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Yamareco

記録ID: 1123607
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

春爛漫の雲取山 やはり、GW中は大混雑

2017年05月02日(火) ~ 2017年05月03日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:35
距離
22.7km
登り
1,689m
下り
1,682m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:27
休憩
0:22
合計
5:49
距離 13.5km 登り 1,439m 下り 422m
9:33
34
10:07
10:11
36
10:47
10:48
32
11:20
8
11:28
11:30
20
11:50
11:57
20
12:23
12:24
13
12:37
12:38
13
12:51
20
13:11
13:12
5
13:17
13:22
41
14:03
宿泊地
2日目
山行
2:39
休憩
0:03
合計
2:42
距離 9.2km 登り 261m 下り 1,273m
6:55
24
宿泊地
7:19
7:20
25
8:15
76
9:31
9:32
3
9:37
ゴール地点
小袖乗越(丹波山村村営)駐車場はトイレが設置された。
5/2(火)は朝6時に満車、5/3(祝)は朝3時半で満車になったそうだ。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口となる小袖乗越駐車場は、休前日は前泊か、早朝着でないと止められません。
テン泊するので65Lザックで出発!
2017年05月02日 08:16撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5
5/2 8:16
テン泊するので65Lザックで出発!
GW中の平日といえども、小袖乗越駐車場は朝6時で満車状態。
2017年05月02日 08:18撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/2 8:18
GW中の平日といえども、小袖乗越駐車場は朝6時で満車状態。
林道片側にも駐車車両の列。
2017年05月02日 08:18撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/2 8:18
林道片側にも駐車車両の列。
ここから登山道。熊出没注意の看板がずっと掛かりっぱなしなので、熊鈴を付けている人がすごい多い。
2017年05月02日 08:22撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 8:22
ここから登山道。熊出没注意の看板がずっと掛かりっぱなしなので、熊鈴を付けている人がすごい多い。
雲取山麓の新緑は美しい。
2017年05月02日 08:23撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/2 8:23
雲取山麓の新緑は美しい。
整然とした木々の中を黙々と歩いて行く。
2017年05月02日 08:30撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 8:30
整然とした木々の中を黙々と歩いて行く。
グリーンシャワー!
2017年05月02日 08:32撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 8:32
グリーンシャワー!
ずっと、こんな緑の木々の中を歩きます。
2017年05月02日 08:33撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 8:33
ずっと、こんな緑の木々の中を歩きます。
小さな祠。登山の安全を祈りましょう。
2017年05月02日 08:45撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 8:45
小さな祠。登山の安全を祈りましょう。
緑の中に、右上に咲き遅れたサクラ?
2017年05月02日 08:55撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 8:55
緑の中に、右上に咲き遅れたサクラ?
