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Yamareco

記録ID: 1024175
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

秀麗富嶽12景めぐり(高川山から岩殿山へ)

2016年12月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:28
距離
15.5km
登り
1,207m
下り
1,321m

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
1:24
合計
8:28
7:41
78
8:59
9:25
68
10:44
45
11:29
11:58
42
12:40
44
浅利口
13:24
13:33
28
14:01
79
15:20
15:40
13
15:53
5
15:58
11
16:09
大月駅
■所要時間:8時間28分
■歩行時間:423分(小休止を含む、高川山山頂休憩・昼食休憩・岩殿山山頂休憩を含まず。)標準CT(464分)の0.91倍。
■距離:15.51km
■累積標高差:+1300m,-1400m
■行程量:31.02+26+14=71.02P(35.51EK)(★★★)
■ラップタイム:5.96分/P、+378m/h
(標準CT:6.53分/P、+344m/h)
■エネルギー定数:423*0.03+1.3*10+1.4*0.6+15.51*0.3=31.283
(ルート定数:464*0.03+.....=32.513)
■山のグレーデイング:4C(高川山だけならば大月への稜線を入れてもB、麓の丸山公園と岩殿山の往復だけならばA、岩殿山から稚児落しの稜線はC)
■消費カロリー:31.283*(79.0+(9.7+6.8)/2)=2,729kcal
天候 快晴☀
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)
初狩駅までJR
(帰り)
大月駅からJR
コース状況/
危険箇所等
【高川山】
■男坂に鎖場はありませんが、傾斜が急なので、使う場合は登りに使った方が良いでしょう。
■高川山の山頂近くには、霜柱ができていました。気温が上がると融けて道が泥田になる可能性があります。
■高川山から大月方面に下りる際に、落葉で道が隠れている区間があります。道をはずれないように注意して歩く必要があります。

