茶臼岳(温泉旅行の合間に相方のアイゼンデビュー)
- GPS
- 04:55
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 649m
- 下り
- 649m
コースタイム
09:50 ロープーウェイ乗場 09:55
10:10 峠の茶屋 10:20
10:50 中の茶屋跡 11:00
11:30 避難小屋 11:50
12:40 茶臼岳山頂 12:45
13:20 避難小屋 13:30
13:45 中の茶屋跡 13:45
14:00 峠の茶屋 14:00
14:10 ロープーウェイ乗場 14:10
14:25 大丸温泉
天候 | 快晴のち吹雪(まさかのホワイトアウト・・・) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
那須ICから一般道で大丸温泉無料駐車場(要スタッドレスタイヤ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
(大丸温泉〜避難小屋) 自分はツボ足、相方にはスノーボードブーツにスノーシューを履かせました。 トレースはばっちりありますので、何も履かなくても良いかもしれません。 しかし、避難小屋直下に1ヶ所トラバース個所があり、ここは少し緊張します・・・ できれば、アイゼンとピッケルに持ち替えた方がよいかもしれません。 (避難小屋〜茶臼岳山頂) 避難小屋で、自分の靴を相方に履かせ、アイゼン・ピッケルを装備させます。 自分は相方が履いていた、スノーボードブーツにスノーシューを履き替えます。 お互い、靴のサイズが近いとこんなことができてしまうのです。 登るにつれて、視界は悪くなり山頂まで行くことを断念・・・ 見える範囲で一番高いピークを、山頂としました。 |
写真
感想
相方から那須のアルパカ牧場に行って、温泉宿に泊まりたいとの旅行のリクエストがありました。
最近、山に行けずウズウズしていたので、翌日に茶臼岳に登って良いかと聞くとオッケーがでました。
それではと思いましたが、なにしろ冬山装備は1人分しかありません。
アイゼン、ピッケル、ダブルストック、スノーシューと全て1組ずつ・・・
さて、どうしようかと考えました。
今シーズン、自分用の雪山用登山靴は購入しましたが、相方のはありません・・・
以前使っていた、スノーボードブーツは使えないかと考え、スノーシューならばいけるなと思いました。
いろいろうまく組み合わせれば、2人分になるなと考え、茶臼岳に向かいました。
前日は、アルパカ牧場に行って、那須湯本の温泉旅館に泊まりました。
当日の朝食が朝8時からとのことなので、それまでに準備を整え、食べ終わったらすぐに出発しました。
大丸温泉までの道には、昨晩積雪があったようでスタッドレスは必須です。
準備を整え、登山口に向かいます。
今回のテーマは、相方の本格的雪山デビューでした。
アイゼンもピッケルも使った事は無かったので、いろいろ教えながら快晴の絶景を楽しむはずでした・・・
途中までは天気も穏やかで、少し汗ばむような陽気でした。
避難小屋でアイゼンに履き替えていたあたりから、小雪が舞い始めました。
先行者もいるし、せっかくなので行けるところまで行こうと登り始めました。
しかし、登るにつれて天候は悪化し、トレースも見つけられません・・・
やはり雪山は、一度夏道を歩いておかないといけません。
先行者の男性に先頭をお願いし、共に登って行きました。
登っていくと、途中から突然ラッセルになり登りにくい・・・
登りきったところで、方向感覚がなくなりどちらが山頂かもわかりません。
男性はGPSを駆使し山頂を目指しますが、なにしろホワイトアウト。
登りきったピークで、ここまでにしましょうと意見が一致し下山することにしました。
しかし、下山も難しい・・・
男性は登ってきた方向とは明らかに違う方向に下りていきます。
実はそっちが本来のルート・・・
登ってきたのはルートから外れてしまっていたのです。
道標で1度別れましたが、下っていくと明らかに違うルートでした・・・
これはまずいと登り返し、男性と合流して元のルートにたどり着きました。
この時、少し遭難を考えてしまい不安になりました・・・
やはり、素直に元来たルートを下山するべきでした。
この辺りが、悪天候時の雪山の怖いところです。
雪が降り、風が吹くとトレースも消えかけてしまいます。
不安な時は引き返すことが必要ですね。
それでも、相方は無事に雪山・アイゼンデビューを果たしました。
最終的には楽しかったと言ってくれたので、自分は満足しています。
雪山をガッツリ歩いた相方を頼もしく思えました。
star
starさん
入笠山以来?の相方さんとのお山ですよね?
いい、実にいいと思います!
