雲取山(丹波→三条の湯→鴨沢)
- GPS
- 25:27
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 3,706m
- 下り
- 3,661m
コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 4:37
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
息子が珍しく風邪をひいて、今回はお留守番。ソロのテン泊で雲取山へ。
まあ、下見ということで。
丹波バス停から三条の湯で宿泊。翌日雲取山を経て鴨沢バス停へ下山するルートとした。
初の雲取山だが、まず、丹波まで向かう登山者は誰もいない。
皆、鴨沢かお祭りでバスを降りて行った。
終点の丹波でバスを降り、農道から登山開始。
畑から鹿よけの柵をくぐり「これより熊出没注意」の看板を横目にひとり登山道に入るのだが、それが分かりくく一度通り過ぎてしまう。
反対側には看板があるのだが、丹波から来るとはっきりしない。
登山道に入ると急登がお出迎え。650mのバス停から1400mのサオラ峠までテント泊装備を持って一気に登る。こいつには参った。
誰もいない急登を一歩ずつ登りながら、「ここで熊に会ったら完全アウトだな」等と考えると心細くなってきた。クマ鈴は無いのでトレッキングポールを鳴らし時々音を出したり、独り言を言いながら登った。
急登を超えてサオラ峠でようやく人間の親子(失礼)に遭遇。
軽く会話をしつつ先を急ぐ。御岳沢までの道は、基本は緩やかな下りなのだが所々崩落しており、「ここで落ちたら誰もいないしアウトだな…」と考えつつ進む。
登山道が落ち葉で埋もれており歩きにくい。
御岳沢を超えた辺りに分岐があり、左は登り、右は下り。
地図を見ると等高線沿いが登山道。…道標も無く分かりにくい。
右の下りの方が傾斜が緩やかなので、こちらと思い300m程進む。
道が次第に荒れて来て、おかしいと考えるGPSを確認したら、ここまま行くと沢へ下るらしい。…道迷いおじさんの典型じゃないか!
道迷いの鉄則に従いの登り返すと、先ほどの親子に遭遇。
やはり迷った模様。目的地を聞くと自分と同じく三条の湯なので、こちらでは無い事を伝え別れる。道を誤った事に気づいて無かった模様だが、気付いて良かった。
登りの分岐で悩んだらとりあえず登った方が、後のロスが少ないのでいいな。疲れるのですぐに地図確認するだろうし。戻るのも楽だ。
その後、数回分岐を悩みながら、猿に遭遇しつつ三条の湯に到着。
道が崩れており不明瞭なのと、道標があってもペンキが剥がれており識別不能なため、道標が意味をなしていない。人もほとんどおらず、迷いやすいルートだと考える。
三条の湯にて受付を済ませつつ丹波から来たことを告げると、
「あそこは熊がでますねー。殆ど人が入りませんし。皆鴨沢かお祭りから来ます。」とのこと。
Peaksの「温泉に入れる登山コース」のムック本を参考に今回のルートを選んだが、なんだが騙された気分だ…マリオカートで何となくステージを選んだらハードコースだったような感覚と言ったら分かりにくいだろうが。Peaks恐るべし。
三条の湯は苦労して来た甲斐があり非常に良かった。
テント泊で小屋は利用していないが、スタッフの方の対応も良く、賑わっていたし、トイレも綺麗だし、何より温泉がいい。温泉で汗を流しながら、宿泊者の方と談笑。外国の方だったが、「鉄砲水」などという単語が出てきてびっくり。相当日本が長そうだし、色々登ってそうな感じだった。
翌日は鴨沢ルートで雲取山の山頂を踏み下山。
こちらのコースは急登は山頂付近のみで、後は工程が長いくらいだ。
道もしっかりしているし人も多いので特に不安箇所は無い。
山頂付近も眺めが良かったが、奥多摩小屋付近の稜線のテン場も良さそうだった。
暑いので早く汗を流したいのでペースを上げ、予定より1本早いバスで鴨沢に下山。
鴨沢は多くの下山者で賑わっていた。
今回はおよそ15kgの荷物を担ぎ30km程度、累計標高差は登り下りでそれぞれ3000m程度とタフな工程となった。雲取山はどこから登っても長い!
下山後は奥多摩駅前の玉翠荘に立ち寄り温泉で汗を流す。
もえぎの湯は駅から歩くし混んでいるので、こっちの方が穴場と踏んだが、
利用客は3組程度で全員が登山者だった!皆考える事は同じようだ。
湯船は広く無かったが、掛け流しされており塩素臭も無くいいお湯だった。
入浴後、駅から1分の所に最近できたビアカフェ・バテラでオリジナル生ビールでリフレッシュ!旨く無い筈が無い!!ほろ酔いでホリデー快速に滑り込み帰宅。
この温泉とビールの組み合わせはいいな。奥多摩方面のアフター山にいい組み合わせだ。
帰宅後自宅待機していた息子に初日の急登の事を告げると「行かなくて良かった。」とのこと。…母親に似てきたような気がする。だがまあ、確かに子供とならお祭り辺りから登る方が確実か。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する