赤岳
- GPS
- 10:47
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,473m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:46
天候 | ◆12/3(土) 晴れ ◆12/4(日) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・電車 05:37 立川駅 05:57 高尾駅着 06:14 高尾駅発 08:49 茅野駅 ・バス 09:30 茅野駅BS 往復割引1550円 10:08 美濃戸口BS ◆復路 ・バス 14:45 美濃戸口BS 15:23 茅野駅BS ・電車 16:42 茅野駅 17:04 小淵沢駅着 17:12 小淵沢駅発 17:57 甲府駅着 18:08 甲府駅発 19:40 高尾駅着 19:48 高尾駅発 20:04 立川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆美濃戸口→美濃戸山荘 林道歩き。 ◆美濃戸山荘→行者小屋(南沢) パイプで作られた橋を2回ほどわたると雪道になる。 ところどころ凍結しているが、全面ツルテカな所はない。 標高2200mほどで河原の緩斜面に。 その先に行者小屋。 登下山ともアイゼン未装着。 ◆行者小屋 テント泊1000円/人 阿弥陀岳方向に少し進むと右手に水場。 トイレは男女兼用で1か所(ペーパーあり) ◆行者小屋→赤岳(文三郎尾根) 阿弥陀岳との分岐を経て樹林の急登。 いくつかの階段が設けられている。 樹林を抜けると右手に阿弥陀岳と中岳が望める。 文三郎尾根分岐を左折して赤岳山頂に向かう。 キレット・権現岳への分岐を過ぎるとクサリの急登。 主稜線に乗り北上すると赤岳山頂に至る。 ◆赤岳→行者小屋(地蔵尾根) 赤岳頂上山荘から眼下に赤岳展望荘を望みながら急降下。 展望荘を過ぎ分岐から西に延びる稜線が地蔵尾根。 ナイフリッジは未形成。 尾根の中ほどにいくつかの階段が設けられている。 |
その他周辺情報 | ◆茅野駅構内蕎麦屋「白樺」 |
写真
感想
◆雪山シーズン到来
11月24日、都心で初雪。
11月に初雪が観測されるのは54年ぶり。
昨シーズンの冬の前半は雪が少なかった。
今シーズンは当初から雪が多いのかと期待が膨らむ。
山雑誌も雪山を特集している。
記事を読むと
雪を踏んで山頂に立ちたいな
という思いに駆られる。
そこそこ登高があって、人の入りも多く、かつ、ある程度雪がある山域として八ヶ岳をターゲットに。
シーズン初の雪上テント泊を満喫するためコースはゆったり目で計画。
◆雪の感触
美濃戸口BSから林道を経て美濃戸山荘から南沢へ。
登るにしたがって路面の雪が厚みを増す。
ところどころ凍結。
でもアイゼンを装着するほどではなく、転ばないように慎重に。
緩斜面になるころにはたっぷり降り積もった雪の上を歩く。
雲ひとつない空の下、強い日差しを浴びながら気持ちよく進む。
手袋を外し雪を手ですくう。
・・・冷たい。。。
そんな分かり切っていること、当たり前のことをしてみたくなる。
前方に雪で白く輝く主稜線を望みながら、雪の感触を楽しむ。
◆雪上テント
行者小屋に到着するとテントサイトには10張ほど。
受付を済ませ、さっそく設営するポイントを探す。
整地してある「跡地」はなく、新雪を踏み固める作業にとりかかる。
足踏みを続け、およそ2m四方の「敷地」が出来上がり。
多少凸凹している。
(トイレ前のスコップを借りて整えようか・・・まぁいっか)
夜、眠りに就くと背中に違和感。
やはり凸凹が気になるが、今更どうしようもなく・・・
マットをずらし「はまりのイイ感じ」のところを探り当て、何とか眠りに落ちる。
やはり整地はシッカリやらないとダメだな、ということを学ぶ機会に。
◆雪稜へ
翌朝、日の出時刻に起床し、ゆるゆると支度を調える。
足元は雪山仕様のスパッツと12本爪アイゼン、手にはピッケル。
それらしい装備を調えると気が引き締まる。
朝の雪は冷たく締まり、一歩踏むごとにアイゼンが雪に刺さり
ぎゅ、ぐぎゅ・・・
と、きしむ。
阿弥陀岳との分岐から主稜線に向けて急登になり、クサリをつかんで登高。
主稜線に乗る前に南北中央アルプスの白い頂、稜線が目に飛び込む。
山頂からは若干雲が目立つものの名だたる山々、峰々が望める。
冷たい風がやや吹いていたので、30分ほど眺望を楽しんで山頂を後に。
◆テント撤収前に
山頂からテントサイトに戻りコーヒーを挽いていると
「コーヒーですか?」
と声をかけられる。
見ると山頂で写真を撮っていただいた
愛知県在住のTさん
が傍らに。
山頂では各々景色を堪能していたので会話らしい会話は交わさず、それを取り戻すように話が弾む。
赤岳鉱泉のテント事情や天狗岳のラッセル経験談、ツアーのエピソード・・・
豊富な経験を持っている。
ヤマ談議に花が咲いた。
◆暦
甲府(山梨県)
2016年12月3日(土)
日の出 6:39
日南中時 11:36
日の入り 16:32
月の出 9:18
月南中時 14:31
月の入り 19:47
正午月齢 3.6
LArcさんの冬山、今シーズンも始まりましたね。
単独で八ヶ岳、カッコイイですね♪
そして青空の山頂。
冷たい風に吹かれながらも30分はいられる余裕があるなら、
よっぽど気持ちよかったんでしょうね。
LArc COFFEEも美味しかったんだろうなぁ
水場が出ているというのもすごいですね。
小屋のお蔭なのか。さすがは行者小屋!?
雪山ってワクワクしますね。
まぁ、夏山でもわくわくするんですけど。。。
天気が良かった土曜日に山頂まで行きたかったのですが、
十分な時間がなかったので断念しました。
せめて地蔵尾根の分岐まで行っておけばよかったかなと、少し後悔です。
冬の八ヶ岳は今年の1月、wwさん達と硫黄岳以来です。
あの時ほど寒くなかったですし、風と言っても八ヶ岳では多分「そよ風」程度。
でも山頂でコーヒーを飲むのはちょっと・・・
この時期の水場はありがたいですね。
小屋の方に感謝です。
LArcさん こんにちは〜
よいですね、赤岳様!やっぱり冬は赤岳ですよねぇ〜 私も今年の雪山はじめを赤岳で、、、と虎視眈々機会を狙ってるんですがまだ行けてません アイゼン履いて、ギュッギュと踏む感覚。早く体験したいです
山頂はあくまでも山頂を楽しんで、下山してから山交流するというのもよいですね。赤岳鉱泉のテント事情、伺いたいものです。
茅野の蕎麦屋は侮れない美味しさですよね〜
あぁ早く行きたいです!
よいですよね!赤岳!
雪を踏むたびに聞こえる「ギュッギュ」は冬の音です。
でも山頂付近は軽くてサラサラの雪なんです。
だから冬の音は朝限定だったのです。
これからもっと冷え込んで踏み固められるとガチガチに凍結して終始「ギュッギュ」って鳴るんでしょうね。
お蕎麦は立ち蕎麦のクオリティーをはるかに上回っていたなと感じました。
しかもお値段は良心的で出来上がるスピードも!
そうそう!赤岳鉱泉のテン場はですね・・・・・
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