「やどりき」から「シダンゴ山」〜「高松山」を周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 989m
- 下り
- 993m
コースタイム
06:42 大寺橋(=駐車場を出発)
08:15 シダンゴ山(震旦郷山、758m)、
(22分間撮影等休憩)
08:44 三叉路(標高688m、)
08:46 鉄ハシゴ(金属製で44段の階段。虫沢林道に接合)。
09:20 ダルマ沢ノ頭(883m)
09:41 三叉路(林道秦野峠分岐、848m)
10:17 No.29 鉄塔(731m)
10:38 西ヶ尾(805m)
11:05 ヒネゴ沢乗越(716m、十字路、分岐)
11:28 高松山(801m)
(22分間ランチ等休憩)
12:29 真弓ヶ丘
14:41 尺里峠(536m、ひさりとうげ)
13:49 田代橋(233m)
14:14 大寺橋(=駐車場)
※コースタイム;6時間10分
※実コースタイム;7時間32分(撮影305枚、ランチ、休憩等含む)
※総歩行距離;約15Km
※シダンゴ山&高松山の各山頂で、携帯(docomo)は圏内でした。
天候 | 晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ICを出たらR255⇒R246⇒R710の道順。駐車場までの距離は、ICより約10.3Km、20分。(R246 「寄入口」から約6.6Km、13分)。 ※「登山口」は、駐車場のすぐ傍の「大寺橋」を渡って道標に沿って。 ■駐車場 当日、「寄(やどりき)自然休暇村管理センター」前の駐車場は「ロウバイ祭り」のため利用不可。早朝で係員不在の中、私は中津川沿い(大寺橋の上流側)に路駐(駐停車禁止の標識無し)。 ※「ロウバイ祭り」&駐車場に関する情報は以下のURLにて。 https://town.matsuda.kanagawa.jp/site/6roubai/ ■バス利用の場合(最寄りの駅から) 以下のURLをご参考。 http://www.syonan-bus.co.jp/rosen/#id2 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■寄(やどりき)〜シダンゴ山 要所要所に道標あり。猪防護柵ゲートまでは舗装道で急登。ゲートからは標高差約370mの植林の急登。落石注意の警告板や泥濘はありません。 眺望は植林の中なので良いとは言えませんが、時折、振り向くと樹々の間から相模湾や丹沢の主尾根が見えます。 ■シダンゴ山〜林道秦野峠分岐 ジダンゴ山を急降下し、少しのピークを過ぎれば虫沢林道に出ます。出ると目の前に金属製で狭い階段(44段)が目に飛び込んできます。44段を上るとダルマ沢ノ頭の直前まで急登が続きます。ルートはほぼ明瞭。 ■林道秦野分岐〜ヒネゴ沢乗越分岐 散在するテープ以外、道標は全くありません。不明瞭な箇所もありますが、注意してよくよく観察すれば踏まれた形跡の判別はわかります。作業・管理用の道もあるなか、尾根が広いので支尾根に入らぬよう、注意が必要と思います。 ヒネゴ沢乗越の手前に、高さ3m弱の岩場にロープがあります。 なお、目印となるNo.29 の巨大な送電鉄塔は、見通しの効かない植林地帯のため、直前でないと視認できないので念のため。 ■ヒネゴ沢乗越分岐〜高松山〜尺里峠 よく踏まれ道標もありルートは明瞭。 ■尺里峠(ひさりとうげ)〜虫沢古道コース〜田代橋〜駐車場 尺里峠からすべて舗装道(約5.5Km)。途中近道で古道(山道)を2回ほど使用。集落近くにも近道(舗装)があります。集落の要所には道標があるので見落とさぬように。 (参考)今回の登山ルート上に積雪箇所、凍結箇所は全く無く、アイゼンの出番はありませんでした。 |
