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Yamareco

記録ID: 112034
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

「丸山からの素晴らしい夕日」西穂から上高地を見下ろす

2011年05月18日(水) ~ 2011年05月19日(木)
 - 拍手
GPS
96:00
距離
12.3km
登り
1,340m
下り
1,319m

コースタイム

5月18日
    新穂高温泉(第一ロープウェイ) 13:00
13:05 鍋平高原駅(徒歩) 13:08
13:10 しらかば平(第二ロープウェイ) 13:15
13:25 西穂高口 13:33
14:54 西穂山荘 15:14
16:31 西穂独標 16:46
17:40 西穂山荘 

5月19日
    西穂山荘 06:27
07:37 西穂独標 
09:42 西穂高岳 10:35
11:43 西穂独標 12:11
13:07 西穂山荘 13:20
14:12 西穂高口(第二ロープウェイ) 14:45
14:53 しらかば平(徒歩) 14:55
14:57 鍋平高原(第一ロープウェイ) 15:00
15:05 新穂高温泉

天候 5月18日
快晴
5月19日
快晴
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
5月16〜18日(土日を除く)
「首都高・中央高速集中工事」のため、八王子までの通過時間は2時間半。
5月16〜5月27日(土日を除く)
「中央高速集中工事」のため、その期間工事渋滞が予測される。

新穂高温泉駐車場:徒歩2分 一日2,000円。以降6時間毎に500円。
鍋平高原駐車場は降雪期(11月上旬〜4月下旬)は営業中止。

最終 始発 最終 始発 最終
グリーン (4/1〜11/30) 8:30 16:00 8:45 16:15 8:45 16:45
サマー (8/1〜8月第4日曜日) 8:00 16:30 8:15 16:45 8:15 17:15
お盆 (8/13〜8/16) 7:00 16:30 7:15 16:45 7:15 17:15
紅葉 (10月の土・日・祝) 8:00 16:00 8:15 16:15 8:15 16:45
ウィンター :(12/1〜3/31) 9:00 15:30 9:15 15:45 9:15 16:15
コース状況/
危険箇所等
◆西穂高口〜西穂山荘
2か所急登があります。
雪は2m〜3mあります。
雨が降って、それが固まったようで、トレースを外しても踏み抜くことはありませんが、
腐り始めており、今後踏み抜き大。
アイゼンは必要。
西穂山荘には個人責任の荷物置き場があり、歩くのに使わないものをデポすること
ができる。

◆西穂山荘〜西穂独標
アイゼンはいりません。西穂山荘近辺には雪は残ってますが、稜線上には全くありません。
丸山までは緩やかな登山道。
丸山から12峰(無名峰で名前のないピーク。西穂独標の一つ手前のピーク)までは、
ガレ場の急登。
12峰から西穂独標(11峰)は鎖一部アリの岩場。