うちの嫁さんは全くヤマに関心なく、こうしたシチュエーションはまず無理です。登り始めの好天とその後の急変、思わぬ事態でしたが、それが故にお互いの気持ちがより深く「共有」できたのでは?
那須岳(茶臼岳はその主峰ですよね?)は昨秋、山麓のどうぶつ村?かどっかに子連れで行った際、遠くからも堂々たる山容、そして近くなればナンとも名状し難い威容だった記憶が生々しいです。百名山の一座であり、また田部井淳子さんが初めて登った山とも聞いています。
という感じで興味深く拝見させていただきました
honsamaさん
相方とは、入笠山のスノーシューツアーぶりでした。
どちらかというと、雪山反対派なので・・・
自分は今冬は、本気の八ヶ岳シリーズで奮闘してきましたが。
なんとか、魅力を味わってほしかったので今回の山行に踏み切りました。
山頂付近では、ホワイトアウトで少し怖い思いをさせてしまったのですが・・・
登り始めは、まさに雲ひとつない絶景で、少しは魅力を感じてくれたかなと思います。
茶臼岳、なかなかよい山でしたので、夏にも登ってみたいものです☆
star
starさん、こんばんは。
温泉メインで合間に登山、っていうのんびりした計画もいいものですよね。
天候も前半は恵まれたようで、何よりでした。
後半のホワイトアウトは残念でしたけど、それはそれで、思い出深い山行になったのではないでしょうか?
今後はペアで行かれる機会も増えそうですね〜
次のレコも楽しみにしてます!
naoki99999さん
相方は、もっと旅館でのんびりしたかったなと言ってました。
しかし、そこは半ば強引に山に登ってもらっちゃいました・・・
なにしろ、山を見ると自分の血が騒ぎ出すもので(笑)
温泉旅館の接客応対、食事、お湯とどれをとっても最高でした。
ひとつの困難を乗り越えて、また思い出深い旅行となった気がします。
無理やり付き合って登ってもらった、相方には少し悪い気もしましだが・・・
今後も、うまく理解をしてもらいながら(許してもらいながら)、山に登り続けていきたいと思います☆
star
おはようございます。
茶臼山といえば那須。那須といえばonsen。じゃなかった
温泉
温泉と言えば「鹿の湯」http://motoyu-shikanoyu.com/
最近改装しちゃったのですが、まだ雰囲気は残っています。
そこに入浴されるとは中々の通ですね
私は48℃20秒が限界です。
でも、奥の方は常連さんが占領しているので、奥に行く
のは最初は勇気がいります
茶臼山の山頂付近は比較的たいらなので、ひとたびガス
って視界が遮られると道迷いはあり得ます。
基本に帰って戻られたのは良いですね。
相方さんも少しは雪山に理解を得られましたか?
少しずつ引きずり込むしかなさそうです
(引きずり込むって・・・ )
onsen♨
onsenさん
鹿の湯では、最初どうはいって良いのかわからず苦戦していました・・・
シャワーはない、シャンプーはないでとりあえず洗い湯でしたかね?
これが冷たくて、凍えそうでした。
自分の場合、40℃→42℃→44℃→46℃と入っていきました。
46℃は暑すぎてピリピリして、10秒が限界でした・・・
とても48℃に挑戦する気にはなれませんでした(笑)
とても硫黄臭くて、帰宅してお風呂に入ってもまだ匂いがとれませんでした・・・
相方もこれをきっかけに、雪山好きになってくれるとよいのですが無理でしょうね☆
star
starさん、おはようございます
旅行の合間に・・・って感じじゃないですよね・・・
山メインって感じが・・・いやいやそんなこと言ったら怒られそうです
両者の行動欲求が満たされる素晴らしい旅行プランだと思います
当日入山メールをいただき、茶臼のこの時期の様子とルートを調べる為、ヤマレコや本なんか見てみると本格雪山っぽい感じ(私が冬の茶臼知らなかったんで・・・)、相方さんは冬装備あったっけ・・・?とか思ったんですが、まぁ容易周到のstarさんだから心配いらないか、と思ってたら、なるほど・・・スノボブーツとスノーシューをうまく活用したんですね
天候急変は相方さんにとっては恐怖だったかも知れませんが(starさんは慣れっこでしょう )、どうか雪山にご理解をもらえますように
機転をきかせながらで迷うことなく下山できてよかったです
Utundu
Utunduさん
昨日は登山本部、ありがとうございました。
無事に下山できましたが、山頂付近のホワイトアウトには驚きました・・・
快晴だった天気が、急遽悪天候に。
冷静に対処しましたが、これがもし縦走だったらと考えると恐ろしいですね・・・
装備については、うまく流用できました。
