立山BC:浄土山and/or国見岳and/or室堂山横展望台・・雪崩遭難があり展望台のみ


- GPS
- 02:09
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 255m
- 下り
- 236m
コースタイム
- 山行
- 1:49
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:09
()内は予定、BC外、標高、休憩&準備時間
( 6:47(7:00) 自宅 )
( 7:25-8:30(7:50-8:30) 扇沢 )
9:55-10:08(9:55-10:10) 室堂(2,425m) シール登行開始
11:06-12(6") 2,640mP 北風強くネックウォーマーを装着
11:27-28(1") 展望台(2,670m) 眺望全くなし
11:30-47(17") ドロップインポイント(2,670m)
登り:1'22" 標高差:245m 速度:179m/h 準備:7”
距離:1.5km BC速度:1.1km/h
11:49-52(3") 2,665mP 雪庇に躓き、乗り越えるに悪戦苦闘
12:06-08(2") 2,530mP また雪庇に突っ込み転倒、反転すると急斜面で1,2mずり落ちる
12:14-16(2") 室堂(2,425m) 最後くぼみで転ぶ。両スキーが外れ前方一回転。この時カメラを失くす?
12:17-13:00 室堂ターミナル カメラ探すも見当たらず
下り:30" 標高差:245m 速度:490m/h 転倒等:7”
距離:1.3km BC速度:2.6km/h
BC:2’07" 標高差:490m 速度:228m/h 転倒等:31”
距離:2.8km BC速度:1.3km/h
以下は予定
( 11:40-12:00 浄土山(2,831m) ドロップイン )
( 12:20-30 玉殿岩屋(2,400m) シール登行 )
( 前半:2'10" 延標高差:837m 速度:386m/h 準備:20"
距離:km BC速度:km/h )
( 12:45-50 室堂山荘(2,455m) シール外す 室堂経由 )
( 13:05-10 国見岳下(2,420m) シール登行 )
( 13:50-14:05 国見岳(2,621m) ドロップイン )
( 14:15-20 国見岳下(2,420m) シール登行 )
( 14:30-45 室堂(2,430m) )
( 後半:2'05" 延標高差:497m 速度:265m/h 準備:30"
距離:km BC速度:km/h )
( BC:4'20" 延標高差:1,334m 速度:286m/h 準備:55"
距離:km BC速度:km/h )
( 14:21-25(16:21-40) 扇沢)
( 15:09(17:30) 自宅 )
Door to Door:8'22"(10'30")
天候 | 曇り:ガス・・ホワイトアウトまでではないが雪面全く見えず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
時間通りに行ける |
コース状況/ 危険箇所等 |
ガスが深く雪面が全く見えず。登りでも突然雪庇にぶち当たる程、スキーにならず。 室堂に到着すると目の前に登山相談所?がある。 登山届を提出すると共に遭難の情報を聞く。 遭難箇所は今日行く予定のコース途中。悩むが結局回避 |
写真
装備
個人装備 |
長袖フリース 1 マムート
長袖インナー 1 スマートウール
アウター上(冬用)(紺) 1 マムート
タイツ(厚目) 1 パタゴニア
アウター下(冬用)(黒) 1 OR
靴下ロング(厚目) 1対 スマートウール
グローブ(インナー) 1対 ブラックダイヤモンド
アウター手袋(2重)(黒) 1対 ブラックダイヤモンド
予備手袋 1対 マウンテンハードウェア
防寒着(ダウン)(赤) 1 マムート
ネックウォーマー 1 スクリーマー
バラクラバ 1 マウンテンハードウェア
毛帽子 1 南米産
ブーツ 1対 ガーモン
ザック(27L) 1 bca
ビーコン 1 マムート
スコップ 1 ブラックダイヤモンド
ゾンデ 1 ブラックダイヤモンド
地図(地形図) 各種
コンパス 1 シルバ
笛 1 Fox40
計画書 2通 1通提出用
ヘッドランプ 1 ブラックダイヤモンド
予備電池 各種
GPS 1 ガーミン
筆記用具 1
ファーストエイドキット 1
針金 1
ガムテープ 1
カメラ 1 ペンタックス
保険証 1
携帯 1 au
サングラス 1 ジルボ
ツェルト(橙) 1 ヘリテイジ
ストック(2段伸縮) 1対 ブラックダイヤモンド
−ドライバー 1
ビンディング 1対 デイアミール
スキー板 1対 サロモン
シール 1対 ブラックダイヤモンド
テルモス(480mL) 1 サーモス
ワックス 1
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感想
今シーズン初のBCは散々な結果になった。
1)カメラを落とす
2)雪崩遭難:大観峰のトロリーバス内で近くの人が情報を得る。6人が雪崩に巻き込まれたとの話。室堂の案内所で聞くと今日予定のコースでの遭難。展望台で妥協するか予定コースを雄山側に変えて予定通りいくか迷いながら進む。室堂山荘近くになり展望台に変更決定
3) ガスで雪面見えず、全くスキー滑走にならず。小さな雪庇によく躓く
今シーズンも雪不足でカモシカスポーツのテレマーククラブの企画も中止。
昨シーズンも同じ前々日に雪が降り、11/29立山に行こうか蝶ヶ岳に行こうか迷った。
今回は初め11/30の方が天気がよく風も弱いのでそのつもりでいたが、11/29はtateyama weather forecastでは晴れ、weather forecastは厳しめに予報がでるので風は強くても晴れを選らぶ。11/30の午後の天気が心配だったのと最終日でトラブルがあった場合を考えると不安もあり。
扇沢で山側に青空。期待が膨らむ。
山、BCに向かう人は30数名。少ない。
大観峰でひそかに話す遭難の情報。えっ!
