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Yamareco

記録ID: 1115627
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

台風直前の富士登山(須走ルート)

2014年08月08日(金) ~ 2014年08月09日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.0km
登り
1,765m
下り
1,768m

コースタイム

1日目
山行
3:47
休憩
0:56
合計
4:43
2日目
山行
5:47
休憩
3:36
合計
9:23
4:00
6:00
5
6:05
6:05
5
6:10
6:10
5
6:15
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10
6:25
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0
6:25
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0
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6:35
5
6:40
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5
6:45
6:45
10
6:55
7:16
20
11:00
11:00
0
11:00
須走口 五合目
天候 1日目:雨→曇→(雲の上に出て)晴
2日目:ぎりぎり晴→曇(山頂は烈風)
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
須走多目的広場に駐車。天気がビミョーなためか、余裕あり。誘導の係員もいる。
http://www.fujisanpo.com/info/subashiri/transfer_parking.html
コース状況/
危険箇所等
吉田ルートと違い、寂しいくらいに静かな登山が楽しめる。渋滞と無縁なのが嬉しい。
登山道はきちんと整備されており、何ら問題なし。しかし、他のルートも同じだが、砂地箇所が多いのでかなり登りにくさはある。3歩歩いて2歩ずり落ちるという感じ(大袈裟かな?)。
こんな大衆登山の山となった富士山も、完璧に安全かと言えばそうとも言えないところもあり、実際、二日目の午前3時台くらいに下山ルートから9合目付近を登っていた団体の頭上に落石があったらしく、直撃して重傷の人を出したとその翌日のニュースで知った。
その他周辺情報 須走温泉 天恵
http://www.tokinosumika.com/tenkei/hotspa/
諏訪付近の高速から。相変わらず微妙な天気。
2014年08月08日 10:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 10:32
諏訪付近の高速から。相変わらず微妙な天気。
登山開始。ガスの中からのスタート。
2014年08月08日 14:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 14:39
登山開始。ガスの中からのスタート。
風の方向に木が靡いたままになっている。
2014年08月08日 15:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 15:01
風の方向に木が靡いたままになっている。
こういう冷涼な感じもまたいい。
2014年08月08日 15:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 15:01
こういう冷涼な感じもまたいい。
高度を上げたら雲が薄くなってきたか?
2014年08月08日 15:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 15:26
高度を上げたら雲が薄くなってきたか?
新六合目で休憩。ラムネより水の方が高価。
2014年08月08日 15:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 15:31
新六合目で休憩。ラムネより水の方が高価。
おおっ? あれは山頂?
2014年08月08日 15:57撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 15:57
おおっ? あれは山頂?
雲の上に出てきた。が、その上もスッキリしない空。台風の影響は大きいか。
2014年08月08日 15:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 15:58
雲の上に出てきた。が、その上もスッキリしない空。台風の影響は大きいか。
向こうの下山道から下りて来る人達が見える。
2014年08月08日 15:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 15:58
向こうの下山道から下りて来る人達が見える。
七合目の小屋? と、この時は思ったが。
2014年08月08日 15:59撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 15:59
七合目の小屋? と、この時は思ったが。
雲表の風景。
2014年08月08日 16:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 16:00
雲表の風景。
クロユリ。
2014年08月08日 16:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 16:11
クロユリ。
2014年08月08日 16:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 16:11
シロバナノヘビイチゴ。
2014年08月08日 16:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 16:13
シロバナノヘビイチゴ。
七合目ではなく本六合目でした・・・。
2014年08月08日 16:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 16:17
七合目ではなく本六合目でした・・・。
2014年08月08日 16:18撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 16:18
ガリガリ君あり。
2014年08月08日 16:27撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 16:27
ガリガリ君あり。
まだまだ雲との境目。
2014年08月08日 17:04撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:04
まだまだ雲との境目。
天と地の境。
2014年08月08日 17:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:05
天と地の境。
普段着で登って行くドイツ人(仮称)。
2014年08月08日 17:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:11
普段着で登って行くドイツ人(仮称)。
雲の切れ目から下界が見えてきた。
2014年08月08日 17:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:15
雲の切れ目から下界が見えてきた。
海が見えたから静岡方面か?
2014年08月08日 17:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:15
海が見えたから静岡方面か?
植物は少ない。オンタデが所々に生えるくらい。
2014年08月08日 17:18撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:18
植物は少ない。オンタデが所々に生えるくらい。
溶岩の跡が生々しい。
2014年08月08日 17:18撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:18
溶岩の跡が生々しい。
いろいろと雲の形が変だ。
2014年08月08日 17:46撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:46
いろいろと雲の形が変だ。
レンズ雲。
2014年08月08日 17:46撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:46
レンズ雲。
2014年08月08日 17:46撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 17:46
大夫接近中だが、晴れてきた。
2014年08月08日 18:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 18:22
大夫接近中だが、晴れてきた。
下の雲も薄く。
2014年08月08日 18:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 18:22
下の雲も薄く。
自衛隊の北富士演習場かな?
2014年08月08日 18:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 18:22
自衛隊の北富士演習場かな?
2014年08月08日 18:23撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 18:23
レンズ雲が変化して凶悪そうな雲になってきた。
2014年08月08日 18:24撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 18:24
レンズ雲が変化して凶悪そうな雲になってきた。
山中湖も見えてきた。
2014年08月08日 18:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 18:26
山中湖も見えてきた。
八合目の山小屋「江戸屋」からの夜景。
2014年08月08日 19:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/8 19:16
八合目の山小屋「江戸屋」からの夜景。
翌4時半頃に山頂到着。烈風の中、御来光を待つ。
2014年08月09日 04:33撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 4:33
翌4時半頃に山頂到着。烈風の中、御来光を待つ。
日の出まで間近。だが寒風吹き荒び、体感温度はおそらくマイナス。震えながら待つ。
2014年08月09日 04:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 4:49
日の出まで間近。だが寒風吹き荒び、体感温度はおそらくマイナス。震えながら待つ。
2014年08月09日 04:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 4:52
雲海を彩る黎明の光。
2014年08月09日 04:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 4:52
雲海を彩る黎明の光。
2014年08月09日 04:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 4:52
神々しい夜明けに寒さも忘れる。
2014年08月09日 04:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 4:54
神々しい夜明けに寒さも忘れる。
2014年08月09日 04:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 4:54
30分待って漸く日の出。
2014年08月09日 04:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 4:58
30分待って漸く日の出。
面白い感じになってきた。が、気が付いたら寒さを通り越して怠さと吐き気がしてきたので、急いで山小屋へ。
2014年08月09日 05:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 5:00
面白い感じになってきた。が、気が付いたら寒さを通り越して怠さと吐き気がしてきたので、急いで山小屋へ。
山小屋で温かいものを食べつつ座ったまま居眠りもして何とか体力回復。1時間ほどして外へ。すっかり朝。
2014年08月09日 06:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 6:49
山小屋で温かいものを食べつつ座ったまま居眠りもして何とか体力回復。1時間ほどして外へ。すっかり朝。
周りは真っ白だが、御釜の中はきれいに見えた。
2014年08月09日 07:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 7:15
周りは真っ白だが、御釜の中はきれいに見えた。
向こうの富士山本宮浅間大社奥宮まで往復した。烈風と寒さでカメラを出す気力もなかった。
2014年08月09日 07:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 7:16
向こうの富士山本宮浅間大社奥宮まで往復した。烈風と寒さでカメラを出す気力もなかった。
下山中。ブルドーザーが荷揚げをしていた。石原裕次郎の映画「富士山頂」を思い出した。
2014年08月09日 09:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 9:01
下山中。ブルドーザーが荷揚げをしていた。石原裕次郎の映画「富士山頂」を思い出した。
下山路の砂走りは面白いくらいに走ることができる。
2014年08月09日 09:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 9:17
下山路の砂走りは面白いくらいに走ることができる。
ただ、砂塵が凄いのでゲイターを穿き、口・鼻を覆うものがあった方がいい。
2014年08月09日 09:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 9:20
ただ、砂塵が凄いのでゲイターを穿き、口・鼻を覆うものがあった方がいい。
下山はあっと言う間。麓まで下りて、東口本宮冨士浅間神社で無事下山の参拝。
2014年08月09日 13:08撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 13:08
下山はあっと言う間。麓まで下りて、東口本宮冨士浅間神社で無事下山の参拝。
2014年08月09日 13:09撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 13:09
2014年08月09日 13:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 13:11
2014年08月09日 13:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 13:11
2014年08月09日 13:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 13:13
2014年08月09日 13:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 13:22
2014年08月09日 13:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/9 13:22