◆西穂独標〜西穂
各ピークには2〜12まで番号が書いてある(8峰ピラミッドピーク、4峰チャンピオン
ピーク)
西穂高岳は毎年のように滑落事故が発生している程の危険地帯で(落ちたら死にます)
登攀技術のない者が立ち入るべきではない。
特に夏場の混んでいる時期に、落石は絶対にしてはいけない。
西穂山頂直下のスラブでは、手掛かりが少ないので特に注意。
第二ロープウェイへの乗り換え駅「しらかば平駅」
2011年05月19日 22:42撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:42
第二ロープウェイへの乗り換え駅「しらかば平駅」
西穂高口から西穂高山荘への登山道
2011年05月19日 22:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:43
西穂高口から西穂高山荘への登山道
途中、西穂高岳が見えます(左の高いピーク)
2011年05月18日 13:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 13:51
途中、西穂高岳が見えます(左の高いピーク)
西穂山荘
2011年05月19日 22:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:43
西穂山荘
登山道は雨が降って、それが固まって踏み抜かなった
2011年05月18日 14:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 14:30
登山道は雨が降って、それが固まって踏み抜かなった
西穂山荘到着。
2011年05月19日 22:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:43
西穂山荘到着。
丸山手前の雪渓から、前穂(左)と涸沢岳(右)
2011年05月18日 15:33撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 15:33
丸山手前の雪渓から、前穂(左)と涸沢岳(右)
丸山から左が笠ヶ岳。右の平らな山が抜戸岳。
2011年05月18日 15:39撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 15:39
丸山から左が笠ヶ岳。右の平らな山が抜戸岳。
西穂独標には一部クサリがある。cc
2011年05月19日 22:44撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:44
西穂独標には一部クサリがある。cc
西穂独標から河童橋
2011年05月18日 16:39撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 16:39
西穂独標から河童橋
西穂独標
2011年05月19日 22:58撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 22:58
西穂独標
笠ヶ岳、抜戸岳。
2011年05月18日 16:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/18 16:46
笠ヶ岳、抜戸岳。
焼岳、乗鞍岳方面
2011年05月18日 16:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/18 16:46
焼岳、乗鞍岳方面
夕食
2011年05月18日 17:48撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/18 17:48
夕食
先日上高地から見上げていた六百山(2450m)ですが、今日は眼下に見えます。夕日が当ってきれいです。
2011年05月18日 18:32撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:32
先日上高地から見上げていた六百山(2450m)ですが、今日は眼下に見えます。夕日が当ってきれいです。
今日の夕日は素直すぎてつまらないかも・・・
2011年05月19日 22:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:45
今日の夕日は素直すぎてつまらないかも・・・
霞岳(2646m)のアーベントロートです。モルゲンロートの真逆ですね。
2011年05月18日 18:38撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:38
霞岳(2646m)のアーベントロートです。モルゲンロートの真逆ですね。
西穂高にもあたってます。
2011年05月18日 18:40撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:40
西穂高にもあたってます。
2011年05月18日 18:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/18 18:43
笠ヶ岳の左、クリヤノ頭の辺りに日が沈む
2011年05月18日 18:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:45
笠ヶ岳の左、クリヤノ頭の辺りに日が沈む
おっ?雲に夕日が遮られて神秘的に見えます。
2011年05月18日 18:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:46
おっ?雲に夕日が遮られて神秘的に見えます。
スゴイ!スゴイ!夕日が雲に反射して凄いことになってきました。
2011年05月18日 18:47撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:47
スゴイ!スゴイ!夕日が雲に反射して凄いことになってきました。
素晴らしい。雲が美しさを助長するんです。やっぱ夕日はこうでなきゃ!
2011年05月19日 22:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:45
素晴らしい。雲が美しさを助長するんです。やっぱ夕日はこうでなきゃ!
この辺りが、一番きれいでした。もの凄いオレンジ色です。
2011年05月18日 18:50撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:50
この辺りが、一番きれいでした。もの凄いオレンジ色です。
一日の終わりを締めくくるに最高に相応しい夕日ですね。
2011年05月18日 18:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:51
一日の終わりを締めくくるに最高に相応しい夕日ですね。
みるみるうちに、雲の合間に沈んでいきます。
2011年05月18日 18:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:52
みるみるうちに、雲の合間に沈んでいきます。
余韻を残しずつ終焉
2011年05月18日 18:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:55
