記録ID: 1007231
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ハイキング
京都・北摂
錦繍の京都・清滝〜愛宕山〜高雄(神護寺)周回
2016年11月13日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:31
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,322m
コースタイム
天候 | 高曇り時々晴れ 暦(京都市)日の出6:29 日の入り16:53 月の出16:12 月齢13.4 - |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰路)は逆 ※ 京都バスチケットセンターで、京都駅⇔栂ノ尾間・大人片道520円のところ、往復800円のチケットがある。 - |
コース状況/ 危険箇所等 |
●高雄〜清滝(てまえ) 清滝川ぞいに下る。東海自然歩道かつ京都一周トレイル道であり危険な場所はないが、岩が濡れている場合は滑り易いので注意して歩く。でないと清滝川にドボンだ。 ●清滝(てまえ)〜月輪寺〜愛宕山 このルートも愛宕山の参道のひとつ。少し急な部分もあるが、特に危ない場所はない。登山路は月輪寺(つきのわでら)の境内を通過するので夜間通行禁止になっている。このあたりの雰囲気はなかなか好き。岩場が出てきたら愛宕神社は近いので、見晴らしの良い岩に登って休憩するのもいい。 ●愛宕山〜竜ヶ岳〜首なし地蔵 愛宕山林道分岐から竜ヶ岳山頂まではゆるやかなアップダウンだが、登山路が枯葉で埋まってわかりにくい。枝尾根に入り込まないように慎重に地図を読んでルーファイすること。さらに下降路は、一般路としては、とても急で厳しい。登りよりも下りが危ない。死亡事故も起っているということなので、じっくりとルーファイしながら、慎重に下りたい。降りきった場所は川の合流地点でとても山深い雰囲気がする。川沿いに遡って右へ行けば芦見谷川源流で愛宕山に戻る。川沿い下って左に行けば京北細野町へ出る。今回は比較的直進ぎみに川を遡っていくと、すぐに竜ノ小屋にでる。このあたり地図にない道や古い林道が交錯していてややこしい。竜ノ小屋から少し林道を歩いたらすぐに登山路に右折しないと首なし地蔵方面には行けない。 ●首なし地蔵〜高雄山〜神護寺境内 地図に描かれていない林道や登山路が交錯しているので注意して進む。変な方向に進んでしまったら、面倒でも元に戻ろう。今回は車道を歩くのが嫌だったので、獣フェンスを開け閉めして登山路を歩いたが、そのまま車道を歩いても高雄山北側に出れるが、最後に登山路に入る部分にフォーカスして進む。高雄山三角点や文覚上人稜はこの登山路から分岐してピストンする必要がある。神護寺境内には、いつのまにかに入っている。 - |
その他周辺情報 | ●お風呂 大正湯 15:30〜23:00(水曜定休)がおススメ。京都駅八条口を出て新町通り(ムラテックビル横)を南へ約3分。【大人】430円(京都府公衆浴場入浴料金) 石鹸・シャンプーを買っても480円。 ※京都タワー大浴場YUUなら、土日祝は890円なのだ!(温泉じゃないのに高すぎる。これ、まさに客を失う敗者の論理。) ●夕食 ・相生餅(食堂)大正湯から歩いて5分(油小路東寺道から少し下った場所)昭和な雰囲気の大衆食堂。土日は夕方早く店じまいしてしまうのが玉にキズ。 ・たちばな JR京都駅・橋上南北自由通 以前よく来ていたが、京都駅とともに新装されてしばらく来ていなかった。久方ぶりに寄ったが、価格設定は従来通りリーズナブルでよかった。 - |
写真
感想
京都で紅葉狩りと言えば、まず最初に思い浮かぶのが嵐山や三尾(さんび)。関西以外の方には聞き慣れないこの”三尾(さんび)”というのは、高雄(たかお)・槇尾(まきのお)・栂尾(とがのお)の総称。なぜ”高尾”でないのかはボクも知りませぬが、それぞれが有名な寺社でありまして、神護寺、西明寺、高山寺となります。この時期この場所に正攻法で攻めると観光客にもまれてヘロヘロな結果となりますので、観光客の皆さまには決してマネのできない山登ラーのやり方で、紅葉狩ってまいりました。
なお、今回のルートは京都在住で出身大学の先輩でもあるフーちゃん(fu-tyan)のレコを参考にさせていただきました。この場を借りて御礼申し上げまする。
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コメント
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kuma-san, このあたり紅葉の時期によく行きました。京都の紅葉これからですね。いいなあ〜!個人的には夕方の大原の宝泉院の雰囲気が好きでした。山崎豊子氏の「不毛地帯」の主人公の壱岐正になったつもりで黄昏れていました。 チカ
チカさん、こんばんは。
『不毛地帯』って、なかなか男前な小説を読んでますね。京都大原・宝泉院と言えば、額縁庭園で有名な古刹。古美術が好きなんでしょうか?ボクは専ら、雰囲気を味わうだけなので、知識はあんまりありません。知識や背景を知っておれば、味わい方も変わってくるので、機会があるたびに、できるだけ勉強しようとしています。
紅葉狩りシリーズは、もう一発、いきますね。さて、次回、ボクはどこへ行くでしょうか?乞うご期待!