雲取山の山道は、距離や時間の表示が無いのがミソ。ある意味不親切かも…。
2017年05月02日 08:55撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 8:55
雲取山の山道は、距離や時間の表示が無いのがミソ。ある意味不親切かも…。
間伐されて整然と並ぶ林。
2017年05月02日 09:05撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 9:05
間伐されて整然と並ぶ林。
堂平は葉は小さいが新緑がきらめく。
2017年05月02日 09:19撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 9:19
堂平は葉は小さいが新緑がきらめく。
堂平あたりの新緑。休憩に最適なスペースあり。
2017年05月02日 09:20撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 9:20
堂平あたりの新緑。休憩に最適なスペースあり。
黄緑色の絵具で塗ったような新緑。
2017年05月02日 09:22撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/2 9:22
黄緑色の絵具で塗ったような新緑。
ここで尾根を外れて右へ90度曲がります。
2017年05月02日 09:52撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 9:52
ここで尾根を外れて右へ90度曲がります。
やっと富士が顔を出しました。このときは雲がかかってなかったんですけどね…。
2017年05月02日 09:52撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 9:52
やっと富士が顔を出しました。このときは雲がかかってなかったんですけどね…。
七ツ石山分岐。どちらに行っても雲取山なので、ここで迷う人が多い。ラクしたい人は左のブナ坂方面へ。
2017年05月02日 10:13撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 10:13
七ツ石山分岐。どちらに行っても雲取山なので、ここで迷う人が多い。ラクしたい人は左のブナ坂方面へ。
七ツ石山分岐を過ぎると新緑とはおさらば。
2017年05月02日 10:18撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 10:18
七ツ石山分岐を過ぎると新緑とはおさらば。
なだらかな上り坂が続きます。
2017年05月02日 10:36撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 10:36
なだらかな上り坂が続きます。
ブナ坂分岐の十字路。
2017年05月02日 10:52撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 10:52
ブナ坂分岐の十字路。
ここからは広々とした広い尾根道が続く。
2017年05月02日 10:56撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 10:56
ここからは広々とした広い尾根道が続く。
南アルプス連山が見事。
2017年05月02日 10:59撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 10:59
南アルプス連山が見事。
おなじみのS字の木。
2017年05月02日 11:03撮影 by  X-A1, FUJIFILM
3
5/2 11:03
おなじみのS字の木。
ヘリポートに到着。ここからの見晴らしが素晴らしい。このちょっと先に奥多摩小屋・キャンプ場がある。
2017年05月02日 11:20撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 11:20
ヘリポートに到着。ここからの見晴らしが素晴らしい。このちょっと先に奥多摩小屋・キャンプ場がある。
奥多摩小屋を過ぎると笹原が広がる。
2017年05月02日 11:57撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 11:57
奥多摩小屋を過ぎると笹原が広がる。
雲取山山頂の避難小屋が見えてきた。
2017年05月02日 12:05撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 12:05
雲取山山頂の避難小屋が見えてきた。
雲取山山頂に到着。こんな立派な山頂碑が立っていた。ただ、あまりカッコ良くない。
2017年05月02日 12:28撮影 by  X-A1, FUJIFILM
7
5/2 12:28
雲取山山頂に到着。こんな立派な山頂碑が立っていた。ただ、あまりカッコ良くない。
高度計を見ると2018m(雲取山:2017m)。バリゴ製高度計は正確!※小袖乗越駐車場で760mに設定している。
2017年05月02日 12:32撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/2 12:32
高度計を見ると2018m(雲取山:2017m)。バリゴ製高度計は正確!※小袖乗越駐車場で760mに設定している。
雲取山山頂の賑わい。
2017年05月02日 12:30撮影 by  X-A1, FUJIFILM
4
5/2 12:30
雲取山山頂の賑わい。
雲取山南峰(避難小屋)からの眺望は広大。