【岩殿山】
■岩殿山の稜線の縦走コースは、ロープ場や鎖場を登り下りしたり、断崖の横を通ったりします。今回のように、稚児落しから岩殿山へと逆ルートを取る場合には、稜線上の高度感のあるロープ場や鎖場を下る必要があるため、危険度が更に増します。林間のバイパスルートの通過を推めます。
■大月から岩殿山を往復するだけならば、麓の丸山公園から整備された登山道がついていますが、稜線を縦走する場合は、ハイキングのつもりで行くと、相当なストレスを感じることになりますのでご注意ください。身近な山ですが、落ちたら死んでしまう危険区間が多くあります。
■今年の9月10日に、天神山から稚児落し方面に歩いていた人が、下りの坂道でスリップ転倒して右脚の大腿部を骨折し、ヘリコプターで救出されています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-959604.html
道が道なだけに、自力での搬送は難しかったでしょう。
7:41 初狩駅を出発します。
2016年12月11日 07:46撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 7:46
7:41 初狩駅を出発します。
7:48 朝焼けの滝子山
2016年12月11日 07:53撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 7:53
7:48 朝焼けの滝子山
8:00 林道の奥に、車4台分の駐車スペースがありました。朝早くから登っている人もいらっしゃいました。
2016年12月11日 08:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 8:05
8:00 林道の奥に、車4台分の駐車スペースがありました。朝早くから登っている人もいらっしゃいました。
8:03 登り口にやってきました。
2016年12月11日 08:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 8:08
8:03 登り口にやってきました。
8:19 尾根の左側は採石場の敷地になっています。
2016年12月11日 08:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 8:24
8:19 尾根の左側は採石場の敷地になっています。
8:21 男坂と女坂の分岐点。男坂を登ります。
2016年12月11日 08:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 8:26
8:21 男坂と女坂の分岐点。男坂を登ります。
8:30 冬枯れの明るい林が広がります。
2016年12月11日 08:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 8:35
8:30 冬枯れの明るい林が広がります。
8:40 男坂を登っていきます。
2016年12月11日 08:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 8:45
8:40 男坂を登っていきます。
8:44 上で女坂と合流しました。
2016年12月11日 08:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 8:49
8:44 上で女坂と合流しました。
8:55 高川山の山頂の手前で、霜柱が立っていました。
2016年12月11日 09:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 9:00
8:55 高川山の山頂の手前で、霜柱が立っていました。
8:59 高川山の山頂に到着。
2016年12月11日 09:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:04
8:59 高川山の山頂に到着。
9:00 高川山の山頂からの富士の眺め。
2016年12月11日 09:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:05
9:00 高川山の山頂からの富士の眺め。
三ッ峠山
2016年12月11日 09:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:05
三ッ峠山
杓子山
2016年12月11日 09:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:05
杓子山
御正体山
2016年12月11日 09:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:05
御正体山
道志と丹沢方面の山々
2016年12月11日 09:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 9:05
道志と丹沢方面の山々
南アルプスの山々
2016年12月11日 09:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:24
南アルプスの山々
滝子山
2016年12月11日 09:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:06
滝子山
黒岳
2016年12月11日 09:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 9:06
黒岳
雁ヶ腹摺山
2016年12月11日 09:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:06
雁ヶ腹摺山
中央線沿線の山々
2016年12月11日 09:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 9:26
中央線沿線の山々
リニアの山梨実験線
2016年12月11日 09:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 9:23
リニアの山梨実験線
富士を眺めながら一服。
2016年12月11日 09:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:17
富士を眺めながら一服。
吉田口の登山道が良く見えます。
2016年12月11日 09:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:06
吉田口の登山道が良く見えます。
9:26 高川山を後にします。狼煙台跡
2016年12月11日 09:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:31
9:26 高川山を後にします。狼煙台跡
9:35 急な下り道
2016年12月11日 09:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:41
9:35 急な下り道
9:42 明るい稜線
2016年12月11日 09:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 9:47
9:42 明るい稜線
9:42 大月ジャンクションが見えます。
2016年12月11日 09:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 9:47
9:42 大月ジャンクションが見えます。
10:06 大月方面はまっすぐに進みます。
2016年12月11日 10:11撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 10:11
10:06 大月方面はまっすぐに進みます。
10:14 稜線歩き
2016年12月11日 10:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 10:19
10:14 稜線歩き
10:15 落葉樹の多い林
2016年12月11日 10:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 10:20
10:15 落葉樹の多い林
10:23 高川山を振り返ります。
2016年12月11日 10:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 10:28
10:23 高川山を振り返ります。
10:32 おてんじんさん
2016年12月11日 10:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 10:37
10:32 おてんじんさん
10:33 天神峠。むすび山経由の稜線の道を進みます。
2016年12月11日 10:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 10:38
10:33 天神峠。むすび山経由の稜線の道を進みます。
10:44 峯山の山頂(585m)
2016年12月11日 10:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 10:49
10:44 峯山の山頂(585m)
10:50 リニアの実験線
2016年12月11日 10:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 10:55
10:50 リニアの実験線
11:18 稜線のなだらかな道
2016年12月11日 11:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 11:23
11:18 稜線のなだらかな道
11:22 富士山を振り返ります。
2016年12月11日 11:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 11:27
11:22 富士山を振り返ります。
11:30 むすび山にある、旧陸軍施設(大月防空監視哨)の跡。
2016年12月11日 11:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 11:35
11:30 むすび山にある、旧陸軍施設(大月防空監視哨)の跡。
11:30 むすび山からの大月市街の眺め。
2016年12月11日 11:36撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 11:36
11:30 むすび山からの大月市街の眺め。
むすび山でおむすびを食べます。
2016年12月11日 11:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 11:39
むすび山でおむすびを食べます。
11:47 岩殿山の眺め
2016年12月11日 11:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 11:52
11:47 岩殿山の眺め
雁ヶ腹摺山
2016年12月11日 11:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 11:55
雁ヶ腹摺山
むすび山からの富士の眺め。
