美濃戸口から赤岳。赤岳よ、最高のコンディションで迎えてくれたね!ありがとう。
- GPS
- 11:12
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,521m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 11:13
美濃戸口をスタートして10分位のところで林道を間違えてしまった、やっちまった!バッテリーセーブでヘッ電を弱にして足元だけ照らして歩いていたのが凶と出た、というか間抜けなだけですね。ロスタイム20分。
風邪の影響か、登りで1回、下りで2回トイレのないところでトイレしました、スミマセン、紙は持ち帰ってます。稜線でなくてよかった(笑)。ロスタイム30分。
天候 | 晴れ 美濃戸口マイナス10度、行者小屋マイナス15度、山頂マイナス11度。 風は山頂で10m、風の抜ける稜線で15m弱。展望荘の東側など風のないところは(私がカップ麺を食べた場所)、日差しが暖かく5月って感じ。 森林帯はほぼ無風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
混み具合、美濃戸口は5時で8割程度。 上部の赤岳山荘は6時過ぎで9割。 すぐ下のやまのこ村は6割程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【赤岳山荘まで】 雪のない路面が多く、一部凍結路。 当日は赤岳山荘まで二輪駆動(スタッドレス)でもチェーン付ければ行けました。これは結果論で、もしスタックしたら皆に迷惑かけるので美濃戸口に停めました。深い轍ができるほどの積雪(美濃戸口で30センチ以上とか)だと、四輪駆動+チェーンですね、轍ですれ違いが出来ないので無理か?(私の車は二輪駆動スタッドレスでチェーン携帯の軽です) 歩く場合はチェーンスパイク3割、残りツボ足。かなりアバウトです。状況に応じて対応してください。 【南沢、北沢】 圧雪及び一部凍結路。 アイゼン3割、チェーンスパイク4割、残りツボ足。かなりアバウトです。状況に応じて対応してください。 【地蔵尾根、文三郎尾根・稜線】 トレースというか道になってます。ステップあり。トレースで凍結部分はなかったです、たしか。トレースを外して歩くと、クラスト、もなかクラストがメインで、一部アイスバーンです。 アイゼン(12本爪推奨)+ピッケルは必須。バラクラバ、ゴーグルは状況に応じて使用(持っていくべきだと思います)。ヘルメット、一応推奨(推奨しておきながら、私は持って行きませんでした(笑)) 【積雪】 行者小屋で30〜40センチ。赤岳鉱泉20センチ位。森林帯と稜線は画像を参照して下さい。 【スライド】 林道を除いて、すれ違いは登り優先なので、この待ち時間がけっこうありました。特に森林帯上部からと稜線。 |
その他周辺情報 | 赤岳鉱泉は通年営業、行者小屋と展望荘は期間限定だと思います。 |
写真
感想
今回の4日間の山旅については、妻殿に感謝したいと思います。
彼女は30日から4日までが休暇で、31日に帰省。荷物が多いし31日は羽田まで送ろうかと言ったら、私のことは気にしないで、山に行ってらっしゃいと快く送り出してくれました。
【赤岳と私】
高一のGW、稲子湯から展望荘泊で小淵沢まで縦走したのが赤岳との出会いでした。高一の1月には美濃戸口から赤岳をピストン。その後、南八ヶ岳には幾度となく通いました。冬季赤岳は、赤岳メインリッジをソロで登ったのが最後で、もう30年以上前です。そして最後の赤岳は2006年10月でした。前年にスキーで上腕骨折及び脱臼後のリハビリ登山に真教寺尾根(下りは県界尾根)を選んだ、この鎖場を難なく登れれば登山復帰できると思い赤岳を選びました。
ヤマレコの冬期赤岳レコなどチラ見しては、今更、美濃戸口から一般ルートを登っても、トレースはあるし、冬山登ったうち入らないよな〜。それより人の入らない2000m級の冬山のほうが魅力あるし、なにより関東100名山や山梨100名山などの未踏の山登る方が楽しいよ、なんて思っていた。しかし、それは本心ではなく、自分の気持ちに嘘をついていたのだ。ほんとは行きたかったのだ。
赤岳よ、あなたは私の山の師匠です。山の厳しさ、楽しさ、全てを教えてくれました。もう、なんとか100名山なんかにとらわれることはないんだ!自分の気持ちを大切にするんだ!大好きな赤岳に行くんだ!そうだ、少年だった私の心をウキウキさせてくれた、あのピッケル(シモンスーパーD)を連れて行こう!