クマ
最近山の紅葉ばかり見てたので、こういう純日本庭園的な景色が逆に新鮮に映ります。
いいなーと思いながらも・・・やっぱり山へ行ってしまうんだろうな。
罠に嵌ったクマさんを見てみたかった!
さんちゃん、こんばんは。
こういった景色が心に染み入るように感じるにつけ、やっぱりボクも日本人なんだと思いますよ。山で見る自然なものと違って、造られたものと分かっていても、機微に触れます。”寺”のことを”山”と呼ぶのも関係があるのかも知れませんね。
実際に熊の罠を見たのは初めてでした。ちょうどいま、関西の府県で熊の狩猟が解禁されはじめています。複雑な心境です。
クマ
と言ったところで、そうそう行けないワタシ。
いつかは訪れたい紅葉の京都です。
クマさんおなじみの京都ハイク。
今回は少し奥のほうなんですね。
この辺はまったく知りませんでしたが、なかなかいい雰囲気
紅葉もそうですが杉木立さえどこか品格を漂わせるのが、さすが京都って感じです。
しかし、せっかくのクマのトラップがあったのに、ちゃんと入ってネタにしないとダメじゃないですか〜
カノスケどん、
それってネタを超越して、下手したら大騒ぎになるやんけ!
シャレにならんわー、もー、困るねー!
今回はそんなに奥じゃなくて、いつもの愛宕山の隣ですよ。
京都北山は、不思議な場所で、ちょっと入るだけで山深くなります。
時間は作らないと出来ないですよ。
がんばって工面して、京都へおいでやす。
クマ
竜ヶ岳の山頂でお会いした者です。
おかげさまで無事下山できました(^^)
スマホに地図をダウンロードしていたものの、マイナールートとは知らずヒヤヒヤしながらの登山になってしまいました。
行き当たりばったりの登山は危険だなと反省しました。
クマさんの山行記録をみてビックリしました!マッターホルンに登頂されたんですね!
海外の登山なんて夢のまた夢だと思っていたけど、実現可能な目標として登山を続けようと思います(*^^*)
ナオキさん、こんばんは。
あんなマイナーな場所で同時に3人が山頂にいるなんて、本当に異例なことですよ。笑ってしまいました。
しかし、あれから清水さんへ行かれたのですか・・・さらなる紅葉の美を求めて、飽くなき行動力。ガッツありますね。頭が下がりますわ!
マッターホルンは、ジジイのあこがれです。このまま登山を続けて、モチベーションが維持できれば、すぐに登れますよ。
また、どっかでお会いしましょう!
クマ
関西の人達なら、知っているかなと思っていたら、
以外と他府県の方が良く知っていたりして。
なんで三尾なんでしょうね。
寺の山号だと思っていましたが。
でも、高雄山神護寺ですね。と言うより、三尾を
まとめ高雄と思っている輩ですから。
クマさん(ᵔᴥᵔ)も似たようなお方とみました。
阿吽が逆さかまですよ。
サンスクリット語のア・フーム、物事の始めと終
わりを表しています。
「阿」は口を開いて発音する最初の音声で、すべ
ての字音は阿を源とし、阿字観ですよ。
ひょっとして、ツッコミを期待していましたね。(笑)
ストラッセさん、ご名答!
ツッコミ、期待してました。
阿形像のほうは口を開いているというのがボクの唯一の知識でした。神護寺の仁王像は、これが微妙で両像ともに食いしばっているようで、悩んだ末の”?”だったのです。いま調べてみたら、阿形像のほうは基本、向かって右側で、威嚇的なポーズをしているんですね。勉強になりました。阿字観は真言宗の座禅ですね。
正直言うとボクも、三尾をまとめて高雄と思っていたヤカラです。知識としては持っていますが、一般的にも『三尾へ行こか!』とはならず、『高雄へ行こか!』ですね。おっしゃる通りです。
クマ
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