モンスターに会いに氷ノ山

2017年02月25日(土) [日帰り]

• GPS: 05:24
• 距離: 10.6km
• 登り: 825m
• 下り: 818m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 1:25
• 合計: 5:25

距離 10.6km 登り 825m 下り 836m

10:16 三ノ丸コース登山口
10:58 10:59 わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ
11:49 三ノ丸休憩所
11:54 11:56 三ノ丸
12:18 1448ｍ点
12:50 13:44 氷ノ山
13:49 13:57 こしき岩
14:03 14:08 仙谷分岐
14:37 14:48 氷ノ山越
14:55 14:56 木原八丁
15:24 15:26 氷ノ越コース登山口
15:36 15:37 スキー場前バス停
15:41 ゴール地点

天候

曇り　上部はガス　山頂の気温-2℃？（もっと寒かったと思うが）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

若桜氷ノ山スキー場の無料駐車場に駐めました。
登山届けはスキー場にあるパトロール本部で。
下山したら下山届けもお忘れなく。

コース状況／危険箇所等

メインルートということもありトレースがありましたが、風で消されている箇所もあり視界が悪くなると広い尾根では行く手を見失うことがあります。
そういう箇所では地図、コンパスによりルート確認をしました。
特に頂上からの下りではガスで稜線が見えず、ウロウロしました。

氷ノ越からの下りは夏道とは異なり、途中からは尾根通しとなります。
こしき岩の巻き道は幅も狭く急斜面で、滑ればかなり下まで滑落しそうなので慎重に足を運びました。

その他周辺情報

今回、帰りの時間が気になり立ち寄り温泉はなし。
途中でたい焼き（165円）を買って帰りました。

写真

2/25 9:54

無料駐車場に9:30に到着。この辺りは青空も見えましたが...

2/25 10:19

がモタモタしていて、リフトに乗ったのは10:18。既にどんよりとした灰色の空

2/25 10:26

第三リフトは運転休止。歩いて登る羽目になりました

2/25 10:37

ここからスノーシューを履きます

2/25 10:49

上部を目指してエッチラオッチラ

2/25 11:00

11:00 リフト上駅に到着。スノボを担いで上がってきた二人はここから滑り降りるようです

2/25 11:01

ここから山に入ります

2/25 11:08

のっけから良い感じです

2/25 11:19

トレースがたっぷりあります

2/25 11:27

ますます良い感じに

2/25 11:30

ピンホールの青空。この辺りでは晴れる希望もありましたが...