余韻を残しずつ終焉
少しずつ色を変えるんだね。
2011年05月18日 18:57撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/18 18:57
少しずつ色を変えるんだね。
素晴らしかったです。
2011年05月18日 18:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/18 18:58
素晴らしかったです。
夜明けです
2011年05月19日 04:25撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 4:25
夜明けです
4:30ですが、既に西穂独標に人が二人立ってます。
2011年05月19日 04:40撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 4:40
4:30ですが、既に西穂独標に人が二人立ってます。
まだ、月も出ています。今日は満月でした。
2011年05月19日 04:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 4:53
まだ、月も出ています。今日は満月でした。
前穂と明神岳の間から出そうです。
2011年05月19日 04:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 4:55
前穂と明神岳の間から出そうです。
赤くなって
2011年05月19日 22:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:46
赤くなって
もうじきです
2011年05月19日 05:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 5:11
もうじきです
朝食
2011年05月19日 05:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 5:32
朝食
西穂独標からピラミッドピーク(8峰)を写す
2011年05月19日 07:38撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 7:38
西穂独標からピラミッドピーク(8峰)を写す
逆にピラミッドピークから西穂独標。眼下には上高地が見えます。
2011年05月19日 08:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 8:14
逆にピラミッドピークから西穂独標。眼下には上高地が見えます。
ピラミッドピークから西穂高岳。山頂に何人かいます。
2011年05月19日 22:47撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:47
ピラミッドピークから西穂高岳。山頂に何人かいます。
ピラミッドピークから手前は焼岳(2444m)と、遠くは乗鞍岳(3026m)
2011年05月19日 08:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 8:29
ピラミッドピークから手前は焼岳(2444m)と、遠くは乗鞍岳(3026m)
7峰。真っ青な空です。登り方は右手が必ず支点になりますが、色々な登り方を駆使します。
2011年05月19日 22:47撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:47
7峰。真っ青な空です。登り方は右手が必ず支点になりますが、色々な登り方を駆使します。
6峰。小さなピークのアップダウンを繰り返しながら西穂高岳を目指します。
2011年05月19日 08:38撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 8:38
6峰。小さなピークのアップダウンを繰り返しながら西穂高岳を目指します。
5峰から双六岳方面。
2011年05月19日 22:47撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:47
5峰から双六岳方面。
ペンキでサインされていますので、迷うことはありません。
2011年05月19日 08:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 8:48
ペンキでサインされていますので、迷うことはありません。
しかし、片腕が使えないので、サイン通りには進まず、自分なりのルートを取ることも何度もありました。
2011年05月19日 08:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 8:48
しかし、片腕が使えないので、サイン通りには進まず、自分なりのルートを取ることも何度もありました。
奥穂高岳(3190m)と前穂高岳(3090m)のあいだの吊り尾根。
2011年05月19日 09:16撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 9:16
奥穂高岳(3190m)と前穂高岳(3090m)のあいだの吊り尾根。
山頂直下。このルートの核心です。スラブ状になっているのでルートを慎重に選びますが、ここの下りは更に慎重に降りました。
2011年05月19日 22:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:48
山頂直下。このルートの核心です。スラブ状になっているのでルートを慎重に選びますが、ここの下りは更に慎重に降りました。
西穂の核心から振り返って、登ってきた軌跡を辿る。一番手前のピークが4峰チャンピオンピーク。三番目に見えうるのがピラミッドピーク。その向うには焼岳、乗鞍岳。左には霞岳。素晴らしいの一言!
2011年05月19日 09:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 9:34
西穂の核心から振り返って、登ってきた軌跡を辿る。一番手前のピークが4峰チャンピオンピーク。三番目に見えうるのがピラミッドピーク。その向うには焼岳、乗鞍岳。左には霞岳。素晴らしいの一言!
おぉ〜!「見えた〜!」くっきり主峰と書いてあります。片腕一本で西穂高岳(2,909m)登頂です。凄く嬉しかった瞬間です。
2011年05月19日 09:41撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 9:41
おぉ〜!「見えた〜!」くっきり主峰と書いてあります。片腕一本で西穂高岳(2,909m)登頂です。凄く嬉しかった瞬間です。
西穂山頂から赤石岳。その向こうに吊り尾根。
2011年05月19日 22:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:48
西穂山頂から赤石岳。その向こうに吊り尾根。
北東方面。ここで初めて槍ヶ岳を拝むことができました。ここから見る槍は小さいけど存在感は流石です。
2011年05月19日 09:44撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 9:44
北東方面。ここで初めて槍ヶ岳を拝むことができました。ここから見る槍は小さいけど存在感は流石です。
