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Yamareco

記録ID: 1089995
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳〜悔いの残る登頂

2017年03月20日(月) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 新潟県
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tama_factory その他1人
GPS
--:--
距離
6.7km
登り
772m
下り
778m

コースタイム

日帰り
山行
4:07
休憩
0:13
合計
4:20
写真より手動入力
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
谷川岳ロープウェイ駐車場は1000円でした。(平日は無料)
コース状況/
危険箇所等
自分にとってはなんでもない道も、雪山初心者の妻にとってはすべてが核心部の様でした。大反省。
前日の19日に横浜で行われたモンベルのフェアに行きました。
そこで、作り過ぎて余った竹ペグを無人席に並べて無料で配りました。(50本くらい)
誰かの役に立っていただければ幸いです。
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前日の19日に横浜で行われたモンベルのフェアに行きました。
そこで、作り過ぎて余った竹ペグを無人席に並べて無料で配りました。(50本くらい)
誰かの役に立っていただければ幸いです。
谷川岳ロープウェイには9:30到着。駐車場の空きを心配しましたが杞憂でした。
連休最終日なので、スキー客もまばらでガラガラでした。
谷川岳ロープウェイには9:30到着。駐車場の空きを心配しましたが杞憂でした。
連休最終日なので、スキー客もまばらでガラガラでした。
天神平を出発。
この日妻には私の12本アイゼンを着けて、自分は訓練の為にチェーンスパイクで登ります。
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天神平を出発。
この日妻には私の12本アイゼンを着けて、自分は訓練の為にチェーンスパイクで登ります。
ガスが切れて空が青くなって来ました。
この日は午後からの方が天気が良いので、遅めの出発で良かったみたいです。
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ガスが切れて空が青くなって来ました。
この日は午後からの方が天気が良いので、遅めの出発で良かったみたいです。
熊穴沢への下り。
道幅が狭くて右が切れ落ちています。
ここで妻が怖くて降りれないと諦めモード。
仕方ないので、天神平まで引き返してレストハウスに妻に待っていてもらい、一人で山頂ピストンすることにしました。
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熊穴沢への下り。
道幅が狭くて右が切れ落ちています。
ここで妻が怖くて降りれないと諦めモード。
仕方ないので、天神平まで引き返してレストハウスに妻に待っていてもらい、一人で山頂ピストンすることにしました。
山頂までの登り。
地味にきついです。
空はすっかり青くなりました。
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山頂までの登り。
地味にきついです。
空はすっかり青くなりました。
気温が上がって踏み抜きやすくなると、あちこちに落とし穴が増えます。
これは人がすっぽり落ちそうなほどの踏み抜き。
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気温が上がって踏み抜きやすくなると、あちこちに落とし穴が増えます。
これは人がすっぽり落ちそうなほどの踏み抜き。
上州の山々。
この辺りは標高のわりに、日本海側の分水嶺になっているせいで雪深いです。
しかも、北アルプスと比べて雪質が重いのでラッセルになると、かなり体力消耗しますしそうです。
上州の山々。
この辺りは標高のわりに、日本海側の分水嶺になっているせいで雪深いです。
しかも、北アルプスと比べて雪質が重いのでラッセルになると、かなり体力消耗しますしそうです。
妻を待たせているので肩の小屋には寄らずに山頂に直登します。
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妻を待たせているので肩の小屋には寄らずに山頂に直登します。
トマの耳到着。
山座はわかりませんが、素晴らしい景色です。
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山座はわかりませんが、素晴らしい景色です。
レストハウスで待っている妻には悪いですが、せっかくなのでオキの耳も目指します。
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レストハウスで待っている妻には悪いですが、せっかくなのでオキの耳も目指します。
相耳峰の間の岩場が風の通り道になっています。
風紋がケーキのデコレーションみたいで、無性にホイップクリームが食いたくなって来ました。
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相耳峰の間の岩場が風の通り道になっています。
風紋がケーキのデコレーションみたいで、無性にホイップクリームが食いたくなって来ました。
オキの耳到着。
妻と来れなかったのが、本当に残念です。
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オキの耳到着。
妻と来れなかったのが、本当に残念です。
オキから見たトマの耳。
東側が切れてますねぇ。
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オキから見たトマの耳。
東側が切れてますねぇ。
小屋に寄って立ったままでおにぎり食います。
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小屋に寄って立ったままでおにぎり食います。
小屋内部。
避難小屋として解放されているようです。
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小屋内部。
避難小屋として解放されているようです。
妻が待っているレストハウスまで、超高速下山。
ツボ足で富士山の大砂走みたいに走って降りました。
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妻が待っているレストハウスまで、超高速下山。
ツボ足で富士山の大砂走みたいに走って降りました。
無事妻と合流して、ロープウェイで下山。
帰りに町営温泉の「湯テルメ」に寄りました。
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無事妻と合流して、ロープウェイで下山。
帰りに町営温泉の「湯テルメ」に寄りました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 コンロ コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト アイゼン ピッケル

感想

雪山の魅力を妻に伝えたいと、いろいろと策を練ってきました。
何しろ寒いの嫌いだし、危険も嫌い。
ロープウェイで短時間で登れて、比較的初心者向けで、景色も良い山と言うことで谷川岳を計画。
連休の中日にはモンベルのフレンドフェアに行って、谷川岳の紹介ブースで、谷川岳の魅了をプレゼン。
妻を雪山行く気にさせるのに、いろいろと策を投じました。
気温が上がって雪が緩んで来るので、この週末がラストチャンス。妻を説得するのにかなり気を遣いました。

そして連休最終日に計画実行。
ゆっくりめに出発して9:30に谷川岳ロープウェイ着。駐車場の空きが心配でしたが杞憂。
ガラガラでした。
ロープウェイの待ちも無し。サクッと天神平に到着。

妻には私の12本アイゼンを装着してもらい、自分はチェーンスパイクで気合いで登ります。
ここで、熊穴沢への下りにちょっとした難所が有り、12本アイゼンならしっかりグリップするので問題ないのですが、何しろ妻は初12本アイゼンなのでびびって引け腰。
それじゃあ危ないと、いろいろと指導するのですが、一度恐怖心が沸いてしまうと、なかなか脱出するのは難しいです。

仕方ないので、天神平のレストハウスまで引き返して妻には待っていてもらい、一人で山頂往復することにしました。

おかげで冬山なのに、夏のCTよりも、早くピストンしたので、足がパンパン。
ランチや景色楽しむ余裕もなかったです。

それにも増して、今回は雪山初心者の妻のために、10mmロープ20mと、シュリンゲ、各種カラビナと8環、ステップ作成用にスコップまで用意してきたのに、引き返してしまったことをすごく後悔しています。

妻に無理強いは出来ませんが、何のためにここまできたのだろう?
何のためにここまで準備したのだろう?
妻と共有するはずだった山頂の景色は記憶にあらず、単なる記録でしか有りません。
万全を期したのに、なにもサポート出来なかった自分に、自分自身が撤退した以上に悔いの残る山行になりました。

これで妻が冬山嫌いにならなければ良いのですが、それが一番心配です。

レストハウスで待っていた妻に山頂の話しをすると、本人も残念がっていたことがせめてもの救いでした。

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コメント

安全
第一、奥様にもしものことがあってからでは、遅いのでそれでよかったと思います。また、来年こればいいんですよ!山は逃げません!誰も悪くありません。
お疲れ様でした!
2017/3/21 15:06
Re: 安全
ありがとうございます。
そうですね。無事であることがなによりです。
本人が行きたくなったら、またしっかりと準備して臨みます。
2017/3/21 22:24
プロフィール画像
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