2/25 11:36

ガスが深くなってきて、

2/25 11:42

やがてホワイトアウト

2/25 11:49

ガスが薄れてきて、三の丸の東屋が見えてきました

2/25 11:54

次に避難小屋

2/25 11:55

そして展望台

2/25 11:56

道標は埋もれずに顔を出しています

2/25 12:09

青空なら最高の尾根なのですが

2/25 12:14

尾根を外さずに歩きます。雪庇あり

2/25 12:19

モンスターになってるはずの大杉が見えてきました

2/25 12:22

が期待していたモンスターは出現してませんでした

2/25 12:23

でも、木々は全て白化粧

2/25 12:24

少し日が差してきたので一枚

2/25 12:24

でも青空がないのでイマイチ

2/25 12:38

振り返ってもパッとしない

2/25 12:42

頂上の展望小屋が見えてきました

2/25 12:48

12:48 山頂＆避難小屋に到着

2/25 13:01

今日の昼食。メインは餅入りカレーヌードル。コロッケは外せません

2/25 13:20

万歳三唱？

2/25 13:31

気温は−2℃（小屋から出てきてさほど時間が経ってないからかも）でしたが、風もあってすごく寒く感じました

2/25 13:34

13:34 下山開始。視界が悪くどこを下ればいいのか判りません

2/25 13:49

下降路を探してしばらくウロウロした後、ようやくハッキリした稜線に出ました

2/25 13:54

その後、トレースに従って稜線を歩いていたら、こしき岩上部に迷い込んでしまいました。スノーシューでは下ることが出来ず引き返しました

2/25 13:57

ここが間違って入った稜線のピーク。下って巻き道へ

2/25 14:01

滑落の危険がある巻き道を通り、こしき岩の基部に出ました

2/25 14:06

振り返るも山頂は見えず

2/25 14:07

雪庇の写真。この後、左足のスノーシューが消えていることに気づき、

2/25 14:10

100mほど戻り、外れたスノーシューを見つけました

2/25 14:14

鉢伏山は晴れてるのになぁ・・・

2/25 14:14

晴れると気持ちいいルートなんです

2/25 14:17

西方面、スキー場も見えます

2/25 14:17

振り返って見る稜線

2/25 14:35

北方向は気持ちいい青空

2/25 14:38

氷ノ越に到着

2/25 14:39

振り返ると山頂の小屋がかすかに見えていました

2/25 14:41

ここを左に下ります。登山口まで1.5km

2/25 14:43

いきなりの急坂。スノーシューでも雪を捉えることが出来ず滑り落ちました

2/25 14:46

それならということで、シリセードで下った跡

2/25 14:49

斜度が少し緩くなったので、満を持してヒップそりの登場

2/25 15:00

滑っているところを撮りたいのですがそんな余裕なし

2/25 15:04

一旦鞍部に出てそこからは広い尾根を下ります

2/25 15:07

このあたり雪が悪く苦労の跡がいっぱい

2/25 15:13

ここからはヒップそりに適度な斜度。が、なかなかコントロールが難しい

2/25 15:18

降りてきた（一部滑ってきた）跡を振り返ります

2/25 15:19

向かいに見えるのは東山かな？

2/25 15:23

大勢の人が下に見えてきて

2/25 15:26

車道に出ました

2/25 15:31

車道を歩いて駐車場を目指します

2/25 15:31

頭上に恐怖のツララ

2/25 15:50

15:50 駐車場に着きました

2/25 17:38

帰り道に立ち寄ったのは日本一たい焼き

2/25 17:42

もなかのようにパリッとした薄い皮と、メタボなお腹にあんこがいっぱい。このあと胃袋へ

撮影機器：

DSC-WX60 SONY

装備

備考

アイゼン（12爪）持って行きましたが出番なし。
ヒップそりを初体験しましたが, 楽なこともあれば逆に疲れる場面もあり。使いこなすには技術・経験が必要か

感想

Ham⭐

冬山シーズン締め？の山行は滋賀県も考えたけど、兵庫県人なら県最高峰の氷ノ山！
氷ノ山には昨年の同時期に登りました（レコあり）
その時は天気も良く素晴らしい雪山ハイクが出来たのですが、雪不足でブッシュが出ていたり、お目当てのモンスター（樹氷）も不十分でした。
今年は雪がたっぷりあるだろうから、大モンスターが迎えてくれるだろうと期待していたのですが・・・

出発が遅れた上に当日になってガソリン入れたりで、現地に着いたのが前回より30分ほど遅れ。
さらにスタートしてから、昼食をおにぎりからカップヌードルに変更したり箸を忘れりして、車に二度も取りに戻るなどモタモタして益々遅くなりました。
前回がスムーズに歩けたのでちょっと侮りがあったと反省。

そして極めつけは強風のため上部リフトが運転休止。
約200mを歩いて上がる羽目になりました。
そんなこんなで上部リフトトップでは前回より1時間20分遅れと大きく出遅れました。

前置きが長くなりましたが雪はたっぷり。
良く締まっておりスノーシューハイクには最適でした。
ただこの日は寒気が入っていたようで青空を見ることが出来ず、山頂近くはガスで視界もなくコース取りに迷うこともありました。
ホワイトアウトすると広い尾根のどこを歩いているか判らず、強風で足跡が残ってない場所では方向を間違わないように慎重に進みました。
GPSがなければ自信を持って歩くことが出来なかったでしょうし、前回の経験も役立ちました。

気温がさほど低くない（追記：別レコでは三の丸で-5℃だったとのこと）にもかかわらず、山頂は風があって長時間じっとしておれない寒さでした。
最近、寒さに弱くなった自分を感じており、このレベルを超える山岳に冬登るのは無理だなと感じた山行でもありました。

モンスターに出合うことは出来ず、また素晴らしい冬景色を見ることも出来ない山行でしたが、たっぷりスノーシューハイクを楽しむことが出来ました。
次からは春の日差しのもとで残雪を楽しむことにします (^^)

コメント

notung

蒼空と雪原
Ham0501さん、こんばんは。
此方へのお立ち寄り、ありがとうございました。
春の気配の南淡から、まだ冬本番の奥但馬へ・・
精力的なご活動に、こころから脱帽しております
・・・いやぁ、ガーデンテラスあたりの霧氷で
ハシャいでいるなんて全くお恥ずかしいかぎりですね

さすが豪雪の氷ノ山、二桁くらいスケールが違いますね。
こちらラッセルなど未だに未経験（レッスン受けないとあきません）
そのうえ雪原のルーファイなんて恐ろしくて、とてもとても。
そして圧巻は写真No.39〜45の眺望・・ためいき連発です。
青空が覗いて本当に良かったですね、ご同慶の至りです。

未だ往復のクルマが億劫のあまり未訪のままの県最高峰、
とんだ非国民ならぬ非県民ですか、やっぱり行っとかんとあきませんねぇ。
少なからずモチベーションを戴いた次第です。
・・・但し、春か秋になりそうですけれども
愉しいレコを立て続けに拝見でき、御礼かたがた失礼をご寛容下さい

Ham⭐

Re: 蒼空と雪原
notungさん、こんばんは
広い兵庫県の南から北へと跳び回っておりますと、そろそろ資金も尽きてきて、しばらくはビンボー登山に戻らなくてはと考えている今日この頃です
（明日から3月。青春18切符の時期となりましたね）

今回はラッセルなしの歩きやすい雪道で、プラス、晴れててモンスターに会うことが出来ればサイコーの冬山だったんですが、そうは問屋が卸しやせんでした。
ということで、来年リベンジしなくては...

初めての氷ノ山を訪れる時は残雪期か紅葉の時期が良いかと思います。
北近畿豊岡自動車道を使えば非常に早く着くことが出来るので、日帰り登山も楽になりました。
でも高速代が...という場合は若桜側から登るのがお奨めです。
ぜひ、県１、２，３を制覇（この言葉はあまり好きではありませんが）して下さい