赤岳 天狗尾根ソロ 岩稜凍結で敗退(ToT)

2016年10月30日(日) [日帰り]

• GPS: 07:11
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,483m
• 下り: 1,475m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:11
• 合計: 7:09

6:13 美し森無料駐車場
6:24 6:29 美し森無料駐車場
6:54 天女山方面・たかね荘方面分岐
8:03 出合小屋
8:08 8:11 本谷・赤岳沢分岐
12:02 12:03 本谷・赤岳沢分岐
12:05 12:07 出合小屋
13:03 天女山方面・たかね荘方面分岐
13:22 美し森無料駐車場

天候

曇り。
稜線上は強風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美し森駐車場（無料）にて車中泊しました。

コース状況／危険箇所等

念の為。一般登山道ではありません。
ですが、ふみ跡および目印、看板多数あります。

途中までは林道です。

出合小屋まで、徒渉箇所多数あります。

出合小屋から尾根に出るまで少しわかりづらかったですが、素直にリボンを辿っていけば問題無いと思います。

あとは尾根沿いに歩き続ければ、本ルートの核心部の岩稜帯にたどりつきます。

バリエーションルートとしてはとても良く整備されております。地元の有志の方が整備しておりました！ありがたい限りです。

その他周辺情報

清里温泉　天女の湯利用。＠７８０ー。
泉質は良くすべすべになりました。
しかし、施設は今ひとつ・・・。

写真

前日9時頃着。その時点で3台ほどいました。
車中泊中、雨音で何度か目を覚まし、諦めようと思いましたが、ハイカーが次々と到着し、スタンバってたので出発しました！

朝もやの中、林道を進みます。

車両通行止めのゲートを超えて行きます。

林道を途中まで歩きますが、ほぼ平坦で、かつ、当初予定では真教寺下山だったので、下山も途中から緩やかになると思い、ゴローのS8はオーバースペックと判断し、車に戻り・・・、

サロモンのトレランシューズに履き替えました。

紅葉の中、心地よく林道を歩きます！
ハイキング！

途中、何かの哺乳類の骨が気に刺さってました・・・

ハイマツも紅葉で黄金色でした！

最初の堰堤。
山頂方面は暗雲立ち込めていました・・・

この辺は水がありません

沢沿いを渡渉しながら歩きます！

気持ちいい渓流です！

時々、日も差します！

出合い小屋！

小屋横にトイレもありました。
毛布で目くかしw

少し先に行くと分岐が。
赤岳沢方面が天狗尾根方面です。

途中、慰霊碑がありました。

沢から尾根への取り付きで少し迷いましたが、笹薮の急登を適当に登ったら目印があったのでホッとしました。

尾根沿い、腰から胸ぐらいの笹ヤブでも、リボンがあったので安心して歩けました！

ヤブを越えてもリボンがしっかりあります。
感謝！

ブラックダイヤモンドのストックがリボンでくくられていました。

樹林帯の途中でもちょっとした岩稜帯が。

樹林帯の急登をいくつか越えると・・
カニのハサミ登場！

強風吹きすさびますが、カニのハサミの間を登攀！
濡れ、雪も少しついており、手がかじかみました。

カニのハサミから見下ろします。
残置もありました。

振り返ってカニのハサミ。
この先の岩峰の取り付きで下山する4人組パーティに会いました。
少し話をすると、この先大天狗凍結＋積雪でアイゼン無しでは進めないと判断して下山を決定したとのこと。状況の写真も見せていただきました。
進むかどうか悩みましたが、冬山装備は全く持ってきて無かったので諦めて下山することにしました。

風はとても強く、寒かったのですが、雲海がとても綺麗でした！
この景色を味わえただけでも来てよかった！

木々も必死に耐えています。

戻りは巻道を通ってカニのハサミ直下へ。
時折、青空が顔を覗かせます！

足元には少々積雪。
アイゼン必携の季節なのですね！

雲海の先に富士山！

樹林帯にて、生きくらげ発見！

途中、登山道を整備されている地元の方としばし談笑。
後日、天狗尾根クライミングの準備で刈り払いやリボン設置をしているとのことでした。ありがたいです！
天狗尾根が一般道になる日も近い！？

下山途中、道をさえぎる樹にきのこが群生！

岩壁と紅葉

黄葉と青空！

紅葉と青空！

駐車場に到着です！

もみじが綺麗です！

真っ赤に燃えていました！

感想

tirolwanwan

雪山シーズン到来の前に少し冒険したいと思い、挑んだ天狗尾根。残念ながら敗退しました。
少し前まで、下界では夏日を観測していましたが、山では着々と冬支度が進んでいたのですね。甘かったです(ToT)　残念です。
思っていたより、冬はもう目の前なんですね！　早し！！