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Yamareco

記録ID: 111289
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

稲村岩尾根-鷹ノ巣山-七ツ石山-赤指尾根

2011年05月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:20
距離
20.5km
登り
1,709m
下り
1,738m

コースタイム

東日原 0653
中日原 0659
稲村岩分岐 0747-0813(岩往復)
Co.1330 0910-20
ヒルメシクイのタワ 0954
鷹ノ巣山 1023-40
鷹ノ巣避難小屋 1053-1104(水くみ)
日陰名栗峰 1135-44
高丸山 1207
千本ツツジ 1228
七ツ石山 1255-1311
赤指尾根下降点 1333
赤指山分岐 1407
赤指山 1424-32
林道赤指山登山道出合 1442
林道峰谷直行道出合Co.1070 1512
林道ゲート 1526
峰谷BS 1613-20
天候 晴れのち時々曇り
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩0625-東日原0653
峰谷1620-奥多摩1658
コース状況/
危険箇所等
赤指尾根上部が僅かに判りにくいかなという程度。
赤指山経由のルートに関しては感想とルートマップ参照。
中日原から稲村岩
中日原から稲村岩
稲村岩から。新緑が美しい
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稲村岩から。新緑が美しい
稲村岩のほこら。荒れ放題
稲村岩のほこら。荒れ放題
鷹ノ巣山
鷹ノ巣山から東方
鷹ノ巣山から東方
鷹ノ巣山から南方。中央に黒々としているのが赤指尾根
鷹ノ巣山から南方。中央に黒々としているのが赤指尾根
鷹ノ巣山から西方
鷹ノ巣山から西方
鷹ノ巣山避難小屋付近の桜
鷹ノ巣山避難小屋付近の桜
日陰名栗峰付近
日陰名栗峰-高丸山間
日陰名栗峰-高丸山間
七ツ石山から雲取
七ツ石山から雲取
七ツ石山から
赤指尾根下降点付近。鹿の食害はこの辺までも及んでいる
赤指尾根下降点付近。鹿の食害はこの辺までも及んでいる
赤指山分岐。右を選んだが...
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赤指山分岐。右を選んだが...
赤指山山頂付近
赤指山山頂
ヒトリシズカ×5

感想

石尾根の中で未踏の七ツ石山-鷹ノ巣山間を結ぶ計画。
晴天下、東日原までのバスは満員。稲村岩を見上げる中日原まで車道を歩き、
日原川を渡る。
さて、山を始めて間もないころ「あそこが登れればどんな急登でも大丈夫」
と誰かが話しているのを聞いた稲村岩尾根だが、やはり山行三ヶ月ぶりの
私には非常にきつかった。
稲村岩は折角なので岩頭まで行ってみた。展望は思ったほどではないが、
まさに石灰岩で、多分アイゼンの跡が元になって浸食が始まったと思われる、
筋状の割れ目が見受けられる。
そして、そのあと、山歴23年にしてついにやってしまった「ザックの中の水筒お漏らし」。
幸い、真水を300cc程だったので大被害には至らなかったが、気が滅入った。
ともあれ、何とかほぼコースタイム通りに鷹ノ巣山着。南面の展望が良いので、
北側から登りついた時の感動はなかなかのもの。
避難小屋の水場で水を補給し、バスの時刻の都合で余裕があるので、巻き道を通らず
稜線通しに行く。防火帯になっている稜線のルートはとても気持ちがいいが、
アップダウンがきつく、避難小屋から七ツ石山まで2時間近くかかった。
コースタイムは巻道経由のものなのだろうが、上回るのはやはり面白くない。
七ツ石からは戻って赤指尾根へ入る。あまり評判の良いコースでもないし、石尾根から
見た姿も黒々としていたが、最上部からいきなりヒノキ林。それでも、割と手入れされており、
少し下がってからは尾根の西側に雑木も多いので、そんなにつまらなくもなかった。
小一時間で、「←峰谷|赤指山・峰谷(林道経由)→」と書いた分岐に出る。
「山と高原地図(2004版)」では赤指山経由でもあまり遠回りに見えない(持っていた
地形図に峰谷直行ルートは記載無し→最新版に記載有り)し、時間にも余裕がある
ので、躊躇せず右へ。(しかしこれは大きな間違いだった)
赤指山山頂は東面ヒノキ、西面自然林で大木もあり、展望はさしてないが、
気持ちの良い場所だった。
さて、山と高原地図では赤指山の200m位東に先ほど分岐した峰谷直行道があることになっている。
ヒノキの斜面を降りてたどりつけないものかと、斜面をすかし見ながら南下していくと、
土場のようなものが見えてきた。林道末端から峰谷直行道までも200m程のようだし、
こういう場所には登山道整備の為に連絡路があったりするものだ。
土場へ降りてみることにした。降りるのには何の困難もなかったが、
峰谷直行道は近くになさそうで、連絡路も踏み跡すらなかった。
地形図に道が記載があればまだしも、これで峰谷直行道へショートカットするのは
無謀であろう。と、いうことで、やむなく林道を南下する。
5分ほどで赤指山からの登山道を合わせる(指導標はなし)。山と高原地図によれば、
道は間もなく尾根の東側へ下りて行くはずだが、いつまでたっても尾根の西側を南下するのみ。
かなり下った所でようやく尾根を乗越して北へ向きを変える。要するにこの林道は
山と高原地図(2004版)とは全然違っていて、大幅な遠回りになるのであった。がっかり。
しばらくして登山道と合流したが、赤指山経由にしたせいで30分以上は余計に掛かったはずだ。
最終人家から峰谷BSまでが、これまた長く、BS到着は発車7分前となり、なかなか
きわどい結末になった。

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コメント

こんにちは。
kamuishiriさんこんにちは。

 2004年版の山と高原地図は持ち合わせていないので判りませんが、赤指山先の林道は地図には出ていないと思います。調べた限りでは、あの付近は王子製紙の社有林のようで、あの林道は私有地内の私道(要するに普通の人は通らないお庭の中の通路のようなもの)扱いとなり、公式な地図には載せない性質の道のようです。国土地理院の地図には出ていません。

 尾根の西から東に林道が乗り越すところ(1228mピークの回りをグルッと回っていくところ)に更に赤指尾根を南に辿る道があります。が、このルートは事前調査無しで降るにはチトキツイ道です(留浦や小河内神社などに、末端で幾つかのルートがありますが、末端が判りにくい)。

 林道末端から斜面を強引に降っていけば必ず登山道に行き着くでしょうが、標高差で50mはありますので、それなりにキツイと思います。

 結局の所、赤指山は往復して分岐に戻り、峰谷へ通常ルートを下るのが一番無難です。
2011/5/17 2:43
赤指山
a_tomさん、こんにちは。

>あの付近は王子製紙の社有林のようで、あの林道は私有地内の私道
そうでした。林道屈曲点の付近に王子製紙の名前入りの山火事注意だかの幕がありました。本州では滅多にみないような気がしたので「おっ」と思いました。(日本の山林の1%位は王子製紙の所有とかいうことなので、不思議ではありませんが)

>赤指山は往復して分岐に戻り、峰谷へ通常ルートを下るのが一番無難です。
時間から言っても、林道歩きの長さから言ってもそのようですね。

これからもよろしくお願いします。
2011/5/18 21:33
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