<秋季限定ロープウェイ・ゴンドラ利用>苗場山(田代ルート)
- GPS
- 08:56
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 969m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 5:25
天候 | 1日目: 晴れ 2日目: 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
越後湯沢〜二俣・田代スキー場: 南越後観光バス (08:20〜08:48 / 530円) 田代スキー場〜ゲレンデ: 田代ロープウェイ(09:00〜 往復2,400円→割引券で2,200円) ゲレンデ〜登山口: 第二高速リフト(09:30〜 往復1,000円) ゲレンデ〜苗場スキー場: ドラゴンドラ 〜苗場プリンスホテル: 徒歩15分 苗場プリンスホテル〜越後湯沢駅: 南越後観光バス (12:42〜13:22 / 660円) ■南越後観光バス時刻表 http://www.minamiechigo.co.jp/pdf/jikoku-280401/muikamachi/0401/crystal2.pdf ■田代ロープウェイ・ドラゴンドラ http://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/dragondola/ 割引券 http://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/dragondola/pdf/ticket_01.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | 宿泊: 苗場山自然環境交流センター 1泊2食(8,800円) http://sakae-akiyamago.com/play/587/ 日帰り入浴 酒風呂湯の沢: 越後湯沢駅構内 10:30〜17:30(800円) http://www.ponshukan.com |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
ストック
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
エマージェンシーキット
水筒/ハイドレーション
プラボトル
飲料
行動食
非常食
ストーブ/燃料
クッカー
カトラリー類
ハット
サングラス
レインウエア
防寒具(フリース/ダウン)
グローブ
ゲイター
財布/小銭入れ
携帯電話
時計
カメラ
予備電池
トイレセット(携帯トイレ/ロールペーパー/ウェットティッシュ/ポリ袋/消臭剤)
熊鈴
日焼け止め
虫除けスプレー
リップクリーム
手ぬぐい
バッテリーセット
洗面セット(ボディペーパー/クレンジングシート/歯ブラシ/コンタクト液ケース)
眼鏡
温泉セット
|
---|---|
共同装備 |
地図
コンパス
登山計画書
1日目昼食
|
感想
久し振りに快晴な週末、山頂に湿原が広がる苗場山で小屋泊をしてきました。
当初は往路に祓川コース、復路に赤湯コースを利用予定でしたが、ヤマケイオンラインの和田小屋からの山岳最新情報より期間限定で歩ける田代ルートなるものがあると知り、計画を変更。
田代ルートでは、苗場スキー場が運営するドラゴンドラやかぐらスキー場の運営する田代ロープウェイを利用します。
今回は往路では田代ロープウェイ、復路ではドラゴンドラ、往復ともにそれらから登山口までショートカットできる田代第二高速リフトも利用しました。
田代ロープウェイから田代第二高速リフトまでは若干下って徒歩10分程度、ドラゴンドラから田代第二高速リフトまではすぐ近くでした。
ドラゴンドラ最寄りの苗場プリンスホテル、田代ロープウェイ最寄りの二居田代スキー場ともに越後湯沢駅から運行する南越後観光バスでアクセスします。
往路、越後湯沢駅東口のバス停は登山客で長蛇の列に。増便はなく、乗り切れなかった人はタクシーを使うか1時間後のバスに乗車する必要がありました。
復路もバスが混雑していたらと不安でしたが、乗員皆座ることができる程空いていました。
紅葉状況について。
ロープウェイ、ゴンドラともに山麓駅〜山頂駅であるゲレンデの紅葉はまだ先。
ゲレンデから苗場山山頂までは少し紅葉が進んでいましたが、来週あたりが見頃なのでは、と。
山頂は草紅葉は見頃でした。
ルートについて。
田代コースは10/8に開通したばかりだったこともあり、まだ踏み均されておらず落葉でふかふか、場所によっては湿地帯のためかなり泥濘んでもいました。
祓川コースとの分岐点までは十前後のパーティーに出会う程度でわりと静かな山を楽しめました。
田代ルートは急めな坂がいくつかありました。