2016年12月11日 12:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 12:03
むすび山からの富士の眺め。
12:03 麓に下りてきました。
2016年12月11日 12:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 12:08
12:03 麓に下りてきました。
12:08 大月中央病院の前を通ります。
2016年12月11日 12:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 12:13
12:08 大月中央病院の前を通ります。
12:10 国道20号線を渡って旧道に下りていきます。
2016年12月11日 12:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 12:15
12:10 国道20号線を渡って旧道に下りていきます。
12:13 岩殿山に向かいます。
2016年12月11日 12:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 12:18
12:13 岩殿山に向かいます。
12:18 川の橋の上。岩殿山から西へ伸びる稜線が見えます。
2016年12月11日 12:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 12:23
12:18 川の橋の上。岩殿山から西へ伸びる稜線が見えます。
12:40 西側の浅利口登山口に到着。
2016年12月11日 12:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 12:45
12:40 西側の浅利口登山口に到着。
12:46 この先から登山道になります。
2016年12月11日 12:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 12:51
12:46 この先から登山道になります。
12:49 急登を登ります。
2016年12月11日 12:54撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 12:54
12:49 急登を登ります。
13:05 一枚岩の上を登ります。
2016年12月11日 13:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 13:10
13:05 一枚岩の上を登ります。
13:10 稚児落としの断崖が見えてきました。
2016年12月11日 13:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 13:15
13:10 稚児落としの断崖が見えてきました。
13:24 稚児落としの上に出ました。断崖の上をこちらに向かって登ってくる登山者が見えます。
2016年12月11日 13:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 13:29
13:24 稚児落としの上に出ました。断崖の上をこちらに向かって登ってくる登山者が見えます。
13:33 稚児落としの上からの岩殿山の眺め。
2016年12月11日 13:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 13:38
13:33 稚児落としの上からの岩殿山の眺め。
13:35 トズラ峠方面との分岐
2016年12月11日 13:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 13:40
13:35 トズラ峠方面との分岐
13:38 反対側からの稚児落としの眺め。
2016年12月11日 13:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 13:43
13:38 反対側からの稚児落としの眺め。
断崖の上
2016年12月11日 13:46撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 13:46
断崖の上
13:59 天神山付近の祠
2016年12月11日 14:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 14:04
13:59 天神山付近の祠
14:00 高圧電線の鉄塔下を通過。
2016年12月11日 14:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 14:05
14:00 高圧電線の鉄塔下を通過。
14:01 天神山の山頂に到着。
2016年12月11日 14:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 14:06
14:01 天神山の山頂に到着。
14:12 岩殿山が近づいてきました。
2016年12月11日 14:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 14:17
14:12 岩殿山が近づいてきました。
14:15 稜線コースと林間コースとの分岐点。ここを岩殿山方面に向かいましたが、次の分岐点で林間コースに誘導するように標識がつけられてました。
2016年12月11日 14:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 14:20
14:15 稜線コースと林間コースとの分岐点。ここを岩殿山方面に向かいましたが、次の分岐点で林間コースに誘導するように標識がつけられてました。
14:23 林間コースにある、稜線への登りのロープ場。
2016年12月11日 14:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 14:28
14:23 林間コースにある、稜線への登りのロープ場。
14:27 林間コースから、稜線の道に合流。稜線コースを来た場合は、この先の高度感のあるロープ場を下りて、断崖につけられた幅30cmの道をこちらに来ます。
2016年12月11日 14:32撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 14:32
14:27 林間コースから、稜線の道に合流。稜線コースを来た場合は、この先の高度感のあるロープ場を下りて、断崖につけられた幅30cmの道をこちらに来ます。
15:00 岩殿山への登山道に合流。コンクリート舗装がされています。
2016年12月11日 15:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:05
15:00 岩殿山への登山道に合流。コンクリート舗装がされています。
15:00 振り返ると、「危険 この先はクサリ場のあるコースです。」の表示。
2016年12月11日 15:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 15:05
15:00 振り返ると、「危険 この先はクサリ場のあるコースです。」の表示。
15:05 岩の間を抜けて登っていきます。
2016年12月11日 15:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 15:10
15:05 岩の間を抜けて登っていきます。
15:06 頂上の台地に出ました。
2016年12月11日 15:11撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:11
15:06 頂上の台地に出ました。
15:08 岩殿山の標識と、山梨百名山の標識が立っていました。本当の標高634mの頂上は、ここから5分ぐらい行ったところにあります。
2016年12月11日 15:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:13
15:08 岩殿山の標識と、山梨百名山の標識が立っていました。本当の標高634mの頂上は、ここから5分ぐらい行ったところにあります。
15:09 中央線沿線の山々
2016年12月11日 15:14撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:14
15:09 中央線沿線の山々
15:11 岩殿山からの富士の眺め。
2016年12月11日 15:14撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:14
15:11 岩殿山からの富士の眺め。
15:12 本当の標高634mの山頂に向かいます。
2016年12月11日 15:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:17
15:12 本当の標高634mの山頂に向かいます。
15:15 本当の山頂に到着
2016年12月11日 15:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:20
15:15 本当の山頂に到着
本丸跡
2016年12月11日 15:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:20
本丸跡
15:22 頂上の東屋で一服。
2016年12月11日 15:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 15:27
15:22 頂上の東屋で一服。
15:42 下山します。
2016年12月11日 15:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/11 15:47
15:42 下山します。
15:52 丸山公園に下りてきました。
2016年12月11日 15:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:57
15:52 丸山公園に下りてきました。
15:53 丸山の山頂
2016年12月11日 15:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:58
15:53 丸山の山頂
15:53 岩殿山を振り返ります。
2016年12月11日 15:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 15:58
15:53 岩殿山を振り返ります。
15:57 富士山と大月の街
2016年12月11日 16:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 16:02
15:57 富士山と大月の街
16:07 踏切を渡ります。
2016年12月11日 16:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 16:12
16:07 踏切を渡ります。
16:09 大月駅に到着。
2016年12月11日 16:14撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/11 16:14
16:09 大月駅に到着。
撮影機器:

