矢筈山→白木山【海陽町・牟岐町】
- GPS
- 04:36
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 583m
- 下り
- 562m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:36
しかし、路が見出せない時の不安感は半端なかった。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とにかく、路が不明瞭。迷いまくった! |
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
携帯
時計
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
携帯
時計
ストック
カメラ
|
感想
国道193号線から県道37号線に入り樫木屋集落に向かう。(シャッターの『アテルナ』と手書きしてある倉庫とブロック作りの物置小屋の側面に【矢筈山参道】と手書きの案内板があり、すぐに右に橋を渡る。)
Googlemapのストリートビューで下調べをしていたが、約5.4匱蠢阿両緇谷集落に向かう橋と間違え3kmほど進んでしまった。
未舗装の林道を暫く上り、矢筈山道の案内板の左奥のスペースに車を置き、スタート。程なく矢筈庵に着く。参考にしたブログでは、矢筈山への取り付きは礫禅窟の裏から行くとなっていたので、礫禅窟の左手から裏に登って行った。・・・しかし、マークも路もない。急斜面をとにかく上を目指した。何とか登り着き路に出たので一安心。右手から左手に登って行く明確な路だった。と言う事は、矢筈庵からは別の取り付きのスタート地点があったに違いない。順調に路を進むも、この後幾度も路を見失うことになる。ブログを参考に事前に自分で作ったGPSデータと、現在位置を照らし合わせながら進んでいった。
矢筈山に着くと、初めて展望が開けた。海が光を反射していて、空と海の境が分からず、幻想的な景色が広がっていた。出羽島。津島・大島がまるで宙に浮いているようだった。
次に目指す白木山へは、尾根を縦走するので楽勝かとたかをくくっていたら、大間違いだった。路が不明瞭で、行く手をさえぎる木々があるせいでなかなか進めない。おまけに、自作で用意したGPSデータでは、尾根道から下にくだり、巻いて行くルートだったのでそのように進んでみたが、路がなく完全に遭難手前の状態になった。引き返すにも路がない所を下ったので、藪を掻き分けとにかく上を目指した。この状態では、白木山に向かうのは危険だと思い、来た路を引き返すつもりだった。
幸いにも、登りきると尾根路が見えたので、白木山方面への進路を再開した。順調に進み、分岐のしるし・お地蔵を越え白木山をめざす。しかし、白木山目前で間伐された多くの杉の倒木に道をふさがれ、またまた遭難しかけてしまう。ヒヤ汗ものだった。GPSで白木山の方角を確認しながら、藪と倒木した杉を踏み越えながら汗だくで登って行った。
白木山の目印が見えたときの安堵感はなんともいえなかった。昼食休憩をして、引き返す時になって、??さっきの藪こきしたところを下れるのかという不安がこみ上げてきた。それでも、見下ろしながら路を探るほうが少しは楽で、分岐のしるしまでは苦労したが、順調に引き返せた。
ここから、別ルートで下る。下を見ると右手と左手とどちらも路に見える。しかし、どちらも先にテープは見えない。なんの確信もなく左手を選んだ。ほどなく路が消える。杉林の急斜面をGPSの方角だけをたよりに下って行く。暫くしても路がない。不安が募る。急な登りを引き返すのは、勘弁してもらいたい。偶然、枯れ沢のような所で、炭窯跡を発見した。しかし、悲しいかな路がない。方角だけをたより進むしかない。枯れ沢を横切り暫く下ったところで、ようやく明瞭な路に出くわした。
救われた感がいっぱいで、あとは問題なくスタート地点まで帰ってこれた。
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