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Yamareco

記録ID: 992200
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ハイキング
東海

岐阜県 小秀山 二の谷 軽装二人組が遭難してない事を祈る

2016年10月26日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.3km
登り
1,143m
下り
1,142m

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
1:25
合計
8:40
6:40
65
乙女渓谷キャンプ場
7:45
7:50
60
夫婦滝
8:50
9:00
70
第一展望台
10:10
10:15
45
兜岩
11:00
12:00
75
小秀山
13:15
105
三の谷分岐点
15:00
15:05
15
加子母名水
15:20
乙女渓谷キャンプ場
雨の後の木道に注意。滑るのと沢の水量が多い。
天候 くもり晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
乙女渓谷キャンプ場
コース状況/
危険箇所等
雨の後の木道で滑りまくり
深夜に到着。さっさと寝る。
深夜に到着。さっさと寝る。
雨に濡れてやや斜めになってる木道で滑りまくり滑落しそうになる。こんなところで滑落死とか大爆笑だわ。
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雨に濡れてやや斜めになってる木道で滑りまくり滑落しそうになる。こんなところで滑落死とか大爆笑だわ。
崩壊した木道の修復ポイント。
崩壊した木道の修復ポイント。
公式より。
黒部のS字峡を思わせるねじれ。んなこたない。
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黒部のS字峡を思わせるねじれ。んなこたない。
立派な展望台。
・・・・・。スマホカメラのズームではあまりにも・・・。
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・・・・・。スマホカメラのズームではあまりにも・・・。
あまりにアレなのでこちらをご覧下さい。
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あまりにアレなのでこちらをご覧下さい。
烏帽子というより
烏帽子というより
糸をたらせば冕冠(べんかん)のようにも   見えないね。ごめん。
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糸をたらせば冕冠(べんかん)のようにも   見えないね。ごめん。
さすがに御立派。滝は好きだ。
さすがに御立派。滝は好きだ。
ハロウィンっぽい顔の落ち葉。
ハロウィンっぽい顔の落ち葉。
おさまりきらぬほど巨大な岩。
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おさまりきらぬほど巨大な岩。
クチベニタケ発見!どう見てもアレですね。例のアレ。
クチベニタケ発見!どう見てもアレですね。例のアレ。
晴れてきたー!
昨日の大雨のおかげで素晴らしい雲海。下界のものどもよ雲に巻かれるがよい。
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昨日の大雨のおかげで素晴らしい雲海。下界のものどもよ雲に巻かれるがよい。
登りながら動画撮ったものの途中であきらめて看板の写真だけ。ホールドというより取っ手がたくさんあり。さすがに落ちる人はいないでしょう。
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登りながら動画撮ったものの途中であきらめて看板の写真だけ。ホールドというより取っ手がたくさんあり。さすがに落ちる人はいないでしょう。
晴れだったものの雲がどんどん流れてきて・・・。
晴れだったものの雲がどんどん流れてきて・・・。
せっかくの絶景ポイントが真っ白。
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せっかくの絶景ポイントが真っ白。
山頂。真っ白で何も見えない山頂。
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山頂。真っ白で何も見えない山頂。
自撮りの角度を気にするJKの心意気を持つおっさん。
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自撮りの角度を気にするJKの心意気を持つおっさん。
御嶽は雲の中。
みえねぇ。
避難小屋は新しくとてもキレイ。
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避難小屋は新しくとてもキレイ。
ねえ!!なんで登山にカップやきそばなの?!なんでペヤング超大盛なの?!説明してよ!なんでせっかく運んだ水をガスを使ってお湯にしてそのお湯を捨てなきゃならないものを持ってくるの?!もう水ないよ?!
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ねえ!!なんで登山にカップやきそばなの?!なんでペヤング超大盛なの?!説明してよ!なんでせっかく運んだ水をガスを使ってお湯にしてそのお湯を捨てなきゃならないものを持ってくるの?!もう水ないよ?!
兜岩にて。帰りは雲が晴れてスッキリ。
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兜岩にて。帰りは雲が晴れてスッキリ。
下りの三の谷は長かった。ヒザが悲鳴をあげている。
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下りの三の谷は長かった。ヒザが悲鳴をあげている。
水だー!(カップやきそばで無駄使いした水を補充しながら)
水だー!(カップやきそばで無駄使いした水を補充しながら)
よ、よめない。名水なのは分かった。
よ、よめない。名水なのは分かった。
キャンプ場から700mくらいでゲート。今度ここまで車で来てもいいですか?
キャンプ場から700mくらいでゲート。今度ここまで車で来てもいいですか?
かえってきた。
お疲れ様でした。
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お疲れ様でした。