感想

◆はじめに
 冬晴れの天気の中、雪をかぶった富士山を見たくなり、秀麗富嶽十二景の第11番の高川山と第8番の岩殿山に登りました。

◆初狩駅から高川山へ
 準備を整えてから初狩駅を出発しました。向かいの滝子山が朝日に照らされて綺麗でした。 登山口までは林道が続いていましたが、登山口近くに車を停めて、朝早くから登っている人もいらっしゃいました。
登山道の中腹に、女坂と男坂の分岐があり、男坂を登りました。鎖場はありませんでしたが、下りに使うとスリップして転倒しやすそうでした。
 高川山の山頂からは、富士山が真正面にドヒャーと見えました。遠くは南アルプスの山までも見渡すことができました。

◆高川山から大月への稜線縦走
 高川山から大月への稜線の道は、松浦隆康さんの「静かなる尾根歩き」にも掲載されていましたが、ヤマプラ(山と高原地図)では既に一般ルートになっています。ヤマレコの「みんなの足跡」でも多くの方が歩かれており、実際に、多くの登山者とすれ違いました。高川山の頂上稜線から急下降する岩の多い区間で道がわかりにくくなりましたが、下りていくとロープが張ってありました。
 末端のむすび山までは結構距離はありましたが、落葉樹が葉を落として、冬の明るい林の中をのんびりと歩くことができました。振り返ると高川山が見えたり、富士山が見えたりする場所もありました。

◆岩殿山の稜線縦走
 高川山の縦走の続きで、西側の浅利口から岩殿山の稜線に登りました。岩殿山自体が岩山なので、こちらは、なかなかタフな道が続きました。稚児落としの絶壁の上に道がついていて、下りで歩くのは怖かったです。
 天神山を過ぎた後、岩殿山への標識が最終的に林間コースに導くようにつけられていたため、稜線を下らずに、北側の林間コースをたどりました。林間コースにも最後に稜線に向けて急な登り返しのロープ場がありましたが、まだこちらの方が安全でした。登り返して稜線の道に合流し、右横を見ると、断崖に付けられた幅30cmもないトラバース道とその先には稜線によじ登るロープ場が見えました。ここを逆コースで下りるのは高度感もあってかなり怖いでしょう。

◆岩殿山と城跡めぐり
 大月の麓にある丸山公園から直接に岩殿山に登る遊歩道に合流してからは、これまでの稜線の道に比べて本当に極楽でした。麓と岩殿山の往復だけならハイキング気分でも登れます。
 岩殿山の頂上部には昔の城跡が残っていました。頂上からは、夕方の逆光の中で富士山が見えました。

◆最後に
 高川山の稜線ののんびり歩きの後で、岩殿山の稜線のタフな縦走が待っていたので、結構疲れました。コースの条件で時間のかかり具合が随分と違いました。岩殿山の稜線も、普通は岩殿山から稚児落としへとたどる登山者が多いようです。中には鎖場が大好きそうな子供もいましたが、麓からの遊歩道をハイキング気分で岩殿山に登った後に稜線に突入すると、結構ストレスを感じる人は多いでしょう。

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