剣ヶ峰からの大滑走「雪原の乗鞍岳」(日本百名山)[三本滝レストハウスからピストン]
- GPS
- 04:49
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,222m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:37
下りは、スキー滑走のため、参考タイム。
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
三本滝レストハウスの駐車場を利用。 駐車場は無料で、30台は止めることが可能なスペースがある。 また、トイレもあるので、車中泊の方も多かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :3(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度 ★登山道の眺望:3.5(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4.5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:約15人)】 ◆本日は、下山時に山頂からレストハウスまで、約5Kmの大滑走が目的。アルペンスキーなので、上りは、スキー板とスキーブーツを担いで登ったが、久しぶりに荷物が約13〜14圓判鼎なり、体力的にキツかった。 ◆朝の冷え込みで雪面が凍みたので、全区間で10本爪アイゼンを装着して歩いた。しかし、山頂まで、本格アイゼンを使用するような急登は少なく、結果的に簡易アイゼンでも支障はなかったと思う。ピッケルは、杖代わりに使えるぐらいで不要だと思う。 ◆標高が低い登山口周辺のゲレンデは、積雪量が少なくなってきたが、GWいっぱいは、滑走することが可能(ゲレンデ内の車道は、除雪されているので、一旦、スキー板を外す必要あり)。 ◆剣ヶ峰の山頂直下は、やや急登で、スキー場でいうと、中〜上級コース程度の斜面だが、その他は、中級〜初級程度の斜面勾配で、視界が良好で雪面が良ければ、スキー技術が低くても、滑走することは可能かと思う。ただし、本日は、雪が緩む前の雪面が固い状況で下りたので、板が暴れて苦労した。 ◆全区間で危険性のある箇所は無い。しかし、肩の小屋から位ヶ原までの広大な雪原は、視界不良時は、方向感覚がなくなり、ツアーコースの入り口が分かり難くなるので道迷いに注意が必要だろう。 |
写真
感想
昨日の立山に引き続き、本日は乗鞍岳に登ります。
夏場の乗鞍岳は、登山バス等で手軽に登れる山です。
ですので、今回は、まだ残雪が多く、人の少ないこの時期に、剣ヶ峰からスキーで滑って楽しもうということで、三本滝レストハウスからツアーコースに沿って登ってみました。
スキーは、山スキーを持っていないので、アルペンスキーです。
ただ、少しでも重量を軽くしたいので、MIDスキーをチョイス。
また、登りは、スキーブーツで歩くのは嫌なので、普通の登山靴にアイゼンを装着し、スキー板とスキー靴は、背負って上がりました。
そのため、総重量は13〜14圓砲覆蝓緩い勾配の登りでもペースが上がらず、小休止しながら山頂に向かいました。
山頂までの標高差は、約1200m。
3時間程度で登れるかなと目論んでいましたが、予定より30分遅れて山頂に到着です。
荷が重いとはいえ、まだまだ、修行が足りませんね〜
さて、念願の山頂からの大滑走スタートです。
まだ気温が低く、雪面はガリガリ状態で、かなり滑りにくいコンディション。
山頂でしばらく待機も考えましたが、松本にAM11時までに戻りたかったので、雪が緩む前に滑り下りることにしました。
当初は、登山口まで一気に大滑走を思い描いていましたが、一昨日の薄い新雪のクラストと荒れた固い雪面で、太腿はパンパンに。
せっかく苦労して登った斜面を流して滑りたくないので、何度も息を整え小休止して、登ってくる皆さんの視線を感じながら(笑)、久しぶりのスキー滑走を楽しみました。
これはこれで充実感、満足感が味わえる山行になったと思います。
下山後、
予定通り、松本に11時まで戻り、家族と合流。
八ヶ岳山麓の清里で、赤岳を下から眺めながら、牧場に行ったり、ツリーアドベンチャーをしたり、陶芸をして、のんびりしたGW中盤を過ごしました。
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