間ノ岳、天狗の頭、ジャンダルム、奥穂へと続く。「待ってろよ今年登るからな」と自分自身に誓う。
2011年05月20日 02:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/20 2:31
間ノ岳、天狗の頭、ジャンダルム、奥穂へと続く。「待ってろよ今年登るからな」と自分自身に誓う。
登ってきた軌跡。
2011年05月20日 02:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/20 2:31
登ってきた軌跡。
独標山頂に登山者がいるのが見えます。
2011年05月19日 09:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 9:46
独標山頂に登山者がいるのが見えます。
ピラミッドピーク(8峰2,503m)。ピラミッドのように正三角形なんですよ。
2011年05月19日 09:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 9:46
ピラミッドピーク(8峰2,503m)。ピラミッドのように正三角形なんですよ。
新穂高ロープウェイが見えます。新穂高温泉と栃尾温泉の間の蒲田川河原。
2011年05月19日 09:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 9:52
新穂高ロープウェイが見えます。新穂高温泉と栃尾温泉の間の蒲田川河原。
誰でも憧れている槍ヶ岳(3,180m)
2011年05月19日 22:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:48
誰でも憧れている槍ヶ岳(3,180m)
ジャンダルム(3,163m)
2011年05月19日 09:57撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
5/19 9:57
ジャンダルム(3,163m)
西穂山頂をジャンダルム方向から。
2011年05月19日 22:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:48
西穂山頂をジャンダルム方向から。
横から見ると西穂は意外と薄っぺらです。私みたいです><
2011年05月19日 10:04撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 10:04
横から見ると西穂は意外と薄っぺらです。私みたいです><
気温は19℃。風は殆んどありません。1時間ほど山頂にいて景色を楽しんだり・・・
2011年05月19日 10:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 10:15
気温は19℃。風は殆んどありません。1時間ほど山頂にいて景色を楽しんだり・・・
寝転がったり・・・・
2011年05月19日 10:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 10:27
寝転がったり・・・・
名残惜しいですが、最後に標識を撮って下山開始です。
2011年05月20日 02:36撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/20 2:36
名残惜しいですが、最後に標識を撮って下山開始です。
ほら、この通りスラブ状なので注意が必要です。
2011年05月19日 10:39撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 10:39
ほら、この通りスラブ状なので注意が必要です。
かと思えばこんな登山道もありますが、この区間は殆んどが岩稜帯で少しも気を抜くことができません。
2011年05月19日 22:49撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:49
かと思えばこんな登山道もありますが、この区間は殆んどが岩稜帯で少しも気を抜くことができません。
9峰からの独標。
2011年05月19日 11:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 11:40
9峰からの独標。
独標からは再建された岳沢小屋が見えます(中央)
2011年05月19日 12:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 12:10
独標からは再建された岳沢小屋が見えます(中央)
清流梓川と大正池
2011年05月19日 22:35撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:35
清流梓川と大正池
上高地バスターミナル
2011年05月19日 12:25撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 12:25
上高地バスターミナル
丸山から西穂を振り返ります。
2011年05月19日 12:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 12:59
丸山から西穂を振り返ります。
西穂山荘。外にあるこの棚に荷物をデポすることができます。
2011年05月19日 13:07撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 13:07
西穂山荘。外にあるこの棚に荷物をデポすることができます。
新穂高ロープウェイの西穂高口の屋上展望台にある方位同定盤
2011年05月19日 14:26撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 14:26
新穂高ロープウェイの西穂高口の屋上展望台にある方位同定盤
鯉のぼりは勢いよく泳いでます。カッコイイです!
2011年05月19日 22:35撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 22:35
鯉のぼりは勢いよく泳いでます。カッコイイです!
ここからも西穂がバッチリ見えます。ていうか、ここ最高かもw 右に西穂山荘。真ん中の最初の尖ったピークが西穂独標。一番高い山が西穂高岳。
2011年05月19日 14:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/19 14:30
ここからも西穂がバッチリ見えます。ていうか、ここ最高かもw 右に西穂山荘。真ん中の最初の尖ったピークが西穂独標。一番高い山が西穂高岳。
西穂の少し下の色の違う岩が少し見えます。ジャンダルムです。
2011年05月19日 14:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/19 14:46
西穂の少し下の色の違う岩が少し見えます。ジャンダルムです。
更にアップだと良くわかります。
2011年05月19日 14:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
5/19 14:46
更にアップだと良くわかります。

