立場川から西岳、権現岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,571m
コースタイム
天候 | はれのち曇り、のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
立場川から登りだすと一気に・・・という印象。 青年小屋から権現岳へは鎖場もあり、滑落注意。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
ストック(1)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
カメラ(1)
ツェルト(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
車(1)
|
---|---|
備考 | ヘルメットは必須。 |
感想
権現岳からキレット越えで赤岳、阿弥陀岳を回る周回コースを組んでいたが、天候の悪化であえなく撤退。
前日の、というより当日朝までの好天から急降下するような空模様は予報もされていたので撤退自体はあり得ることだった。
西岳までの最初の登りはそんな心配もなく進めたが、進むうちに遠くに見えていた雲が周囲を覆うガスになった。
青年小屋から編笠山をピストンの予定はキャンセルし、直接権現岳に向かう。
もちろんこの時点では赤岳までの行程をイメージしていた。
森林限界を超えるころになって風の強さが気になっていた。
それと、今回ヘルメットを用意していなかったことが自分の中で大きな負担になり始めていた。
以前に三ツ頭から登った時よりも気を使う岩場。
この後雨になることを思えばヘルメットは必須だった。
もう一つ、体感気温が下がる中で手袋が夏用しかなく、そんなことが重なり不安を増していった。
権現岳山頂で撤退を決めて権現小屋まで戻ると、一人の登山者が出てきて山頂に向かって登って行った。
その身支度が、どこから見てもこの天気、この環境の中を歩くためのものに見えて、自分の間に合わせの装備が情けなく思えたのも事実。
前日朝の気温が−6度だったこともわかっていて、下り坂の天気もわかっていて、ルートの情報も・・・
準備の甘さを痛感しながらの下り道だった。
事故の可能性を感じて判断した今回の撤退だったが、じつはこのくらいの風はいつものことで、誰も予定変更なんかしていない・・・なんてことがあるかも!
あそこで撤退の判断が的確だったのか、ただの臆病だったのかといつもの迷いを感じながら小屋にかけたキャンセルの電話。
「今日の天候はとても厳しくて、予約していたお客様は皆さんキャンセルでした」とのご主人の言葉に内心救われた気分。
計画では下りを想定していなかったこの日の登りのルート。
下りで迷うケースが多い状況だ。
ただ今回は事前の地形図の読み込みができていたようで、地形のイメージを保ちながらゴールまで迷うこともなく歩けたのはちょっと自信になったところ。
山に出るたびに足りないところが増えていくようで情けないが、それでも次の山を考えてしまう。
コメント
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むっしゅさん、ごぶさたしてます!
遅くなりましたがレコ復活お待ちしてました
西岳と権現岳は先日行ってきたばかりなので、むっしゅさんも行ってきたんだな〜と嬉しくなりました
冬の権現も思い出しますね〜
私も本当は西岳・権現・赤・阿弥陀の周回予定だったんですよ!
でも捻挫してた足がまだ不安だったので、ピストンにしました。
やっぱり周回にしとけば良かったかな〜と後から思うのはよくあることで、でも無理しなくて良かったと納得させてますよ
私も次の山、いつも考えます
足りないところや反省点は私も多いけど、あまり考えすぎないで、もっと単純に楽しめたらな〜って私も常々思ってますよ♪
みゆっちさん、お久しぶりです
本当に同じところを歩いてたんだと今更びっくりです。
前回の雪の権現よりも、岩むき出しの今回の方がかえって怖さを感じたのは不思議です。
その先、キレットから赤岳への登り返しを楽しみにしていたのですが、またまた宿題を残してしまいました。
青年小屋で、観音平から上がってきた女性に出会ったのですが、北八ツまで縦走の予定を聞いて、その人がみゆっちさんに見えてしまいました
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