八ヶ岳 硫黄岳〜横岳〜赤岳〜阿弥陀岳

2017年01月28日(土) ~ 2017年01月29日(日)

• GPS: 28:15
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,910m
• 下り: 1,909m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:39

6:43 美濃戸口
7:27 7:28 美濃戸山荘
8:41 9:08 赤岳鉱泉
10:32 10:33 赤岩の頭
10:56 10:57 硫黄岳
12:06 12:07 横岳（奥ノ院）
12:21 12:24 横岳（三叉峰）
13:04 二十三夜峰
13:14 13:16 地蔵の頭
13:22 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 3:57
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:14

6:43 赤岳天望荘
7:17 7:22 赤岳
7:51 7:52 中岳
8:00 中岳のコル
8:37 8:45 阿弥陀岳
8:51 8:52 西ノ肩
9:29 不動清水
9:59 10:01 御小屋山
10:57 美濃戸口

天候

晴天＆晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸登山口の駐車場　1日500円×2日分

コース状況／危険箇所等

林道には凍った積雪があり最初からチェーンスパイクを履きました。
硫黄岳〜硫黄山荘〜登り返しの区間は強風で積雪はありません。
この区間はどんな天気図であっても暴風を覚悟した方がよいと思います。
横岳（奥ノ院）の鎖は出てます。積雪状況は写真の通りです。

赤岳から文三郎尾根への道で必要な鎖は出ています。
阿弥陀岳の東斜面の雪の状態は良好でアイゼンの前爪をしっかり蹴り込めます。
阿弥陀岳の西斜面でロープが欲しい場所のロープが出てました。上部は風が強いので積雪は乏しいです。人が少ないので降雪直後は色々と努力が必要だと思います。

その他周辺情報

八ヶ岳山荘で牛丼を食べ
八峯苑鹿の湯でのんびり湯につかり
道の駅こぶちさわ「桑の実」でパンを購入して帰宅

写真

1/28 7:28

今回は美濃戸登山口からしっかり積雪ありました

1/28 8:25

赤岳鉱泉まであと20分程
朝日で木々が美しく輝きます

1/28 8:41

アイスキャンディフェスティバルの準備で皆さん忙しくしてました

1/28 10:21

そろそろ樹林帯も終わり景色が開けてきました

1/28 10:36

尾根に出ると北アルプスが一望
ここは無風でした

1/28 10:55

硫黄岳に登頂〜
ここから暴風地獄です

1/28 10:57

山頂は暴風が雪を吹き飛ばすので積雪無しです

1/28 11:03

硫黄岳山荘へ下り登り返し
暴風で辛さ3倍増

1/28 11:45

登り返すと横岳頂上と富士山がお出迎え

1/28 11:45

これからアレに登ります

1/28 11:59

最初は狭いトラバース

1/28 12:04

鎖は出ているので落ち着いて登れば何とかなります

1/28 12:04

横岳に登頂〜

1/28 12:06

あそこから来ました

1/28 12:05

これからあっちです

1/28 12:06

明日はあの3つです

1/28 12:12

梯子を二つ降りて先に進みます
風がなければココでお弁当でも広げたい

1/28 12:12

そしてまた登り

1/28 12:32

御嶽山

1/28 12:32

北アルプスが全部見えます

1/28 12:31

たいぶ近付いてきました

1/28 12:36

難所が接近
これを右側に巻くのですが・・・

1/28 12:36

ルートを拡大
片足分しかなく雪も薄め ^^;

1/28 12:42

通過してホッと一息

1/28 12:51

あとはノンビリと思いたいけど

1/28 12:51

日ノ岳の下り
かなりの急斜面です

1/28 12:57

富士山など眺めてホッと一息

1/28 12:57

手前の突起の向こうはお地蔵さん

1/28 12:59

歩く幅もありピッケルを差す雪もたっぷりですが

1/28 12:59

左側はこんな感じで油断できません

1/28 13:14

明日はあっちだ

1/28 13:18

本日のお宿

1/28 17:02

夕暮れ時の富士山

1/28 17:04

夕陽と阿弥陀岳

1/28 17:04

夕陽を浴びる横岳

1/29 6:42

2日目スタート

1/29 6:48

意外なほどの強風地獄でした

1/29 7:07

丁度日の出方向にだけ雲

1/29 7:07

それなりに良い眺めです

1/29 7:16

赤岳に登頂〜
風を避けて岩陰に隠れます

1/29 7:17

山頂の眺めは雄大です

1/29 7:17

権現岳と南アルプス

1/29 7:18

お決まりの一枚

1/29 7:52

中岳に登頂〜

1/29 7:52

最後のターゲット
阿弥陀岳の東斜面

1/29 7:52

根元からの権現岳全景

1/29 7:52

ゴジラの背中のような横岳

1/29 7:52

トレースを視認

1/29 8:01

4名ほど降りてくるので梯子の辺りで待つことに

1/29 8:02

東斜面は風がなく景色が良いので待ち時間も退屈しません

1/29 8:44

阿弥陀岳に登頂〜

1/29 8:37

振り返るとこんな景色でした

1/29 8:40

もう一枚

1/29 8:39

富士と権現

1/29 8:43

山頂は風もあり寒くなってきたのでそろそろ下山

1/29 8:51

西側の御小屋尾根に下ります

1/29 8:51

御小屋尾根の全景
ほぼ下り一辺倒です

1/29 9:38

ラッセルになると長くつらそう

1/29 9:58

山頂らしくない山頂

1/29 9:58

御小屋山で小柄なカモシカに遭遇
ピッケルが怖いのか森の中に

1/29 10:04

少し先に一回り大きなカモシカが登場
こちらは堂々として逃げません

1/29 10:41

別荘地に到着
除雪済みです

1/29 11:37

駐車場に到着

1/29 11:57

八峯苑鹿の湯の前からの甲斐駒ケ岳
超然〜

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

12本歯アイゼン チェーンスパイク ピッケル ゴーグル ツェルト

感想

gibson45

ようやく林道まで全面積雪となった八ヶ岳に1泊2日で出動しました。
北沢経由で赤岳鉱泉まで一気に歩いて朝ごはん＆アイゼン装着。赤岳鉱泉はイベント準備で忙しそうでしたが、天気が良いせいか皆さん溌剌と働いてました。
赤石の頭までは無風でお気楽な登山、もしかすると暴風なしの登山日和か？と期待を持たせましたが硫黄岳は甘くなく積雪をも許さない暴風でした。
晴天ながら硫黄岳〜赤岳展望荘ですれ違いはわずか5名、先行者1名、後方には人影無しで地蔵の頭に到着。赤岳展望荘は40人を超えるくらいで食事は2組体制でした。

翌朝の風は凄まじく赤岳山頂には長居せず、というより長居できずそそくさと中岳方面に移動。天狗尾根方面にはお1人だけ姿がありました。中岳を過ぎると阿弥陀岳の陰で風がなく陽射しもあって至極快適。手元足元に集中できます。斜面序盤のハシゴで下山してくる方の通過を待って核心部に突入。しっかり蹴りこみ、ピッケルを刺し、危険個所に長居は無用と速やかに登るとあっと言う間に北稜ルートの合流点に到達。北稜を登る人達ってかっこいいですね。

山頂では再び風に晒されましたがお天気最高で気持ちいい風でした。
西斜面にはトレースがありましたがあらぬ方向への足跡も・・・人が少ないのでキチンと下見をされた方以外にはお勧めできません。
尻もちやお手付きもなく安全に下山、今回も楽しかった^^