感想

今回は台風接近という状況で、果たしてどこまで登れるのかという不安の中のスタートとなった。登山中、いかにも怪しい形の雲が現れるなどしたが、さほど風も強くなく、晴れ間も出て来て、無事8合目の山小屋に到着。だが夜に風が強まり、外は轟々と凄まじい音。

2時過ぎに起きて行動開始。風は強いが、登れない程ではない。ご来光目当ての長蛇の列で吉田ルートとの合流点は大渋滞。でも、登山道は「登坂車線」と「追抜き車線」が自然と出来ており、特にストレスなく山頂まで行く事が出来た。

凄まじかったのは山頂。強風過ぎて砂粒が顔に当たりまくり、目が開けられない。風のせいで寒さが異常。コーンポタージュや温かい飲み物を購入して凌ぐ。
ご来光は感動的だったので良かったが、調子に乗って寒い所に長く居過ぎたので、どうやら低体温症っぽくなってしまい、だるさと気持ち悪さで倒れ込みそうになってしまった。這う這うの体で山小屋に駆け込み、ラーメン、おでんなど(値は張るが背に腹は代えられず)熱いものを注文しまくり、食べまくる。そして食べつつも少し睡眠をとって何とか体調回復。危ないところだった。

夜が完全に明け、富士山本宮浅間大社奥宮へ。途中、登山道で両側が切れ落ちた箇所がある。そこを御釜の内側から猛烈な風によってガスが外に吹き出しており、その凄まじさに怯んで動けなくなってしまった(可視化された強風は恐怖そのもの)。が、風が弱まったのを見て耐風姿勢を取りつつなんとか通過。今回、一番緊張した点だった(神社参拝の帰りは無風だった)。

一旦、天候が回復したのか風も弱くなって、そのまま下山。しかし、行程の半分ほど通過した時には強風が復活し、登っている途中の人もこの状況で諦めモードになっているようだった。今回は天候的にはかなりギリギリの登山だったかもしれない。

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無雪期ピークハント/縦走 富士・御坂 [日帰り]
富士須走口一合目~須走口頂上~お鉢巡り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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