確かに荒れたような気もする。それに高巻が増えた。妻の苦手な渡渉が以前よりは少なくなった気がするが、それでも水量が結構ある。この季節はドブンすると冷たいから慎重に。
東沢を朔行していると、やけにヘリの音がする。頭上を見上げると、まさにヘリ!
ヘリは我々の頭上でホバリングを続けていたが、急にこちらに急降下して来た!樹木の葉が風圧で吹き飛ぶ。ひー、頭上に降りられると怖い。
その後も我々と一緒に東沢沿いを行ったり来たり。音が凄くて妻との話もよく聞こえない。
遭難者を探しているのか?
妻は「天気がいいから遊覧飛行なんじゃないの?」と言っていたが、後でやはり遭難者をさがしていたことが判明。
前日に東沢岳から下山した筈の男性が行方不明になっているとのこと。
前日も天気は良かったが、どこかで滑落されたか道迷いか?
確かに渡渉は多いが、倒木も思ったよりは無いし…。
早く発見されてほしいが…。
西大洞沢出合からは急登であるが、以前はもっとジグザグしていたが、ザレた直線になっていた。
暑い…。よれよれと東沢乗越。妻が涼しい顔で待っていた。
しかし、東沢乗越は主稜線上ではあるが、展望が開けるにはまだ標高差500m登らねばならない。
稜線手前の白砂と青空と緑は日本庭園のようで綺麗であるが、大展望が開ける平に着いた時は思わず大の字に。疲れた。しかも、まだまだ大天井までは遠い。
元気溌剌の妻にせかされ、渋々先へ。ただ、雲ひとつないぴーかんの青空に360度の展望であるので、気持ち的には楽になった。槍穂、立山、白馬、みなみアルプス、富士山まで。
登り始めてから稜線までは単独男性1名のみにしか会わなかったが、北燕から先は凄い人。燕山荘で今期初のチリトマを食べ、大天荘へ。そちらへ向かう人がも非常に多かった。燕山荘から大天荘まで30人は抜かせていただいた。
先月より断然混んでいた。小屋じめでこんなに混むのは珍しい。
山頂では完全防寒でまったり。
大天荘ではいつも通りの暖かいおもてなし。たっぷりの夕飯。芋煮のインパクトがら強く、お代わりできない程満腹に、その後はランプの集い。小屋じめで、ワイン、ケーキ、コーヒーが振る舞われた。
翌朝も快晴!オレンジからピンクのモルゲンを眺める。
いつもは常念から下山するするが、先月も歩いたばかりだし、タクシー代金をケチって、素直に合戦尾根から中房へ。妻は燕山荘の苺ミルクを楽しみにしたが残念ながら売り切れであった。
合戦尾根はやはり登る人、下る人がたくさんで、所々渋滞。
中房におりて周回完了。
有明荘の温泉に浸かり、渋滞前に帰宅。
大天荘ではツアー常連さんと同室でツアー話も面白かった。
ピカピカの快晴の週末。天空の散歩は何度歩いても楽しい。
妻も久しぶりに東沢を歩けてご機嫌であったようだ。
大天荘。また来年!
好天に恵まれて、 最高の稜線あるきですね。
燕岳は何度も行ってますが、東沢や餓鬼岳方面も行きたいと
思ってます。大天井・・ご夫婦にはベーシックルートですね。
スキな場所は何度行っても良いと思うのは
山にしかない、その場所や人の魅力なんでしょうね。
ヘリに遭難者でないアピールは無視する事のようです。
関係無いとしていれば、それがある意味合図になると聞きました。
もちろんタオルやジャケットなど振り回せば遭難者と認識されますが・・・
かなりマークされましたね〜
私は岩峰より、燕岳や大天井も見えるね〜なんてそちらの方面を
見てました。この秋ベストな晴天でお互い良かったですよね。
快晴の表銀座は何度歩いても爽快ですね
ヘリにマークされてしまいました
なにしろ、稜線に出るまで我々と単独男性しかいなかったと思いますので、
人影があると、すわ、遭難者か?と反応されたのだと思います。
爆音が凄いし、ずっと頭上でホバリングされていると怖かったですよ。
この週末はよかったですねぇ。北アルプスも最高の秋晴れで、爽快だったようですね。ここまで悪天に祟られ、計画をずたずたにされ、すっかり萎えてしまい、この土日は八ヶ岳の池めぐりなんかしていましたよ。一人で。でも、北アルプスも見えていたなあ。
東沢乗越からは10日(月)に、餓鬼岳からの下山路として下ったばかりです。北燕沢出会いから西大洞沢出合までがズタズタですよね。まあ、マーキングがはっきりしていたので、安心はしていましたが、慣れないメンバーもいたので、渡渉のたびに緊張しました。高巻に入ってからも、切れている不安定なトラパースもあったし。
餓鬼岳の登路もそうでしたが、台風のせいで倒木が多かったですね。
いよいよ、季節も変わりましたね。晩秋から冬の山も、低山から高い山まで、また楽しみですね。意図せずのばったりに期待していますね。
前と少しルートが変わっていましたね。
沢ですので崩れ具合で都度変わるかと思いますが。高巻が増えていたような気がします。
渡渉は先般の黄金平と比べると
倒木も、破線ルートとして考えれば少なめと思います。
ただ、燕は、合戦尾根から経験の浅い方がたくさん登られますので、
うっかり行かれないよう破線にしておくのは、遭難防止のために賢明と思います。
以前からもそうでしたが、ここは「全くの初心者」の方が異常に増えていますので…。驚くような方もたくさんおられました…
あのルート破線になったんだ
たしかにね〜〜〜雨上がりに行ったら徒渉で苦労しましたよ〜〜
あそこ、滑落しますよ
何を隠そう、前を歩いていたダンナがいきなり消えたんです・・・
3m下の沢にいましたとも
まあ、その程度ですから、おそらく滑落ではなく道迷いでしょうね。
カレーランチ食べに行きたかったんだけど、閉まっちゃいましたね。
来年は行こうかな。
自分たちも、大雨の後に行ったときは、靴の中まで浸水し、
餓鬼で一日中乾かしましまたよ
パパさんも滑落されたとは
妻が姐さんもお誘いしたと言ってましたよ。
毎年必ず行っていますのでまた来年ごいっしょに
先週の土曜日は久しぶりの快晴でしたから
山屋の皆さんがここぞとばかり
出かけられたようですね
混雑予想一二を争う登山口から
東沢に行かれるところが素晴らしい
私もいつか使わせていただきます。
やっぱり北アはいいな〜
先週、先々週で小屋閉めのところも多く、
久々の快晴でしたので、登山者が大挙して訪れたようですね。^^;
東沢は人が全然いなくていいですよ。
破線ルートですが、経験のある方でしたら大丈夫です。
ただ、合戦尾根を歩いている方々のレベルは益々下がっているように思われましたので、破線は正解かと。
漏れ聞こえてくる会話も、山は生まれて初めて、とかが多かったです…。
北アルプス入門の山という楽々イメージが浸透し過ぎていてちょっと懸念されますね…。
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