感想

17日の天気予報では明日は久しぶりの晴れ。
どこかに行こうと思っていたら、この日記を思い出した。
http://www.yamareco.com/modules/diary/2831-detail-20183
これだ!って思った
樹林帯の残雪を1時間30分歩けば、稜線に出るので、今の自分には好都合だと思った。
18日の朝リュックのパッキングをして、6時30分に自宅を出る。
途中、高速の渋滞に巻き込まれる。
そのうち渋滞も解消されるだろうと思っていたら、当日は首都高速と中央高速の
集中工事だった。
http://www.chuo-info.com/top.php
通常3,40分で八王子を抜けるのに、2時間半も掛かってしまい、気持ちも萎えた。
途中、諏訪で1回だけ休憩して、新穂高温泉に13時前になんとか到着した。
新穂高ロープウェイの西穂高口駅からは、いきなり雪が1mは積もっていた。
今回は一人なので、滑落は絶対許されないので、冬靴に12本爪アイゼンで万全の態勢
で臨んだ。
雪は腐りかけていますが、不思議と踏み抜きません。
前日に雨が降って、それが冷えて固まったとか・・・でもじきに踏み抜くのでしょうね。

西穂山荘の近辺には雪が残っていますが、すぐ上の登山道には雪はありません。
唯一、西穂高岳の手前に残雪のトラバース(10mほど)があります。
この日は、行けるところまでということで、西穂独標まで登った。
12峰までは普通の登山道ですが、独標手前からは岩稜帯になるので、細心の注意を
払って独標に登る。
独標からの眺めは中々のものだった。
焼岳、乗鞍岳、霞岳、六百山、明神岳、西穂、奥穂、弓折岳、抜戸岳、笠ヶ岳と360°
の大展望だった。
眼下には先日訪れた梓川、河童橋、大正池が見えた。
じき夕方になるので、急いで西穂山荘に下る。

夕食を食べてから、夕焼けを見に丸山まで登る。
天気は良かったが、良すぎて普通の夕焼けかと思ったが、意外と雲があって、素晴
らしい夕焼けを演出してくれた。
今までに出会った中でも5本の指に入るものだろうと思う。

反面日の出はがっかりだった。
陽が登るのも前穂と明神岳の間ということもあって、なかなか陽がでなかった。
あと少しで日の出になると解かっていても、それを想像すると期待度は下がってしまう。

さて、いよいよ西穂高岳に向かって歩きます。
西穂山荘から丸山までは比較的なだらかな道を登ります。
丸山から12峰までは、ガレ場を歩きます。
12峰からは、本格的な岩稜です。
独標では小屋で一緒だった人と別れた。
独標(11峰)から10峰には一旦下ります。
実は、ここの下りが難しくて緊張した。
両手を使えればそうでもないのだろうが、足の置き場所に苦労した。
ここの下りは、このルートの中で2番目に難しいのではないだろうか?
右手が必ず支点になるように降りるのだが、後ろ向きに降りたり、座ってから足を
置いたり、或いはカニのように降りたり、ここの下りで降り方を研究したようなも
のだった。
もし、小屋でご一緒だった人がここにいなかったら、独標の下りで敗退していたか
もしれなかった。
ピラミッドピークに登るまで、独標の人は片腕のonsenのことが心配だったのか、
目でずっと追ってくれている。
「ありがたい」ことだと思った。
登りは比較的簡単だった。
と、いっても慎重に登ったのだけれど、問題は三点支持が常にできないので、二点
支持の右手だけはいつもしっかりした岩を探していた。
足の置き場所もザレた所には、絶対に置かなかった。
完璧にホールドできない分、しっかりと足を置ける岩は貴重な場所だった。
帰りの事を考えて、小さな石や、岩は右手でどかして、フットスペースを確保しな
がら登った。
そんな甲斐があって、苦労しながら登った西穂高岳は格別の思いがあった。
それも、単独で登ったのだから、自分で自分を褒めてもいいかと思った。
そのくらい嬉しかった。
そんな思いで登った西穂高岳山頂からの眺めは格別だった。
今まで見えなかった槍ヶ岳が見えた。
標高は2,909m。そこいらの大きな山々にも引けを取らない。
目線が一緒っていうのも良いものだと思った。
そして、温かかった。気分良く山頂では過ごせた。
行動食を食べたり、サーモスで温かいコーヒーを飲んだり、岩を平らに並べて
寝そべって寝たり、もちろん沢山の写真を撮ったり、上高地の建物を確認したり、
メールをしたり、ジャンダルム側の登山道を探検しに行って、「今度行くからな」と、
自分自身に誓ったりと、貴重な時間を過ごした。

こんな楽しい山時間を過ごすことができて感謝しているが、誰でも行ける訳ではない。
登ぼる際には、十分な装備と十分な休養を取って、慎重に臨んでもらいたい。

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コメント

ゲスト
夕日
素晴らしい夕日ですね。
この夕日を見ただけでも
価値のある登山だったと思います。

写真のような夕日が見てみたい。
2011/5/21 17:01
スリル満点です。
onsenさん、こんばんは。

単純にスゲーとしか言葉がでてきません。
片腕だと普通の山道でもバランスを崩しそうなのに、
西穂とは・・・。
さすが、冬八のバリエーションに行かれる方はちがいますね〜

アーベントロート初めて聞きました。モルゲンロートの逆なんですね。
onsenさんのお写真はいつもきれいでスバラシイ

そうそう、長靴の歩き方のコツですが、分厚い靴下を履くことだと思います
靴の性能が悪い分を靴下でカバーです
長靴履かなければいいのにと言われそうですが
2011/5/21 17:06
いきなり西穂ですか!?
すっかり片腕には慣れて、
ギブスが取れた途端、西穂ですか
いきなりベリーハードなリハビリですね

