北八ヶ岳
- GPS
- 44:26
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 546m
- 下り
- 533m
コースタイム
2/12(土)亀甲池手前-10:42双子池(雌池)-11:16双子池ヒュッテ(昼食 棒ラーメン)12:05-14:55雨池と雨池峠の分岐(テント泊)
2/13(日)雨池と雨池峠の分岐8:15-9:40山頂駅10:50
天候 | 2/11〜12 雪 2/13 雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路:2/13(日)ピラタス蓼科ロープーウェイ山頂駅10:50-(ロープーウェイ)-山麓駅-茅野-三鷹駅北口17:40 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・2/11は積雪があり、ロープーウェイ駐車場に行く坂を登れず、引き返す車が続出。チェーンが最強のようです。 ・コース的には踏み固めてあれば全然問題ないところのようですが、踏まれていないとスノーシューがいいかと。 ・雨池峠あたりがふみ跡がなく、風も強くて、アイゼンからスノーシューへの付け替えが大変だった。 ・山頂駅のこけもも大福 甘酸っぱくて美味! |
写真
感想
初めての雪山キャンプ。なのに非情な天気予報…。
前日に緊急招集がかかり、決行するかどうかの話し合いをしよう とのこと。
え〜、いろいろ揃えたのに 中止になったらどうしよ〜
と、いささか緊張気味で集合場所の居酒屋へ…。
意思確認と、顔合わせでした!!
よかった〜。
6人でのツアーでうち2人が初対面だったので、事前に会う機会を設けてもらえてかえってよかったかも。
2/11 6:00 三鷹駅北口 むさしの山荘前集合。
ぱらぱら小雨が降っている。
一人来ない。文ちゃんだ。初日の出登山に引き続き 寝坊??自宅の電話には出ないからもう出発はしているらしい。10分ほど遅れての出発。
茅野まで高速。そこからは一路、ロープーウェイ乗り場を目指す。
途中、チェーンをつけ快調に走っていたが、4回ほどぐちゃぐちゃになった車と出くわした。こちらも気をつけなければ…。
あと少しで乗り場 というところで、立ち往生している車が多数。
私たちも前の車を押す手伝いをしたりして 協力しあう。
そんなこんなで道も空き、駐車場を目指そうと走っていると…。
タイヤがギュンギュンと鳴り、一歩も進まなくなった。
片方はチェーンが切れ、片方はチェーンが外れていた…。
そして、牽引され、どうにか駐車場へ。
引き換えさずに済んだのはホント ラッキー!
とりあえず、ロープーウェイで山頂駅まで行き、長野限定カップラーメンをすする。
ボーダーやスキーヤーに混じり、結構大勢の登山者がいるのが正直ビックリだった。
初めてのわかん装着。つけ方は教わっていたが、くだり坂であっけなくつま先の上にワカンが乗っかってしまった。そのため早々にはずし、ただ一人、12本爪アイゼン
で追いかける。
初日のテン場は、双子池。
早く宴会しよう などど楽しくおしゃべりしながら 雪に埋もれたり尻セードやらで進んで行く。…が、いっちゃんの様子がおかしい。ゼンマイ仕掛けの人形のようにパタリと動かなくなってしまうのだ。
そうこうしている間に時間はどんどん過ぎて行き、ヘッドランプを装着。
18:30に双子池は断念し、亀甲池手前の平らな場所でテントを張る。
雪を踏み固めるため みんなスノーシューで行進を始めたが、アイゼンの私が歩くと掘り返してしまうようでしばし見物。テントを組み立てるのは思ったより簡単だった。
4人用と2人用。女子2人だったので 2人用のテントにマット・シュラフを準備。
そして4人用のテントで待ちに待った宴会タイム。20:30ころかな?
ねもちゃん お勧めのマッコリ&焼酎で乾杯。各自持ち寄ったつまみでわいわいやりながら、メインのお鍋を待つ。
22:00お開き。
2/12 7:00起床。
いっちゃんの水出しコーヒーを薄めて飲む。うまい。
前夜のお鍋の残りに具材や水を足し、温かな朝食をとる。
目指すは縞枯山荘。
双子池まではほぼ平坦でスノーシューのみんなはちゃくちゃくと進んでいく。アイゼンの私はしょっちゅう腿まで埋まり、息が弾んでしまった。
双子池ヒュッテで棒ラーメンの昼食。鍋で雪をすくい、お湯にするので結構時間がかかった。具はわかめと麩。
いっちゃんが具合が悪い と 絶食療法を始めてしまった。心配だ〜。
ここから先はなかなか進めず、14:55峠を越えるかどうかみんなでミーティング。
いっちゃんは大丈夫というが、リーダーの決断によりテントを張ることとなった。
食料は豊富だし、水となる雪もたっぷり。なにしろ早い時間から宴会が出来るとあって、反対する理由は何もなかった。
雪ならしやテント張りもみんなでテキパキとこなし、早々に宴会準備に取り掛かる。が、風が強く、テント自体が凍ってしまっているような感じで寒くて仕方ない。そして眠い…。結局張り切っていたわりにはマッコリ一杯飲んだだけで、横にならせてもらった。21:00消灯。
雪山は思った以上に体力を使うのだな〜。
そういえば、1泊目もあまり眠れなかったし…。
そして3日目。縞枯山荘手前で雪に埋もれる。顔に当たる風が痛い。ねもっちゃんと私はアイゼンだったが、これ以上はアイゼンはムリということで、突き刺さる風の中、スノーシューを装着。指先が冷たすぎて思ったように動かない中での装着は時間ばかりかかってしまい、気ばかりが焦った。
が、縞枯山荘に着くころには、風も穏やかになり、坪庭に着くころには晴れて、もう一回連休をやり直したい気持ちが膨らんだ。
今回の山行は、天気を味方にできなかったけど、
おかげでいい経験が出来たかな?
朝、テントから抜けた1歩めで雪に埋まり、せっかくテントの中で暖めた?登山靴の中に雪がごっそり入ったり、寝る前にお花摘み用の場所の足場を踏みしめに行ったり、ボンベのガスが寒さで気化せず、懐で暖めたり…
普段の生活の中で起こったら 悪態をついちゃうかもしれないような出来事も、山だと当たり前のように感じるから不思議。ちょっとした快適さが極楽気分にさせてくれたり…。
最後、蓼科パークホテル?の温泉に浸かり、3連休を大満喫したのでした♪
今回の反省会 三鷹 凧凧。
偶然、三頭山チームの中島さん・まーくん・秋山さん・淳ちゃんと会えて楽しさ倍増だった♪
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