冠雪の佐武流(さぶりゅう)山にクリスマスツリー
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
天候 | 曇り〜晴れ〜快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 13時間 標高範囲 1000〜2100m 合計登行 1200m 気温 朝3度 帰り夜は2度 さみい〜 山で会った人 14人 森林限界 全山針葉樹林 登山道の様子 割と整備済 積雪の様子 1センチ 日帰り温泉 石打のユングパルナス 真夜中の露天風呂 23時まで営業 東京帰宅 3Am |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO184
初冠雪の佐武流(さぶりゅう)山
ハロウィンなのに、クリスマスツリーになっていた。前日雨だったらしい。明け方から登りだすと、1500m以上のシラビソ樹林に雪が降ったような。樹氷になっている。
登山口から林道歩いて、奥から一旦檜俣に下って向こう側登って稜線に出る。延々と登ると苗場から〜赤倉〜ナラズの稜線に合流して、その奥のなだらかなところが、佐武流の山頂だった。この辺りの最高峰で、苗場よりも、白砂よりも高くて、向こうの志賀高原に比べれば低いけれど。
ああ〜マニアックな山だ。そんな山にも何人かが同じルートから登って、今日は合計で14人。往復で顔合わせるから顔見知りみたいなものになったよ。しかも日の短い秋だから、ガツガツと皆早いね。この山は今の時期じゃないと登れないかとか思ったよ。
しかし午後からは完全に秋晴れで、苗場の傾斜山から稜線が延々と続いているのが分かるし、後ろ側には鳥甲山。上越の稜線には上ノ倉山というのが高峰で見えるのだが、まあやはりマニアックで。向こうに谷川岳も、群馬側には武尊も。
地図に展望良いと書いてあるのは全部大うそで、展望は悪いのだ。全山がシラビソの樹林で、よくぞここまで樹林がボウボウだと思っていたのだが、それは上ノ倉でもそうだし、鳥甲もそうで、頂上からの展望などない。三国峠から東の谷川連峰は、森林限界が1500mの低さに笹原が広がって、ハイマツなんて2000mまでないのに、この間が全部笹の展望良好なのは一体どうしてかと、この日も悩ましく一日中考えていた。
ところがこちらの上信の山にくると、2100mなんてがぜんシラビソの針葉樹林の真っ只中で、ボサボサのままに、たまにその隙間から展望あるけれど、大きな樹林が展望邪魔しているわけだ。土壌の違いか、その植生の違いは何なんだといつも思う。そして、この辺りのボサボサ山は、それでいいのだと確信的に思えるようになった。何しろ苗場だって、一応高層湿原こそは見通しのいい風景にはなっているが、頂上付近の大きなシラビソ樹林はそのままで、展望を遮っている。それはつまりブナ林なんてのが、ほとんどないわけだ、この一帯は。
ああ樹氷と、冠雪したオオシラビソとは、寒そうなクリスマスツリーそのもので、早くも今シーズンの雪体験初日となって、冬のアウトドアの心の準備ができたと大喜びしたねえ。しかも下山はやはり最終になって戻ったのは午後7時の真っ暗。しかも気温2度で、夏服じゃとんでも寒くて、手袋薄手じゃガタガタ凍りそうで、ああ雪が愛おしい〜〜
そしてついに「夏でも冬でも100名山」が新刊発売開始になったよ!
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