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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
小遠見山-中遠見山-大遠見山【Road to 五竜!憧れの武田菱を眺めに】
2017年03月04日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:46
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 700m
- 下り
- 791m
コースタイム
天候 | 晴れ!だけど地吹雪で白く煙る時間も少なくなかった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
▽白馬五竜スキー場 ・安曇野ICから47km ・本日は少し凍結があったのみですが、スタッドレスは必須です ・駐車場は広大なので、停められなくなるということはないでしょうが、少し離れた場所になる可能性も http://www.hakubaescal.com/winter/escal/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況(2017年3月4日現在) ※この時期、状況は一日で一変します。以下はあくまで参考程度にお願いします ▽エスカルプラザ⇆アルプス平 ・五竜テレキャビンで一気にアルプス平まで。700mを8分(往復1800円) ・始発は8:15で、その時間には外まで行列になっていました。最終は16:30 http://www.hakubaescal.com/winter/gelande/hours/ ▽アルプス平⇆地蔵ノ頭 ・アルプス第1ペアリフトで上がればかなりの短縮になります(片道400円) ・上りはリフト利用、下りはゲレンデの端を歩きました ▽地蔵ノ頭⇆小遠見山 ・この時期、始発のテレキャビンで上がるとトレースは期待できません ・本日はスキーヤー4名(勇者)が先陣を切ってくれて助かりました。それでもスノーシューで50cmほど埋まるところもあり。スキーってそんなに浮力あるのですね ・基本狭い尾根なので外すことはないと思いますが、ガスると危険だと思います ・南側に雪庇が発達しているので注意 ▽小遠見山⇆中遠見山 ・小遠見山まで登ると、鹿島槍ヶ岳も見えます ・痩せ尾根と雪庇に注意 ▽中遠見山⇆大遠見山 ・一気に人が減ります(ここまでも十分少ないが) ・大きく下って、大きく登り返します ・大遠見山直下のトラバースは少し嫌な感じがしました。足を滑らせたら数十メートルは滑落しそう。帰りは念のためアイゼンとピッケルにしました ☆登山ポスト テレキャビンとおみ駅(山麓駅)にあり |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ♨︎ホテル白馬五竜 ・白馬五竜スキー場から、おそらく至近の温泉 ・他と比べて空いていてなかなかよかったが、露天はこの時期半営業(樽風呂とかは休止中) http://www.hotelhakubagoryu.jp/sp/ ☆飲食店 ▽展望レストランAlps360 ・ゴンドラテレキャビンアルプス平駅(山頂駅)に併設された展望レストラン ・予想外のクオリティーに満足でした http://www.hakubaescal.com/winter/eat/alps360/ |
写真
撮影機器:
感想
実は五竜岳には登ったことがなく、あの山容にずっと憧れを抱いていたのですが、冬以外は登山客でごった返すと聞いていました。
静かな山を好む私としては、これまでなかなか、そういった理由から五竜をはじめとする白馬の山域には足を運べないでいました。
そんな時、私の尊敬する山岳写真家である西田省三さんの著書で、五竜岳と鹿島槍ヶ岳の大展望が楽しめる山として、小遠見山が紹介されていました。
勿論この時期に五竜までは届きませんが、憧れの五竜岳、憧れの武田菱を拝みに、遠見尾根を歩いてきました。
登山者率0.01%以下の完全アウェーの中、テレキャビンの始発を待ちます。
白馬の共通言語は英語か?と思えるほどの外国人比率にますますのアウェー感を感じます。
ゲレンデトップの地蔵ノ頭直下から先は、バックカントリースキーヤーと数少ない登山者のみの世界となり、静かな山行を好む私としてはこれ以上はないという素晴らしいコース!
五竜岳は序盤から見ることができ、武田菱もクッキリ。
小遠見山に登り詰めると、圧倒的な鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳。
国内4例目の氷河である可能性の高いカクネ里もバッチリ。
八方尾根と唐松岳の先には白馬三山も。
そして振り返れば、高妻・戸隠、妙高・火打といった上信越の山々も。
「360度の大展望を楽しみながら、巨大雪庇やナイフリッジに圧倒されつつ、五竜岳の武田菱を正面に見据える稜線歩き」、そんな素晴らしい雪山ハイクとなりました。
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Kazu405さん、 moricocoさん、はじめまして。
去年、武田菱に焦がれて西遠見まで行ったことを思い起こしております♪
遠見尾根から眺める武田菱、相変わらずダイナミック!!カッコいいですね〜
自然が作り出すシュカブラの数々にも魅了されます!
絶景に包まれた稜線歩き…素晴しいレコを見させていただき、再び訪れたくなりました
お疲れ様でした。
来週末に唐松岳を予定しているのですが、天候次第では遠見尾根になる可能性もありなんです
wakabon7さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
私は五竜には登ったことがなかったのですが、
あの山容と雪形にはずっと憧れを抱いていました
今回、絶好のコンディションの元、武田菱を見ることができたので、
次はあのピークに立ちたいと思っています
西遠見まで行かれたとは凄いです
小・中・大・西とある遠見尾根のピーク達ですが、
どこからの武田菱が一番なのでしょうか。
これは確かめに行かなきゃですね
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