三ツドッケ:雪の奥多摩大展望
- GPS
- 05:12
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,096m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇りのち小雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
往路の日原街道は部分的に雪道になっていたものの、帰路ではすでに除雪されていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南面の尾根であるせいか積雪は少ない。夏道を行くが、尾根筋を通らず左右に巻いている箇所が多く、雪が乗っているので滑落注意。 |
写真
装備
個人装備 |
途中からチェーンスパイクを使用
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感想
9日は都内でもみぞれが降った。山の上ではそこそこの積雪があっただろう。降雪直後の奥多摩の山々を眺めようと、展望の良い三ツドッケ、さらにはハナド岩まで足を延ばそうと出発。
降雪は思ったほど多くはなかったようだが、驚いたことに先行者の足跡が。登り始めは天気が良く、雪が腐って落ち葉と共に足に張り付いてバランスを崩しやすい。滝入ノ峰東面を巻くところから、ヤセ尾根の通過、さらにヨコスズ山西側の巻き道あたりは要注意ポイントで、雪が付くとやや緊張する。急に雲行きが怪しくなってきて、吹き付ける風が身を切るようだ。防風用ジャケットを着、手袋を厚手のものに替える。
一杯水避難小屋で食事中の単独行者に出会う。トレースの主は彼だ。「こんな日にこんな所まで登ってくる人がいるなんて驚きました。お互い様ですけど」と声をかける。すでに三ツドッケを目指して登ったが、途中で道が分からなくなり引き返してきたという。イケメンの好青年だ。
小屋からは尾根通しにまっすぐ登る。青年のトレースは全く問題なく続いていたが、都県界尾根のピークに出た先の岩場で引き返したようだ。急な下りなので巻き道があるはずと思ったのだろう。でもここは強引に下るのが正解。ここまで来たのに勿体なかったですね。確かに雪が付くと危険だし天候も悪化してきたので、引き返す決断をされたのは正しかったと思う。
三ツドッケのピークに立つといきなり大展望が開ける。単独なのに思わず声が出てしまう。特に正面の石尾根は屏風のように広がり大迫力だ。期待を上回る。
のんびりしたいところだったが、雲行きも怪しいし、思いの外疲労したのでここで引き返す。ハナド岩まではとても無理。やはり雪があると足腰への負担が違う。
あとは往路を引き返したが、標高950mあたりで分岐する西コースを下ってみることにした。こちらは登山路としてはあまり使われていないようだ。仕事道が交錯していて道標もない。途中で見覚えのある巨樹コース散策路と合し、学校跡の広場に出た。
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