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記録ID: 108421
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ハイキング
奥武蔵

天覧山 多峯主山 天寛山 大高山 スルギ 吾野駅

2011年05月03日(火) [日帰り]
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miketama その他1人
GPS
08:33
距離
20.1km
登り
1,338m
下り
1,251m

コースタイム

06:42西武池袋線飯能駅→07:09天覧山山頂→07:36多峯主山07:44→08:12
永田台住宅地車道→08:15久須美坂登山口入り口→10:05東峠→10:35天寛山山頂
10:52→11:56大高山山頂12:05→12:37前坂12:40→13:02屋根地蔵13:17→
13:30板谷の頭→14:18スルギ→14:36車道→15:15西武秩父線吾野駅
天候 うす曇り 少し雨
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往き;西武池袋線所沢06:09→06:33飯能駅
帰り;15:28吾野駅飯能行き(臨時列車)
コース状況/
危険箇所等
・多峯主山から先、コース全体的に急坂が多く、水分を含んでいない道は滑りやすいです。
・道標、テープは昨年よりかなり整備されていますが、初めてですと首をひねると思われる箇所やはり多いと思います。
・トイレは駅、吾野駅手前東郷神社。
こういった家屋も飯能ならでは。
こういった家屋も飯能ならでは。
天覧山、197m。
曇りのためか、黄砂のためか富士山いません。
天覧山、197m。
曇りのためか、黄砂のためか富士山いません。
多峯主山、270,8m。
般若心経が書かれた手ぬぐいが置いてありました。
久須美坂へはこの右下を行きます。
多峯主山、270,8m。
般若心経が書かれた手ぬぐいが置いてありました。
久須美坂へはこの右下を行きます。
ミツバツツジがいい頃です。
ミツバツツジがいい頃です。
多峯主山から下って、永田台住宅地の道路に下りてきたところです。住宅地へいく道を右側へ上がり、反対側へ渡ります。
多峯主山から下って、永田台住宅地の道路に下りてきたところです。住宅地へいく道を右側へ上がり、反対側へ渡ります。
調整池の脇に「ハイキング久須美坂、横手」となんとか判読出来る道標を上ります。
調整池の脇に「ハイキング久須美坂、横手」となんとか判読出来る道標を上ります。
多峯主山の特徴は山頂に大きな木がもこ、もこ。
多峯主山の特徴は山頂に大きな木がもこ、もこ。
「歓迎 三角点」
この先にケルンがありました。
「歓迎 三角点」
この先にケルンがありました。
ゴルフコースのフェンス(水色)に沿って左側を行きます。
ゴルフコースのフェンス(水色)に沿って左側を行きます。
すくすく伸びている木に落雷か何かで倒れ込んだ木を支えつつ成長してゲージツ的。
すくすく伸びている木に落雷か何かで倒れ込んだ木を支えつつ成長してゲージツ的。
東峠の車道に出ました。
左側へ行きます。
東峠の車道に出ました。
左側へ行きます。
ちょっと歩くと渡ってすぐにこういう道標。
「東吾野駅」に「多峯主山、天覧山」と付け加えてくれていたら昨年は、間違えなかったと思います。
ちょっと歩くと渡ってすぐにこういう道標。
「東吾野駅」に「多峯主山、天覧山」と付け加えてくれていたら昨年は、間違えなかったと思います。
天覚山山頂445m。
多峯主山が遠くに見えます。
天覚山山頂445m。
多峯主山が遠くに見えます。
屋根地蔵。
ゆっくりひと息つけます。
屋根地蔵。
ゆっくりひと息つけます。
こんなとこ通りました。
こんなとこ通りました。
撮影機器:

感想

GW!!
いろいろな案から決定したのは、
・混雑を回避
・昨年、天覚山から下りた時、道を間違えて多峯主山へ続く久須美坂のルートはいったことがない
・同行者は「お散歩みたいで好きなコース」

ということで、飯能からスタートしました。

同行者は2,3日前にも東吾野駅から天覚山、大高山、スルギ、子の権現、伊豆ケ岳、正丸駅という修行コースを詣でたばかりで、今回も4回目なのに
「何回行ってもいい」
というほどのお気に入り☆。

そういえば飯能駅から天覧山へ一緒に行くのは初めてで、中央公民館から観音寺を左側へ入ってわたしはまっすぐ進み神社の脇を行き、市民会館を右にみる道を何回かとっていましたが、同行者は観音寺から右折して進む。
なるほどー、
こちらの方がはるかに近い。
西武鉄道のハイキングマップと違います。
進んですぐのおうちにクリーム色のモッコウバラが咲いています。

早い時間のせいか、GWのせいか、お散歩の方もちらほらで天覧山は貸し切り、多峯主山山頂も初めてテーブルに座れて、の〜んびりとお弁当広げたい気分になります…わけにはいかず、久須美坂方面へ下ります。

この道は以前、小雨のなか逆から行った時にゆるゆるな多峯主山のはずなのに結構ガンガンと急な上りの記憶がありますが、今回もやっぱり住宅地と車道の間だけなのに急です。
うっそうとした木立ちのなかを下りに下ります。

