バリルートを使って父不見山と周辺の山を周回する
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- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 493m
- 下り
- 496m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〇西秩父林道〜大久保山は斜面を適当に登ったのでコメント外 〇大久保山〜杉ノ峠 薄い踏み跡が所々現れる程度で目印も少ない 稜線通しだが岩場を巻く所も数ヶ所あり 岩場はもろく崩れやすいので要注意 〇杉ノ峠〜父不見山〜長久保の頭 整備された登山道 〇長久保の頭〜西秩父林道(摩利支天尾根) 山と高原地図では破線ルート 尾根が広い所もあり随時現在地確認をした 作業道が並行したり交錯している 踏み跡も不明瞭 テープ類も林業用のものが多く信用できない |
写真
感想
父不見山へは何回か登っているが、バリルート上にある大久保山や摩利支天にはまだ行ったことがないので、足を延ばしてみた。
西秩父林道の杉ノ峠登山口のスペースに駐車。まず大久保山に向かう。
ここは登山道を登るのではなく、今日は大久保山から派生する小尾根を直登する。
林道を少し東に歩き、山に入る。斜面を適当に登っていくと尾根が明瞭になり、東側が伐採されて見通しが良くなった。シカ除けネットが大久保山の山頂まで続いているのでこれに沿って登る。
枯れヤブや足元が悪い所もあったりしたが、何とか大久保山に到着。手書きのプレートがあるだけの静かな山頂で南面が開けて両神山などがよく見えた。
少し休んで父不見山に向かう。
埼玉・群馬の県境稜線となるが、バリルートだけあって不明瞭。
ヤセ尾根になったり、突然足元が切れ落ちているところに出たりして気が抜けない。
稜線が優しくなってわずかで杉ノ峠に着いた。
ここから正規の登山道となり、格段に歩きやすくなった。
30分ほどで父不見山山頂に到着。何年かぶりの山頂は標柱が新しくなり、前は寝ていたシンボルの三角天石も標柱に立てかけるようにして置かれ
ていた。
昼食後、周回コースを取るため長久保の頭に向かう。
一旦急降下し、また急登。長久保の頭の方が少し高く、三角点もこちらにあるが、何故か父不見山が主峰のような扱いとなっている。別名、大塚、とも呼ばれているらしく、新しい標柱にもそう書かれていたが、長久保の頭のほうが通っているようだ。
ここから南稜を歩く。この尾根のピークのひとつが摩利支天と呼ばれている。ここも片側が伐採地でシカ除けネットが張られているが、ほとんど踏み跡はない。所どころ作業道が現れては消えていくので稜線沿いに付いているかもしれないが、交錯して迷うことも考え、無視して尾根通しに下っていく。そのうちの小さなピークに鉄剣の添えられた祠があり、摩利支天の消えかけたプレートがあった。
広い尾根を外さないように下っていくと、やっと林道に出た。鐘撞峠と呼ばれているらしいが、それらしき案内は何もなかった。
あとは林道をのんびり歩いて車に戻った。
誰にも会わず、この山域を独り占めできた静かな山行となった。
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