赤岳よ、久しぶりだったね。そして最高のコンディションで迎えてくれたね!本当にありがとう!!
【赤岳と登山者】
アイゼンワーク等の基本が出来てないように見受けられる方が、散見されました。あれだけ人が多いとしょうがないのかな?当然、トレースやステップがないと登れないのでしょうけど。もっともトレースがないと思われる時には登りに来ないか。
*29日夕方から喉が痛くなり、その後、日中は良くなるが、30、31日は疲れてくる夕方から痛くなり、1日は朝から痛いです。寝不足と過労で風邪をひいたみたいです。
【荷物】
今回みたいに泊まりと日帰り、低山と高山が混在してると、荷が多くなる。例えばザックが2つとか。なので今回は荷を減らすため服を一つに統一した。例えば低山にあのアウター(ヤッケ)は重くて大げさ、赤岳ではオーバーズボンの代わりにゴアのカッパのズボンなど。なので展望荘でのスナップはめちゃカッコ悪いです(あの黄色のカッパズボンが周りの景色から浮いている)、ポースを決めてなかったので変な格好になってしまった(言い訳ですけど)。
【12月度登山遠征】
28〜29日 加入道山〜菰釣山(避難小屋泊)〜 高指山〜三国山〜大洞山〜篭坂峠
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1036242.html
30日 富士見山 山梨100名山 97座目
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1036977.html
31日 美濃戸口から赤岳。赤岳よ、最高のコンディションで迎えてくれたね!ありがとう。
今年は元旦から仕事です(;_;)
遅コメです<m(__)m>
迫力の大展望でしたね
拙者が赤岳に登ったのは一回のみ。
1980年代後半だったかな?
四人組で、夏山シーズンに美濃戸から一泊二日。
どこの山小屋だったかよく覚えていませんが、夕食が焼き肉だったことだけはよく覚えています。
格好いい阿弥陀岳を経由して下山したかったけど、リーダーの選択した尾根を下りました。
恐らく今回のコースと同じだったような・・・微かな記憶です。
スイマセン・・・自分のことばかりで
拙者はあちこち違う山に出掛けるのが好きなので、kenさんのように何度も通った思い入れの山がありません。
もっとも沢山行っているのが・・・高尾山で、次が塔ノ岳かも。
尻ズルで下ると、そのまま滑り台のように滑って行ってしまうかも・・・なるほど。
尻ズルが特異な1号隊員によく言って聞かせないと・・・って、絶対に雪山(いや雪がある山)には行かないから大丈夫です。
隊長
夕食が焼き肉、赤岳鉱泉かな?
5回以上ピークを踏んだ山だと、塔ノ岳、谷川岳、北岳、奥穂高岳、剱岳などがありますが、赤岳は別格で二桁はいってます。
関東100は既に終わり、山梨100は今月で終わる可能性大、日本100は残りは大山と四国、九州だけ、100高山も縦走すれば芋ずる式にピークハントできるので、年内に終わる可能性大。
今年からは、なんとか100名山にとらわれることなく、好きな山にいけそうです。今回の赤岳がその象徴でありターニングポイントでした。ほんの少し思いをめぐらせただけで、冬の展望荘に泊まりたい、無積雪期の阿弥陀の中央綾を歩いてみたいなど、思いつきます。なんとか100名山が足かせになっていけなかったけど、今年は、西岳、越後中岳、大源太山などにも行けそうです。
コメント有難うございました。
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