装備

個人装備
雨具 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 タオル ストック
備考 水(カップやきそばを持っていく場合に限る)

感想

遥拝所として御嶽四門の一門、修行の南門として名を馳せた三国山はなぜ廃れたのか?
御嶽展望地としての役割を小秀山が担うようになったのはなぜか?
登山にカップやきそばを持ってきてしまったのはなぜか?

私は謎を解明する気は全くなく、なんとなく気まぐれで3キロ増えた体重で小秀山へ向かった。
「Y氏、恵那山いこうぜ」「無理」というやりとりがあったのと、市内の山で近いから、という理由もある。

山の中で車内泊派なので前日深夜に現地入り。
安全な車の中にいながら声をひそめて登山口駐車場に出没する動物の足音を聞くのが好きなのだ。
連日寝不足だったのでいつも通り寝坊。5時のアラームは無意識で消され、6時に起きる。

最初の木道で滑る。前日の雨と落ち葉のおかげ様で10回は滑った。やや下りに傾いた木道のステップで本気で落ちそうになる。
滝までは観光遊歩道といった感じでのほほんと写真など撮りながら木道を登る。
水量がいつもより多いのが気になるが渡河箇所も問題なくクリア。

結論から言うと第一展望地で見られた眼下に雲海というロケーションが一番だった。
前日の雨はこういうお返しをしてくれるのだ。
急登を経て兜岩に着くころには雲で覆われてしまった。
ただ雨の心配はない天気だったので一安心。山頂で御嶽が見られなかったのは残念だが、雲が稜線を越えて流れて行く美しい風景が見られた。ただ単に山は山だ。

ところで○○山はクソ山でした〜もう二度と来ない!などと書いてあるブログを見た事がある。
ああ、この人は山が好きなわけじゃないんだろう、登山が好き、いや自分が好きなんだろうと思った。
名もなき道なき低山里山藪山に放り込んでどんな暴言を聞けるかICレコーダーを仕込みたいものだ。

避難小屋でメシ食おうと思ってお湯を沸かす。
ねぇ、昨日の俺、なんでカップやきそばなの?!なんでペヤングなの?!なんで超大盛なの?!
水がジャブジャブ出てくる山じゃないんだよ?!剣沢のテン場とは違うんだよ?!
ガスのカロリー使ってお湯沸かすよね?そのお湯を捨てるわけだよね?
おいしいよね?!すごくおいしいのは分かるよ?!でもね!山なの!登山なの!

帰りは三の谷から下りたが、心配になる典型的な軽装の二人組みが登ってきた。
50くらいのおじさんと、70くらいのじいさん二人が登ってくるのだが、クマ鈴の音がしない。
服装から色々とおかしい。
おじさん:Tシャツとデイバッグ
じいさん:Yシャツとスラックス?、木の棒を杖にしている、荷物なし
出会ったのはちょうど14時、標高1,400m付近(GPSで確認)。
しかもじいさんのペースが驚くほど遅くて、じいさんに合わせておじさんが立って待ち、遅々として進まない。
おじさん「今日は御嶽見えますか?」
俺「いやー今日は無理無理」
おじさん「そっかぁー」
その時は特に気にせずすれ違ったもの、15分くらい下ってから、あれ?ヤバくね?
あのペースじゃ山頂は18時になってしまう。この季節の山中なんて17時いや16時には真っ暗になってしまうのに。
ヘッドランプ持っていたとしても必然的に避難小屋に泊まるわけだが、どう見てもシュラフを2つ持っているようには見えない。
上着を詰め込んでいるようにも見えなかった。
11月になろうとしている山頂の夜なんて寒すぎるはず。
水や食料もあやしい。
荷物を置いて登り返してあの人達と喋ろうと思ったが、いやいや装備完璧ですよ?なんだテメーとでも言われたらアレだしなぁなどと考えながらゴールのキャンプ場に着いた。着いてしまった。
願わくば、見間違いで実は装備は完璧だった、あきらめて下りた、避難小屋に着いた、であって欲しい。

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