夕日がすばらしいですね。
こんな夕日は見た事がありません。
いつかは自分の目で見てみたいものです。
2011/5/22 9:46
raichouさん
普通の夕日だと思ってました。
だから余計に、あの夕日を見た時は感動しました。
撮り続けて段々、興奮してきたのですが、傍から見たら
ただの変態のオッサンだね
2011/5/22 15:04
onsenさん、こんにちは。
片腕山行、段々エスカレートしていますね。
今回も独標だけかと思いましたが本峰まで行かれたのですね。

今度はアーベンロートですね。
私も去年果たせずに宿題事項として残っているものに、「鏡池からの燃える槍」というのがあります。
テント泊で行くつもりですがご一緒しませんか?
2011/5/22 18:19
西穂は楽しかったです
nagagutuさん、どうもっ!

>分厚い靴下を履くことだと思います
やはり、そうでしたか・・・
それも2枚とか重ねるのでしょうか

確かにスリルいっぱいでしいたね。
平日ですから、独標の先で出会ったのは2パーティー。
どちらも、小屋でご一緒だった方々で、朝食は食べずに
早出でしていました。
何しろどこのピークへ行っても、この雄大な景色が一人
占めなのが嬉しかったです。
ゆっくりゆっくり歩いて、山頂で1時間いるなんて、初
めての経験じゃないかな?
2011/5/22 18:53
ヒロさん、こんばんはー
確かに、ギブスが取れて行動範囲が広がったのですが、
西穂はまだギブスしたままでした
でも 言われるように、実践での登山は多少は無理する
ので、良いリハビリになっているように思います。

夕日ですが、素晴らしい夕日をを撮りに行うと思って、空振り
するなんて日常茶飯事です。
天気が良すぎても単純な画像でも面白くないし、雲が厚いと全く見え
ないし、自然が相手なので、だから面白いとも言えますね
朝日も一緒だと思います
2011/5/22 19:16
アーベンロートとはまぐれです!
ギブスは取れたものの、まだかなり不自由ですが、山は
相変わらず行っています

今回のアーベンロートは中々上手く撮れたと思います。
でも、狙って撮ったわけではなく、「撮れたら良いなー」
くらいの軽い気持ちだったので、欲が無かった分、それが
良かったのかもしれません

流石はMATSUさん
いろいろなイベントを考えてるんですね?
先日の雪山3大モルゲンロートには度肝を抜きました。
私が上高地からぽっかーんと霞岳を見上げている時に
そんな事を考えてるなんて、つゆ知らずビックリしました。
で、今度は「鏡池からの燃える槍」?
第一、鏡池ってどこ?(検索中)

考えてみたら、登山初心者の私に、MATSUさんからここで
沢山の事を教えて頂いたような気がします。
そんな尊敬するMATSUさんからのお誘いはすんごっく
嬉しいのですが、歩く速度が違い過ぎるのが、ご迷惑
かかりそうで怖いです。

最近よく登っている丹沢の明神山は、私は18分掛かります。
MATSUさんたちは14分じゃないですか
あの距離で4分ちがうと、私はダッシュ しないと
間に合いません

で、補正案なのですが、テン場が何処かは解りませんが、
その「鏡池」の近くのテン場で待ち合わせをして、
テン場で解散っていう案はどうでしょうか?
2011/5/22 19:52
ナイスな夕日!
onsenさん

こんにちは
時間経ってしまいましたが拝見させていただきました

こんな夕日はなかなか見られないでしょうね
夏になると特に槍〜穂は夕方ガスガスなことが多いし・・・

素晴らしい写真を楽しませていただきました

今年はジャンダルムですか〜
「ジャンダルム」って言ってると、それだけで興奮してきますね
2011/5/25 16:26
返事おそくなってごめんなさい、Utaunduさん。
その夕日、なかなかでしょ?
自分でもビックリしちゃって、段々興奮してくるのが
わかってきて、山バカだなって思いましたよ

去年、奥穂からジャンダルムを見ていたら、頂上で、
両手を広げて天を仰ぐクライマーを目撃しました。
その方とは、奥穂高岳小屋でご一緒になり、あだ名は
「ジャン」と呼びましたが、何故あのようなポーズを
取ったのかと問うたら、「自然とそうなった」と言って
いました。その時からいつかは行きたいと思っていました。

2011/5/25 21:10
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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
西穂高岳西尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
冬季西穂高、山荘泊りでP/Pまで二往復
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

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