越後駒ヶ岳 山スキー/ボード
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- GPS
- 11:57
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
天候 | 昼頃まで快晴、昼過ぎから晴れ時々曇り。風は弱い |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
石抱橋より先、銀山平温泉入り口付近の広く除雪されたスペースにて車中泊 ※奥只見シルバーラインは18:00~6:00通行止 ※石抱橋付近は雪崩危険につき路肩駐車禁止の看板あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
○石抱橋 ~ 尾根取り付き 林道上だが雪が多いため平坦ではなくトラバースとなる箇所も多い。山側からの落雪と川への転落注意。 ○尾根取り付き ~ 道行山 今回は夏道の一本南側の尾根から登ったが、尾根上はせまく滑走向きではなかったため、下りは夏道の尾根を選択。 1100m付近は雪が落ち、夏道が露出している。登山靴であればどうということはない道だが、兼用履だと滑りやすくつらい。少なくとも一部は西側から巻いて雪上をトラバースすることも可能そうに見える。 ○道行山 ~ 百草の池 小倉山のトラバース箇所は雪庇の崩落あり ○百草の池 ~ 山頂 尾根上のルートを斜めに横切るクラックが数カ所あり。この時点ではスキーで乗り越えられるくらいの幅であったが今後注意が必要そう。 主稜線上からの雪庇崩落あり。 |
その他周辺情報 | 江神共同浴場 http://yuzawa.koiwazurai.com/yuzawaonsen_egami.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
ナイフ
カメラ
スキー/スノボ板
シール(スキーヤーのみ)
クトー(スキーヤーのみ)
スノーシュー(ボーダーのみ)
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共同装備 |
ファーストエイドキット
修理用具(針金
ガムテープ等)
ツェルト
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感想
会社の同僚のボーダーを誘って、山スキーのクラシカルルート、越後駒ヶ岳へ。
行程が長いので、前日までに入山口で車中泊。石抱橋付近は路駐禁止の標識があったため、銀山平温泉入り口付近の広く除雪されたスペースに駐車しました。レンタカーはホンダのfitでしたが、やや大柄な男二人でも十分快適に過ごせました。最近のコンパクトカーはすごい。なお、同スペースで車中泊したのは我々以外には1パーティのみ。
翌日は石抱橋まで歩いてから入山。コース状況にも記載した通り、いくつか注意ポイントはありましたが、天気にも恵まれ、特に大きな困難もなくほぼ予定通りに山頂へ。山頂までは適宜シール登行とシートラを変えつつ進みましたが、こういう時にダイアゴナル掛けができるザックと軽量な板ははやはり軽快で便利です。
山頂からは360度の大展望。北東側の魚沼平野方向を除いては延々と山並みが続いており、この山域の山深さを味わうことができました。ただ、この山域を遊び尽くすにはテントを担いでも楽しく滑れるだけの技量と体力が必要そう。
展望を味わいつくした後は念願の大滑降。百草の池付近までは適度な斜度と雪質で快適に滑走を楽しむことができました。中盤の尾根状はストップスノーで前後に振られる苦しい滑りとなる箇所もありましたが、それほど苦にもなりません。ただし、中盤の標高差が少ない尾根状はボードの付け外しが頻繁に必要で大変そうでした。
道行山からの下りも快適な斜面。ではあったのですが、誤って一本西の尾根に降りてしまい軽い藪漕ぎもありの修行状態に。間違いに気づいたあとも1149から南東に伸びる尾根を目指しますが、雪庇の切れ目がなく結局登り返すことに。1149の大分手前には雪庇の切れ目から東の沢に降りていくトレースもあったのですが、これ以上リスクはとれないと判断。結果としては、もとのコース復帰後に会話したパーティがこのルートを登ってきており、下りにも使うとのことで、問題なく使えそうなルートではありました。
夏道ルートに復帰してからはほぼ夏道通りのルートを選択。下方の柳沢付近を滑っているパーティも見えたので、早めに柳沢に降りるルートどりも可能な雪の状態であったようです。林道に降りてからは、ここまで大分時間をロスしてしまったこともあり、シルバーラインの規制時間に間に合うように疲れた体に鞭打って進軍。こんなにがんばったのは久しぶりでした。。。。
全く同じポイントで尾根を間違って下ってしまった山レコの記録を読んではいたのですが、登りと同じルートで視界もよかったため、完全に地図読みとGPSの確認を怠っていました。今となってみると、広い尾根からの角度が変わった尾根へ下るルートで、降りすぎてしまいがちな典型的な地形に見事にはまってしまうことになり、大反省。
今回はトラブルもあり予定以上の長丁場になってしまいましたが、天気にも恵まれ、山深いこの山域の魅力を満喫できた山旅でした。
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