神楽ヶ峰から雷清水までは一旦下り、九合目先から山頂まで急登でところどころ岩もゴロゴロしていました。
山頂の湿原について。
山頂に着くと一気に視界が開け、広大な湿原があらわれます。
宿泊先で受付を済ませたあと散策しましたが、日没までの時間で散策しきることはできませんでした。
大湿原は草紅葉の黄色と空と池塘のブルー、雲の白に針葉樹のグリーンそれぞれが映えて美しかったです。
寒さについて。
日中の活動停止時間中は防寒具はフリースで十分でした。
山頂は風はありませんでしたが、日が傾いてきてからはダウン、日没から夜はフリース+ダウンが必要だと思います。
日没から夕食後の20時頃には既に木道が凍り、滑りやすくなっていました。
深夜も風がなかったため20時頃と寒さは変わらなかったと思います。フリース+ダウンで30分以上居ても凍えませんでした。
翌朝は木道や草木に霜が降りて土には霜柱ができ、池塘にも大分厚く氷が張っていました。
下山を開始する7時頃には風も出てきて更に体感温度が下がりました。
星空について。
当日は満月だったため、あまり星は見れませんでした。
そのかわり、月明かりで木道はヘッドライトなしでも歩けるほどの明るさでした。
苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)について
収容人数はサイトによると92人。
寝室は2階建てで時期的にも宿泊者が多く、寝床は1畳あたり1.5〜2人程度でした。
夕食は受付した時刻の順に17時半、18時、18時半の3度に分けられ、私たちは到着が遅めだったので最後の18時半の回でした。
朝食は5時半、6時、6時半の3回に分けられ、時間が選べました。
宿泊者が多くないときは夕食18時、朝食6時だと思われます。(予約時に伝えられた時刻です。)
食事場所は交流所も兼ねており、夕食前の17時までと夕食後から消灯時間まで利用可能でした。
夕食、朝食ともに基本おかわり自由だったと思います。
夕食はカレーとポテトサラダに付け合せの漬物2種、朝食はご飯と味噌汁、おかずはバイキング形式で種類が豊富でした。
洗面所は洗い物は不可。水道は水量はチョロチョロでしたが使用には十分だったと思います。
水洗トイレは浄化槽を用いておりペーパーを流すのは不可でした。女性用は洋式が1つ、和式が3つ程度だったと思います。翌朝、ポンプが故障してしまうというハプニングがあったようです。
当日はおにいさんとおじさまの2人で管理されていました。お二人とも温かみのある親切な対応が印象的でした。
主な宿泊者の対応はおにいさんの方。施設や食事、日の出の時刻や見どころの説明等に細やかな気配りが感じられる方で、山頂の写真や動画を見せてくれるなどフレンドリーで同行者や他の宿泊者も絶賛でした。
2日とも快晴に恵まれ、湿原の草紅葉、リフト・ロープウェイ・ゴンドラからの眺望も楽しめたよい山行でした。
湿原が広大で散策しきれなかったのが若干の心残りです。
次回、高山植物の咲く時期にも来てみたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
苗場山の山行レポート、楽しく読ませていただきました。快晴でよかったですね。
山をたくさん登ると、自分のなかで、もう一度行ってみたい山と、一度登ったらそれで納得する山に分かれてきます。
自分の中では、苗場山は、もう一度行って見たい山の代表です。
頂上に登り切って湿原を見た時の感動は忘れられませんね。広大な湿原を見ながら、ひとり静かに木道を歩く・・・この湿原はすばらしいです。
山頂がどこなのかわからない山ですが、こんな山はめったにないと思います。
そんな素晴らしい山で2日間過ごし最高に満足されたことと想像します。
田代ルートも初めて聞きました。
また、次回も素晴らしい山行を祈ってます。
次回はどこに行かれるのか楽しみ・・・
Aki2shimaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
やはり快晴の空の下での山行はよいものですね。
Aki2shimaさんのおっしゃること分かります。
山行歴が浅いのでいろんな山に登ってみたい方ですが、また行きたいと心に浮かぶ山は今まで登った山すべてではありません。
ただ、私の場合は天候や体調等その日のコンディションによってその山行に対する感想が左右してしまっている気もします。
苗場山頂の湿原、ほんとうに素晴らしいですね。
登りから一気に視界が開けて一面に湿原が広がる光景、瞼の裏にありありと浮かんできます。
田代山も同じように山頂の湿原に感動しましたが、苗場山もまたとても感動しました。
Aki2shimaさんは、その後も活発に山行されてらっしゃいますか。
次はどこへ行こうかな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する