山頂直下は、岩がゴツゴツしていてスノーシューでは少し厳しかったのですが・・・
仕方ありませんでした。
いろいろな経験をするたびに、ますます冬山にハマってしまいそうです☆
star
まさかのホワイトアウト、緊張感が伝わってくるレコですね
わたしも、6日、九州の久住山でまさかのホワイトアウトになって、道迷いし、冷や汗かきました
カミサンはクルマで待っていたので、単独行で、誰にも会わなかったため、心細かったです。
でも、雪山の怖さをカミサンが体験せず、よかったのかもしれません。
とにかく、無事で何よりです。
あとは、相方さんが雪山を嫌いにならないといいですね
satoyamaさん
初めまして、コメントありがとうございます。
昨日は予期せぬホワイトアウトで驚きました・・・
自分の場合は相方がいたので、なんとか声を掛け合い脱出しました。
先を歩いていた男性のおかげもありましたが、心強かったです。
男性がGPSを持っていたので、それが頼りでした。
もし持っていなかったら、もっと早いタイミングで下山していたでしょう。
相方にとっては、もう少し楽な雪山でも良かったかなと思っています☆
star
starさん、こんにちは。
鳥居くぐりは、彼女ですか?あの場所で、あの行動は雪山ハイクの余裕さが伝わってきます。
避難小屋から茶臼岳って、晴れてる日でも間違って直登してしまいそうになるんですよ!正規の、左から巻く道が少し分かりにくいかもしれませんね。
夏の那須岳は、Ulmatsuさんからハイキングコースと伺いましたが、冬は遭難・雪崩・滑落の三拍子そろった有名な場所なので、今回もstarさんのniceな判断だと思います。
最近、自分が行きたい山も、雪が多く様子見していますが、昨日何年も使用していない板と靴をひっぱり出しました。3月は、リフトに乗って標高を稼ぎ、帰りはゲレンデを滑ってくる計画を予定しています。
ザックの重心の関係で、転げ落ちる画像のUPとなってしまうかもしれませんが
ilbonさん
ilbonさんの2月23日の山行記録を、プリントアウトして持ってきていました。
さすがに、自分たちは三本槍岳までは行く気はしませんでしたけどね(笑)
ヤマレコにアップしていただいて、ありがとうございました。
鳥居をくぐっているのは、彼女じゃなくて嫁ですよ(笑)
あれは、自分が勧めたわけでなく自らやっていました。
あんな感じで、楽しく登っていましたよ。
つららでエイヤーも、よくわかりませんよね(笑)
自分も何度かやったことがありますが、バックカントリーも面白いですよね☆
star
starさん、こんばんは。
茶臼岳お疲れ様でした。
午前中の青空と雪山は良いですが、
雪山とホワイトアウトはチョット焦りますね。
那須でも遭難事故有りますからね。
無事下山、良かったです。
奥様も十分に雪山満喫されたようで、
温泉、アルパカありで良い企画でしたね。
kankotoさん
今回は、温泉旅行の合間という名目での登山でした。
前日は、観光と温泉を満喫しました。
東京からだと距離がありますので、一泊したいですね(笑)
そう考えると、八ヶ岳や丹沢は山歩きに専念できますので良いです。
帰りは、途中から相方に運転してもらっちゃいました・・・
雪山は魅力はありますが、十分な下調べが必要だと感じた山行でした☆
star
しょっぱなから、ボード用のシューズを活用されたりするのを見ながら興味深く拝見しました。
きれいな青空からまさかのホワイトアウト、出会った方と相談しながらの山行で、大変だったと思いますが奥様も楽しまれたとのこと、良かったですね
最後のアルパカがとってもナイスです!
tamaoさん
返信遅くなってすみません・・・
茶臼岳に登ってから一週間。
今は、那須付近は放射能汚染の心配がされています。
住民の方は避難されているようで、とても心配です。
山歩きしていた時は、こんなことになることは想像もしていませんでした・・・
ヤマレコ内でも、いろんな問題が起きていてなんだか残念です。
いろんな意見が出るのは、仕方ないことですが・・・
山好きの人たち同士で、もめ事なんて寂しいですね。
そんな中、知っているヤマレコユーザーさんがアップしていて、その中に自分の名前の記載がありました。
うれしくて、コメントしてしまいました。
みんな、山に行きたいのです、登りたいのです。
でも、今は自分ができることをやるべきです。
節電、節水、ガソリンの節約、まだまだいろいろあると思います。
いつか来る、心から山を楽しめる日を楽しみに待ちましょう☆
star
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