その他周辺情報 | ■登山届 ヾ鷦然休暇村管理センター(未確認。「山と高原地図」に記載有り) ⊃斉狎邯警察のweb https://www.police.pref.kanagawa.jp/inq/form/fmtozan.htm ※所定の様式で簡単入力でOK。 ■🚻 峇鷦然休暇村管理センター」(未確認)。 ※センター前はバス発着場・バス停ですので…。 ※「山と高原地図」には「トイレ」の記載有り。 ▲襦璽髪茲い良弦睫360mの地点。(写真参照) 「尺里峠」に仮設の🚻。 ぅ丱皇筺崚賃絽」近く、「田代橋」のたもと(中津川の右岸側)に三 角屋根の🚻。(未確認) ■コンビニ R246「寄入口」のT字交差点傍にセブンイレブン店。 ■宿泊施設&日帰り入浴 https://town.matsuda.kanagawa.jp/site/kankou-sub/tomaru.html ■地元「松田町のhp」(ご参考) https://town.matsuda.kanagawa.jp/site/kankou-sub/shigango.html |
写真
感想
【感想】
■ 今回の目的は登山口まで積雪がなくトレーニングに適した未踏のルートを山と高原地図「丹沢」で探索。結果、標記のルートに決定、実践することにしました。
■ 丹沢山塊にはピーク、コル、沢、峠などの呼び名にカタカナが散見されるなか、シダンゴ山も変わった山名だなぁと気に留めていたので疑問を解くため一度は訪れてみた思いがあった。山名の由来の答えは山頂の石碑にあった。
■ シダンゴ山の山頂は360°の展望良しとの触れですが、日本一の富士山はシダンゴ山より130mほど高い「ダルマ沢ノ頭」?の肩に隠れてその全容は眺望できず残念。しかし、江ノ島、真鶴半島をはじめ小田原、秦野市街、そして丹沢主脈を一望できて素晴らしい。山頂には山名の由来の石碑、祠、ベンチが1つある。広場は馬酔木に囲まれていてあまり広くはないです。
■ 秦野林道峠分岐からヒネゴ乗越分岐の間は、「山と高原地図」では破線ルート。テープ以外、「西ヶ尾」の手書き道標と大きな目標物、送電鉄塔No,29以外に道標は全く存在しない中、少し不安はあったものの、一部不明瞭な地点はあるものの意外とルートは踏まれており困惑するには至らなかった。この時期、積雪がなかったことも不安なく踏破できた要因。
■ 今回のルートは、低山ながら多くのアッダウンがあり、変化に富んでトレーニングにはよいルートと言えるでしょう。殆どが植林のなか、人気のない破線ルートとなっている要因の1つを解消(1地点でも見通しの効く絶景ポイントを設ける)できれば人気のルートになると思われます。具体的には、数十本の植林を伐採することで富士山や丹沢主脈が一望できる地点があるので……、期待したいところ。
本日、この破線ルートで出会った登山者は平日とでもあってか1人(休憩中に追い抜かれる)のみでした。「ヒネゴ沢乗越」から先は、トレラン1人、1組のカップル、ソロ2名、3人のグループの皆さんとお会いしました。
■ 今回のルートにおいて、はなじょろ道、高松古道、虫沢古道などの道標が目についた。昔、重要な生活道だったのだろう。所以を知ろうと松田町のhpを検索したら次の説明です。
『はなじょろ道とは、明治末期まで虫沢地区と山北町の八丁地域を結び、生活道であると同時に花嫁さんが通った道でもあることからこう呼ばれてきました。約 100年の時を超えて、虫沢古道として蘇りました。このハイキングコースは「はなじょろ道」から高松山を越え、途中、虫沢古道を歩き虫沢地区に戻るコースです。大島桜、山桜、もみじ、そして富士山と見所も多く、案内板、休憩所も良く整備されています。往時の花嫁さんに思いを馳せながら歩くのもいいですね。』
出処;https://town.matsuda.kanagawa.jp/site/kankou-sub/hanajoro.html
■ 山行の計画段階で、当該地区の郷土歴史などじっくり調査、研究して臨むと、より楽しめて意義深い山行になると思い知った収穫の多い山旅でした。丹沢山塊は奥が深い!
■ 高松山の山頂は、南方面が開けていて富士山、愛鷹山連峰、箱根連山、相模湾、江ノ島、初島、伊豆七島の一部まで一望できました。山頂はシダンゴ山よりも数倍広く2つのベンチ、1つのテーブルがあります。期待以上の素晴らしい景観地でした。
今回も低山コースながらアップダウンが豊富でよいトレーニングになりました。
― おしまい ー
ご訪問ありがとうございました。
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