2017年05月02日 12:36撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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5/2 12:36
雲取山南峰(避難小屋)からの眺望は広大。
富士山頂部は雲に覆われてしまった。
2017年05月02日 12:37撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 12:37
富士山頂部は雲に覆われてしまった。
さあ、今日の宿泊地は奥多摩小屋キャンプ場なので、とっとと下山します。
2017年05月02日 12:38撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 12:38
さあ、今日の宿泊地は奥多摩小屋キャンプ場なので、とっとと下山します。
カラ松の間の笹原を歩く。
2017年05月02日 13:03撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 13:03
カラ松の間の笹原を歩く。
まだ、昼過ぎなのにいい場所は既に押さえられていた。
2017年05月02日 13:24撮影 by  X-A1, FUJIFILM
4
5/2 13:24
まだ、昼過ぎなのにいい場所は既に押さえられていた。
今回も希少なオクトス製テントを発見(手前)。奥が私のオクトス製テント。
2017年05月02日 14:43撮影 by  X-A1, FUJIFILM
3
5/2 14:43
今回も希少なオクトス製テントを発見(手前)。奥が私のオクトス製テント。
テントの中の温度計は25℃。初夏のような暑さだ。しかし、夜になると10℃にまで下がった。
2017年05月02日 15:09撮影 by  X-A1, FUJIFILM
3
5/2 15:09
テントの中の温度計は25℃。初夏のような暑さだ。しかし、夜になると10℃にまで下がった。
さあ、今のうちにビールを冷やしておこう。既に1本飲んでしまったが…。奥多摩小屋で、スーパードライが500円で販売してます。
2017年05月02日 15:11撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 15:11
さあ、今のうちにビールを冷やしておこう。既に1本飲んでしまったが…。奥多摩小屋で、スーパードライが500円で販売してます。
いつもなら慌てて下山するのですが、日没をのんびり眺めてられます。
2017年05月02日 18:19撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 18:19
いつもなら慌てて下山するのですが、日没をのんびり眺めてられます。
さあ、空が真っ赤に染まらないかな…。
2017年05月02日 18:20撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 18:20
さあ、空が真っ赤に染まらないかな…。
みんな、空が染まるのを楽しみに眺めています。
2017年05月02日 18:22撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 18:22
みんな、空が染まるのを楽しみに眺めています。
岩の上で、じっと空を眺める人。
2017年05月02日 18:22撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/2 18:22
岩の上で、じっと空を眺める人。
染まらないなぁ~。
2017年05月02日 18:24撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/2 18:24
染まらないなぁ~。
結局染まらずに、飛行機雲で終了。
2017年05月02日 18:35撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/2 18:35
結局染まらずに、飛行機雲で終了。
夜空の月が寂しげ。
2017年05月02日 19:01撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/2 19:01
夜空の月が寂しげ。
五目めしだけでは味気ないので、ツナ缶もセットで…。
2017年05月02日 19:07撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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5/2 19:07
五目めしだけでは味気ないので、ツナ缶もセットで…。
翌日。いつの間にか日は昇っていた。寝過ぎた。。。
2017年05月03日 05:29撮影 by  X-A1, FUJIFILM
5/3 5:29
翌日。いつの間にか日は昇っていた。寝過ぎた。。。
まだ、5時半だが既に半分近くのテントは無くなっていた。
2017年05月03日 05:29撮影 by  X-A1, FUJIFILM
3
5/3 5:29
まだ、5時半だが既に半分近くのテントは無くなっていた。
やはり、朝の遠望は素晴らしい。
2017年05月03日 05:41撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/3 5:41
やはり、朝の遠望は素晴らしい。
富士山もお見事。その手前は、雁ヶ腹摺山と三つ峠山。山梨の名峰です。
2017年05月03日 05:41撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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5/3 5:41
