鎌ヶ岳(犬星大滝の捲き道から)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 702m
- 下り
- 703m
コースタイム
明るいガレ場(10:35)〜鎌ヶ岳(11:00/12:15)〜長石尾根のヌタ場(12:50)〜長石谷へ出る(13:20/13:30)〜登山口(14:10)〜駐車位置(14:25)
天候 | 薄曇り 一時霰混じりの雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
各所で指標の整備が進められています。 帰路に道路から眺める山腹の山桜は緑と白のコントラストを描いて きれいでした。 |
写真
感想
今回は長石尾根を歩く時に気になっていたヌタ場から伸びる踏み跡、
長石谷に下りるコースを見てみよう。雪も消え完全な夏道になっているだろうと判断して向かう。
三滝川を徒渉して長石谷左岸の捲き道に取り付く。
(指標が新しくなっていた。最近、御在所・鎌ヶ岳周辺コースで指標整備が進められているようだ。)
尾根への分岐を二度ほど見送り、尚も左岸の捲き道を行く。
3〜5mの滝が二つほど現れるが左岸の捲き道で越えた後、しばらくして谷筋へ下りる。
左岸に懸る一条のナメ滝を過ぎる頃、谷筋も明確になるので概ね谷通しで行く。
詰まったら時々左岸の捲き道に逃げながら行き、 長石谷最大のナメを過ぎるとまもなく右俣から
20mほどの岩壁を一気に「犬星大滝」が落ちている。
長石谷の流れを跨いで大滝の出会いへ出て小休止とする。
初めてのコースなので念のため水を確保して腰を上げる。
大滝の流れを横切り、長石谷左岸をわずかに戻ってから、山腹をジグザグ登りで大滝を捲き終え
本流右俣の左岸へ出る。流れの有る傾斜の緩やかな谷には、目印のペンキも見られる。
やがて真っ直ぐな一本杉で二俣になるが、ゆるやかで流れの有る右俣を行く。
靴を濡らして谷筋を行くとやがて徐々に傾斜を増し、右側に3mほどの滝を見る。
そのまま詰めるが険しい様相になるので、小滝まで一旦戻ってコースを観察する。
滝の左側(右岸)山腹にテープを見つけたので、急登の捲き道で越え小さな谷に従う。
約30分程のアルバイトになってしまった。
しばらく谷底を忠実に行くが目印にも、踏み跡にも出会わない。
磁石で方向を定め、強引に尾根に登りつめる事にする。浅い雨裂の中を行くとしばらくして
テープのある踏み跡に出る。意外に踏まれた道がしつこいほどのテープの中に伸びている。
樹林の中をほぼ西向きに行くと、左手の谷もあいまいになり平坦な尾根をトラバースするように
なると雪解けでぬかるんだヌタ場に出て長石尾根コースと合流する。
尾根道に出て、明るいガレ場に出ると強風が吹きつける。
帽子を飛ばされないように注意して急な尾根を登りつめ鎌ヶ岳に立つ。
先客の多い山頂は昼食の場所を確保するのも一苦労だ。
わずかに風を避け昼食の大休止を摂った後、今日のコースを確認するため同じコースで下る。
【 3mほどの滝を右岸から捲いて頭部に出た後、すぐに左岸山腹に絡んで踏み跡が有り、
よく見ると岩に矢印ペンキが。
登りでは先を気にするあまり見逃して、谷筋を深追いし過ぎたようだ 。】
犬星大滝の出会いまで下りきり小休止の後長石谷を下るが、間もなくして霰混じりの雨になった。
カッパを着込んで暗くなった谷を急いで下る。何とか谷が増水する前に下山終了できた。
山頂では頭に怪我をした登山者を見かけ、手当を手伝い長い山頂時間になったり、
コンロの調子が悪く、長島在住の夫婦連れにコンロを借り湯を沸かすハメになったりと、いろんな事があった一日になった。
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