室堂で確認すると、今日予定のコース(室堂-一の越間)。案内所の話では北斜面が危ないという。
雪が少ないので今回は北斜面を選んだのに。南斜面なんてないじゃないの(一応、登山届でコースを伝えたが、反応なし)。
ハイクアップの準備をターミナルでしていると年配(勿論私より若い)の人が出てきて「自粛をお願いしてます。」という。こう言う言葉は効く。
それでもどこに行くべきか迷いながら歩きはじめる。
何時もより室堂山荘の右側に進む。浄土山からの雪崩多少左側(雄山より)を進めば問題ないが、浄土山への登りが心配。一の越手前から尾根に取り付く前の沢(カール)で上から崩れる可能性あり。
結局、おとなしく展望台に向かう。
ターミナルから直接展望台に向かう5,6人のパーティが来て安心感が出る。しかし、一時追い抜いたパーティも途中で断念した模様。ガスの中、また一人旅。
登っていても雪面、高低が分からない。GPSは本当に役に立つ。
登りながらこの方向でいいのか適宜チェックをしていたが、結果として実にいいトレースだった。
視界がない中、浄土山登山口の道標にたどり着いた時、この視界がない中大したもんだと自画自賛。
展望台まで行っても何も見えないのがだらここで引き返そうかと思うもここまで来たら展望台までと頑張る。平坦なので下りもあるがその度合いが分からない。
展望台に着くも何も見えず。そのまま引き返し、ドロップポイントを探す。風が少なめのところで準備。
ドロップインとは言え平坦。平坦でも下っているのか登っているのかわからないため慎重に、斜滑降、ボーゲンで様子見。立山雄山からのホワイトアウトを思い出す。確かに一度三半規管がおかしくなり気持ち悪くなる。
しかし、ガスの深さは近くの岩が見えるので助かる。
滑っていくと何と左右に雪庇、雪庇の中にはまり込む。雪庇を乗り越えるには高さがあり少し戻って乗り越える。
四苦八苦していると、前に2人のパーティが。下っているようだ。人が見えると心強い。前が見えるだけで状況が何となく分かる。
一人が登ってくる。展望台まで頑張ってほしい。
最後ターミナルでまた転ぶ。ダイブで両スキーが外れ、外人(中国系男女)に起こして貰う。
カメラはターミナルが見えた時に撮ろうとしたが寒さでシャター下りず。
少なくとも失くしたのはそれ以降。
転んだところを戻って探したがなし。
家内には内緒!
70歳になって家内に全く信用ない。
今年、車のキーを船越の頭BCで失くし、GPSの電池蓋を常念岳で失くし、
今回は行く前にビーコンが見つからず(結局家内が見つける)、テルモスがどこか分からず大騒ぎ等、家内に言わせると「老人ぼけ」で車の運転も止めた方がよいのではと厳しい。
何とか誤魔化してカメラを入手するには同じ機種を買う以外にないか。
コメント
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お疲れさまでした。
今日は遭難のニュース沢山やってましたが、そこに行ってたとは!
無事で何よりでした。
色々あったようですが、無事で元気が一番です!!
本当ですね。
何度も通った道ですが、雪崩は全く気にしたことがありませんでした。
雪山は本当に危険ですね。
立山の雪崩遭難があった所(国見岳、真砂岳、今回)全て通ったり滑っています。
家内も「次はあなたね」と、もう諦めています。
初めまして。
とても大変だったようですね。
LOSTは見付かれば良いですね〜
山は逃げませんから、来年春の楽しみにしときましょう!
ちなみに、うち等は昨日の昼の時点で、
本日(11/30)に、雄山行く予定で割引券用意し、FULL冬山装備で
準備しましたが・・・やめときました。(で、低山行に振替え)
万が一に、更に何かあったら・・・と思った次第です。
ご意見ごもっともです。
昨年2月に雪崩に巻き込まれ、その恐ろしさは知っているにも拘わらず、行ってしまいました。
立山BCは50年前から含め10回強滑ってますが、春と違い11月末は天気の急変と雪崩等本当に危険ですね。
4年前は室堂にテントを張ったものの滑らずに撤収したこともあり、3年半前は4月ですが雄山から山崎カールを滑ろうとした時ホワイトアウトになり尾根を越えて室堂側に滑ってしまったり、一歩間違えればトラブルになっていたことで、今後は更に心して計画、そして危険と考えれば撤退をしなければいけないですね。
ご意見ありがとうございました。
こんばんは。
遅いコメント、失礼します。
私は業務の絡みで行けなかったんですが、行かれたんですね。
29日、そんな状況だと想像してなかったので、昼にネットのニュースで知って、驚きました。
うちも即時に 家から そのニュースの事
メールで送られてきました。
私はカメラも2年前の2月 乗鞍岳山頂滑走記念に お供えしています。
痛いですね。
雪無いですね。
3日にかぐらに行かれたようですね。
八方は全く雪がありません。
立山ですが、当日一ノ越手前から浄土山に登りまず北斜面を滑る予定でした。
遭難事故の2時間後に同じところを通過する予定でした。
詳しい場所は判りませんが浄土山南峰から北東に延びる尾根が途中から崖になっており、そこの急斜面の雪が崩れ窪みに雪崩れてきたのかなあと地図で想像してます。
ガスがひどく雪面が見えずでさえないBCになってしまいましたが、やはり無理をしない方がよさそうです。
今週後半に寒くなりそうですが、ここ数日の暖かさと雨で雪が降っても雪面は厳しく雪崩の危険性もありますので、お気をつけて!
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