永田台住宅地の車道に出て右、横断して左。

はじめての道、スタート。

右側に見える住宅地は敷地も広く、永住なのか別荘なのか洒落たおうちが見えます。
この先には広い緑地もお花見も出来る場所もあって、住宅地からハイキングコースに合流する道もあり、羨ましい限りです。

でも、途中お会いしたのはワンちゃん散歩中の方ひとりだけでした。
結構、アップダウンの多い散歩道だから敬遠されるのかしら。

住宅街の脇のゴルフコース沿いの道といって侮るなかれ。
昨年、道を間違えてバス通りをえんえん歩いたことがトホホでも懐かしくも有難い位な気分になりそうなほどのアップダウンの連続。
あのときは雨でしたし、確実にスリップ間違いなし、でしたでしょう。
乾いていたら乾いていたでまた、滑るのですが。
ワラビを採りに来る人もいないのかなぁ。

車道に出て、やっと東峠。

これがまた、急登続きで。
上りで滑るって、どーゆーこっちゃ。

よく、山頂直下の急坂をひと登りしたら…とありますが、なんだか何回も山頂直下を経てシャガの群生(同行者はこの花をよくおもわない)を分けて上り着いて天覚山頂上。

大岳山、御前山、棒の折山、岩茸石山、蕎麦粒山、川苔山、
多峯主山が、あーんな遠くに?!
天覚山。
東吾野からなら4、50分。
何がかなしくて飯能から4時間近くかけて来ましたよ〜。

山頂にはお二人連れとおじいちゃんを含むご家族連れ。
先に大高山方面に下りられたお二人連れは「行ってはいけない道」に倒木を足しておられました。

この大高山までの道がまた、アップダウンばっかりで。
加えて急傾斜。
まさに、せっかく上ったのにまた下りるの?
という、初めて山に行った人が必ず口にするような言葉がわたしの中でもよぎる。
同行者まで「本当に上った、と思ったらまた下りだもんね」などと言う。
「まだコレが続くの?」
「まだまだ続く」
というのは脅かしで「まだ」程度で大高山には到着しましたが。

ただ、
この、
「まだまだ続く」
には、
別の意味あいが籠められていて。

大高山から道路ひとつ渡って前坂、それからもひとつ舗装道路をぐるりと歩いて
採掘場を見下ろして進むスルギへの道。
ずーっとアップダウンが続きます。

本当にGW?
と首をかしげるほど前坂から先、どなたともお会いしなくなりました。
それほど静かな、小鳥の声とわたしのゼーゼー声しか音がないような山の中。

だからこそ、光に当たった樹木が生き生きとして見えたり、足を踏み入れられないような谷の木に幾重にも絡まる蔓性の植物にくぎ付けになったり、ほとんど展望がないのに開けるところに出たり、健康なブナの木を見て安心したり、隠れお花見スポット教えてもらったり、屋根地蔵で食べたパンが胃に沁みたりして、からだはアップアップだけれども、気分はアップしますのでアップダウンもまた楽しからずや。

スルギから滝不動へ下る道も、あまり人が通ってないような道で、舗装道路に出る手前でこちらからは右折するのですが、「スルギ方面」という道標は見つからず、同行者は逆から来るひとはわからないのでは、と心配顔。
吾野から来た場合は浅見茶屋手前の「車立ち入り禁止」の鎖を跨いで苔むしたアスファルト道を進み、やや歩いて左折です。

スルギあたりまで聞こえていた太鼓の音がまた聞こえてきました。
諏訪神社のお祭りです。
屋台はまだこれからのようです。

吾野駅の裏側に立つ石灰採集所の高いエントツを見て同行者が
「まさかこの裏にあんな採掘場があるなんて思わないよね」と言う。
本当、あんな広く、深く掘られていたなんて知らなかった。

武甲山も昔、大持山からのコースも含めて8コースもあったといいます。
そのとき生まれていたら、全制覇してたかなぁ?
わたしも。
あなたも。

あっ、全部はムリムリ、
沢のコースもあったみたいですから、それはちょっとわたしはパスですかね〜。

吾野駅前はGWらしい雰囲気がありました。

女性が駅前の茶屋でなにか買おうとしていたらしかったけれど
「ダメよ〜、ぜんぜん対応してくれない〜」
と、お仲間に言っています。
わたしは、にがぁーい体験から多分そんなものだろうと見ていましたが、同行者がわたしの好物の飲み物を買いに行ってくれたのだか野次馬根性で確かめに行ったのだか、お店に行ったけれど、
「本当だ、うどんか何か作ってて全然対応してくれない」
GWなのに、おひとりで切り盛りしているのはお大変でしょうが。

でも、飲み物買えなくて正解でした。
倍の長さの車両は芝桜の観光のお客さまで満席で、とても座れませんでした。

武蔵横手駅で下り電車待ち合わせの時おもてから、しきりと「メェー、メェー」と鳴き声が。
電車が動き出した頃からポツポツと雨が降り始めたからでしょうか。
それともお腹がすいているのかな。
喉が渇いているのかな。

…それはわたしでした。

42039歩。





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