記録ID: 1035975
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沢登り
丹沢
宮ケ瀬尾根〜二十女沢〜オオユナラノ沢界尾根
2016年12月31日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,065m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■宮ケ瀬尾根 土山峠から辺室山、物見峠分岐を越え、鍋嵐(なべわらし)方向に尾根を 進んで、745m小ピーク(熊ノ爪)から北へ伸びている長い尾根。 715mと605mにある水源管理用赤白柱に宮ケ瀬尾根の進行表示が書かれている。 605〜550m間は少し痩せたガレ混じりの下降だが、概ね右手にある植生保護柵 沿いに進む。 さて二十女沢(はたちがさわ)へのアプローチ・・・ 一旦登り返して585mでは今まで右側にしかなかった植林帯が両側に展開されて おり、よく見ると右手の柵沿いの木に「←ハタチガ沢 堤川→」と書かれた 黄色テープが巻かれている。 500mから下部は急なガレ混じりとなり、末端近くは尾根状が判別しづらい 太った急なザレとなる。 場合によっては右側に見えてくるハタチガ沢林道終点に下り、林道を戻って 右(北)に向きを変える辺りから植林尾根を降りた方が楽である。 今回は末端が太ったザレになっているところから下降し、ハタチガ沢395m に出た。 ここから425mのオオユナラノ沢との二俣までは二十女沢で最も美しい箇所。 410mで右手から美しい連瀑で合わさるのがアカチガ沢。 この辺は沢床の色も構成も素敵でお気に入りの場所だ。 ■二十女沢・オオユナラノ沢の界尾根 オオユナラノ沢は1.5m小滝と左側CS2m滝で正面から合わさってくる。 上流部には一部の丹沢フリークには有名な柱状節理の涸棚があるという。 詳細はマシラさんやイガイガさんの記録をご参照ください。 さて界尾根だ。見る限り末端は結構急であるが、目を凝らすと古い木梯子が 朽ち気味にある。その上も一見倒木が斜面に落ちているように見えるが、 明らかにジグザグと置いてあり紛れもなく古い径路の跡。 しかし登ってみると径路の跡はほぼ既に失せてしまい、急な斜面のザレを 時には根っこや時には指を土ザレに突っ込んでホールドとし、キックステップで ひーこら言って登る代物になっていた。 この尾根を下降して二十女沢のアプローチにすると尾根末端は少し長めの 懸垂下降にした方がよさそうなくらい。 やはりアプローチは宮ケ瀬尾根の方がよい印象。 そんな状態が標高差で70〜80mくらいで、その後は手もそれ程使わず登れるが 一部痩せたギャップなども出てくる。 バリエーション尾根を積極的にこなしている方ならそれ程難しくはない。 最後は小さなアップダウンのほぼ標高差のない少し痩せた尾根となって 鍋嵐から伸びる東尾根のP719小ピークに出る。 ■沢登り、読図、クライミング等講習 http://mt-farm.info/ |
写真
撮影機器:
感想
宮ケ瀬湖から二十女沢のアプローチができないため
実は初めて宮ケ瀬尾根からのアプローチ踏査に行きました。
しかしアプローチに3時間だし、登って下りてまた登って下りるのはなかなか。
初級者パーティだとトータルで9時間はかかっちゃうじゃないかな。
おまけに駐車スペースは仏果山登山口近くに10台以上停められる駐車場は
あるけれど8時〜17時までなので時間的にギリギリですね。
土山峠バス停は狭いうえ、遭難事故があるとあそこに警察車も置くので
置きたくはないですし。
本厚木駅からのバスだと始発で土山峠に8:34。
足並み揃っていないと厳しいね。
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