天祖山(一般ルートから大ブナ尾根で下山)
- GPS
- 08:26
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,754m
- 下り
- 1,769m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:25
2 天祖山山頂から100mほど水松山方面に向かったが,気が変わって,引き返している。これが,ログに反映されているのを御承知されたい。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:東日原バス停(16:17発)→JR奥多摩駅… |
コース状況/ 危険箇所等 |
1 全ルート,熊棚が散見される。熊の出没に注意。 2 天祖山一般ルートは,急登が多く,並びに岩,木の根及び落ち葉が交わる歩き難い道。積雪時は特に。 3 大ブナ尾根は,林道近くの植林帯のトラバース路において,滑落注意。 4 ともかく,行きも帰りも,長い林道歩きがある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
防寒着
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ツェルト
熊鈴
アイゼン(10本爪)
|
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備考 | 私は,面倒くさがり屋で,アイゼンを装着しなかったが,やはり,雪山は,それに慣れるためにも,アイゼン歩行が必要と思う。 |
感想
今回は,奥多摩エリアの深部にある天祖山に行ってきた。大変山深いエリアである。JR中野駅4:25始発の中央線に乗り,JR奥多摩駅6:25着,東日原バス停6:50頃着である。
バスには私のほか5名が乗り,そのうち3名が川乗橋バス停で下車。残りが東日原バス停で降りたのだが,どこの山に行くのだろうかと気になった。鷹ノ巣山方面の登山口は,手前の橋の工事により今月一杯は入れない。後は,ヨコスズ尾根,私の天祖山又は雲取山…。話しかければよかった。
それはさておき,私は,予定(むしろ希望)では,天祖山→水松山→長沢背稜→タワ尾根の周遊を考えていた。
しかし,天祖山登山口から全てトレースなしの雪道・一部急登でありペースが上がらなかったこと,天祖山ルートの積雪状況からタワ尾根歩行にも相当時間がかかりそうであることなどにより,天祖山から下山することとした。
結局,今回は,東日原バス停→路面凍結した林道→天祖山登山口→天祖山に登り,その後,いったん水松山方面に足を伸ばしたが引き返し,せめてもの思いでバリエーションルートである大ブナ尾根で下山し,長い林道歩きを経て東日原バス停に着いた。
天祖山は,入口は急登だが,斜面に対してジグザグに道が付いており,登りやすい。その後,際どいトラバース路(ロープあり。)を経て,稜線沿いを歩く。岩や枯れ枝混じりの雪道であり,やや歩き難い。そして,ほぼ登り坂で,息が切れる。しかし,南(左手)には長大な石尾根が,北(右手)には長沢背稜が見え,また自然林に囲まれ,大変清々しい。天祖山山頂付近では,雲取山と雲取山荘も見えた。
なお,稜線沿いには,熊棚が至る所にあった。熊避け対策が特に重要である。
天祖山山頂直下には,廃屋(?)があり,山頂には,立派な神社があった。山頂は,広々としており,テント泊にも適しているのではないだろうか。
下山路の大ブナ尾根は,天祖山から5分くらい下った(戻った)「唐松平」という所から南に伸びる尾根である。防火看板が目印である。また,尾根入口にある木の表面に十字の印が施されている。積雪がなくても土面に踏み跡はないが,きれいな尾根道であるとともに,進路上には,定期的に,適切なマーキングテープが付いており,道迷いの心配はない。また,急傾斜が多いが,概して広い尾根道であり,谷に落ちるリスクは少ない。大ブナ尾根は,正面に石尾根(日蔭名栗山など)が,西(右手)に雲取山と雲取山荘が見える。美しいブナの林もあり,中々良い道である(登りで使うと,林道歩きを含めちょっと疲れる。)。
下山口の日原林道が見えてくると,古道標が現れ,道が二手に別れる。どちらからも林道に降りられるようだが,バス停寄りは,向かって左(東)のトラバース路である。その後,道なりにジグザグと斜面を下り,林道に至る。
東日原バス停までは,長い林道歩きとなるが,特に南側(右手)の石尾根とそこから伸びる尾根を地図に照らして確認しながら歩くと面白いと思う。
帰りの電車は,運良くホリデー快速。しかし,飲んできたのか,山帰りのおじさん・おばさんのグループが馬鹿騒ぎだったのは不快であった(車両を隣に移動しても声が聞こえてくる。)。登山帰りで充実した気分なのだろうが,公共の場では,特に登山客ではない地元の乗客に対しては,節度ある行動が求められよう。
ともあれ,今回は,奥多摩の深部の山々を満喫することができた。
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