富士山もお見事。その手前は、雁ヶ腹摺山と三つ峠山。山梨の名峰です。
大菩薩から南アルプス連山。朝の遠望は清々しい。
2017年05月03日 05:42撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/3 5:42
大菩薩から南アルプス連山。朝の遠望は清々しい。
富士山より南側(左側)奥方は御正体山、大室山、蛭ヶ岳といった丹沢・道志の名峰が並ぶ。
2017年05月03日 07:06撮影 by  X-A1, FUJIFILM
3
5/3 7:06
富士山より南側(左側)奥方は御正体山、大室山、蛭ヶ岳といった丹沢・道志の名峰が並ぶ。
7時過ぎ、既に下山している人たち。
2017年05月03日 07:06撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/3 7:06
7時過ぎ、既に下山している人たち。
私がいつも登っている北丹沢の蛭ヶ岳、大室山。100kmほど離れているが、雄大に見えます。
2017年05月03日 07:11撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/3 7:11
私がいつも登っている北丹沢の蛭ヶ岳、大室山。100kmほど離れているが、雄大に見えます。
大きなザックを背負ったテン泊軍団は、下山の途に向かう。
2017年05月03日 07:19撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/3 7:19
大きなザックを背負ったテン泊軍団は、下山の途に向かう。
ブナ坂分岐。いつ何時も、ここには立ち止まっている人がいる。
2017年05月03日 07:25撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/3 7:25
ブナ坂分岐。いつ何時も、ここには立ち止まっている人がいる。
登ってくる人を譲りながら、のんびり下山。
2017年05月03日 08:27撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/3 8:27
登ってくる人を譲りながら、のんびり下山。
早朝の登山は清々しい。
2017年05月03日 08:32撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/3 8:32
早朝の登山は清々しい。
4枚の葉に覆われた花、その花の名は…。
2017年05月03日 09:32撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/3 9:32
4枚の葉に覆われた花、その花の名は…。
ヒトリシズカ!こんな風に葉が開いて、ブラシみたいな花が出てくる。
2017年05月03日 09:32撮影 by  X-A1, FUJIFILM
1
5/3 9:32
ヒトリシズカ!こんな風に葉が開いて、ブラシみたいな花が出てくる。
今日は5/3祭日。駐車場は当然満車。私のように5/1深夜から止めている人もいるからね…。
2017年05月03日 09:41撮影 by  X-A1, FUJIFILM
2
5/3 9:41
今日は5/3祭日。駐車場は当然満車。私のように5/1深夜から止めている人もいるからね…。
撮影機器:

感想

GWの中日(平日)を狙って雲取山を目指した。天気予報は晴れ。平日といっても混むことは予想できるので前日移動だ。5/1(月)23時過ぎに小袖乗越駐車場に到着した。空きは5台ほどしかない。
半年ぶりに65Lザックを背負う。前回はその重量が27kgにもなり、途中でバテテしまったため、極力荷物を減らしたがそれでも20kgある。担ぎ慣れないとちょっとした上り坂でバテそうだ。ただ、雲取山はキツイ上り坂が無いので、テントを担ぐ練習にはもってこいだ。重量級のザックを背負った若い女性もたくさんいるくらいだ。また、私を含めメタボ系のオジサンも多い。
奥多摩小屋に着いたのは昼前だったが、テントサイト一等地はすべて既に張られていた。焦ってもしょうがないので、まずは雲取山山頂を目指した。これだけ気軽に2000M級の山に登れるのはありがたい。とはいえ、荷物のせいで4時間かかった。山頂には新しい石製の山頂碑が立っていた。な~んでこんなセンスのないものにしたんだろうか?山頂には木製の看板が似合うと思う。また、不思議に思ったのが、登山口から山頂までに1つもテーブルもベンチもないのだ。くつろげそうないい場所がいっぱいあるのに…。
奥多摩小屋に戻って、テン場を探すとなぜかぽっかりといい場所が1つあった。テントを張った後、その理由は分かった。私の隣とその隣の男性の会話が大声で、昼過ぎだというのに酒をくらって、既に出来上がっていたのた。バカでかい声でくだらない話を続けている。周りの人たちがヘッドホンをしているくらいだ。酔っ払いに注意を促しても仕方が無い。私も静かに自分の世界に入るしかない。テントの中は25℃もあり蒸し暑かったが、日没とともに10℃まで下がり寒いくらいだ。串田孫一氏の本を読んで暗くなるのを待った。周りの人は日没前に夕食を済ませ、8時前にはほとんどのテントの灯りは消えていた。しかしそんな中、隣の住人のいびきがすごいこと!最後の最後まで迷惑をかける山男であった。こういう人が山小屋で隣に寝てたら殺意を抱きそうなくらいだ(半分冗談です)。
翌朝4時ごろには薄明かりとともに、テントをたたむ人たちでざわついていた。私は5時半に起きたが、既に半数近くのテントは無くなっていた。私は下山するのみなので急ぐ必要はない。のんびり行こう!
それにしても、雲取山の登山者はあいさつと道の譲り合いが良くできていて、気持ち良い登山ができた。

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