2017GWは剱岳（小窓尾根から登って早月尾根を下る！！）（山岳会山行）

2017年05月03日(水) ~ 2017年05月05日(金)

• GPS: 24:47
• 距離: 16.5km
• 登り: 2,641m
• 下り: 2,637m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:37
• 合計: 7:45

6:43 馬場島
7:40 7:40 取水口
8:35 8:54 小窓尾根取付き（雷岩付近）
10:59 11:17 Ｐ1614
14:28 Ｐ2121

2日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 3:05
• 合計: 9:09

5:31 Ｐ2121
6:58 7:17 ニードル
7:42 8:01 ドーム
10:01 10:40 マッチ箱
11:30 11:33 小窓ノ頭
11:38 12:34 小窓ノ王
12:34 13:05 三ノ窓
13:07 13:07 池ノ谷ガリー取付き
13:45 14:02 池ノ谷乗越
14:34 14:35 長次郎ノ頭
14:40 長次郎のコル

3日目

• 山行: 6:54
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:50

5:52 長次郎のコル
6:13 6:31 剱岳
7:01 7:03 獅子岩
9:29 10:05 早月小屋
13:42 馬場島

・途中コース上で休憩を何回か取っているので休憩時間はもっとあります。

天候

5/3　高曇り
5/4　晴れ
5/5　曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車は馬場島に止めました。

コース状況／危険箇所等

▶富山県登山届出条例により12/1〜5/15までの間に剱岳とその周辺に登山する人は登山する日の20日前までに届出する義務があります。
　http://police.pref.toyama.jp/cms_cat_police/108020/kj00010157.html

▶ぽかぽか陽気のGWでも小窓尾根は気軽には登れるところではありません。
　（天気や風、雪の質や量などで難易度は変わると思います。）
　また、GWでも天気が崩れるとぽかぽか陽気から一転して寒い雪山になります。
　荷物は重くなりますが雪山装備一式で登る必要があると思います。
　
▶剱岳ではGW中に3人の方が亡くなっています。
　また全国ニュースになってはいませんがヘリ救助されている事故も数件起きています。
　滑落・雪崩などには十分に注意するとともに自分の技量にあった計画を立てて無事下山できるようにしましょう。
　ご安全に！！

その他周辺情報

下山後はみのわ温泉で汗を流しました。
http://bunspo-namerikawa.jp/minowa

写真

5/3 6:43

5/3
馬場島からスタートです

5/3 7:30

てくてく

5/3 7:34

取水口手前で渡渉。
（渡渉したのはここだけでした。）

5/3 8:13

取付きの目印＝雷岩までだらだら歩く

5/3 8:54

ここから小窓尾根に取付く

5/3 9:09

上を撮っても斜度はいまいち伝わらない・・・

5/3 9:09

下を撮ると少しは伝わるかな？

5/3 10:01

尾根に乗ってからしばらくはこんな感じの樹林帯

5/3 11:09

P1614地点
右は早月尾根、中央は池ノ谷、奥に剱岳山頂も見えてます。

5/3 11:01

記念に1枚

5/3 12:44

P1900地点
構図はP1614地点と左程変わってない・・・

5/3 12:59

重荷＆急登で休み休み登る

5/3 15:03

P2121地点
今日はここでテン泊

5/4 5:32

5/4
P2121地点からスタート

5/4 5:32

大窓から朝日・・・今日は暑くなりそうだ！！

5/4 5:40

雪壁を登る

5/4 6:06

後ろを振り向いて1枚・・・昨日テン泊したP2121地点と雪壁基部に女性2人パーティーが見えます。

5/4 6:08

あと一息

5/4 6:16

ここを登ると・・

5/4 6:18

ニードルが見えた！

5/4 6:21

手前の尾根は赤谷尾根で奥には毛勝山

5/4 6:21

早月尾根

5/4 6:25

剱岳

5/4 6:38

てくてく

5/4 6:40

とことこ

5/4 6:46

さくさく通過

5/4 6:48

ニードルは池ノ谷側から巻きます

5/4 6:51

ニードル基部まで岩稜を歩く

5/4 7:01

次はドームへの登り・・・ここも急

5/4 7:01

ニードル基部
ここの下りながらのトラバースはしっかり下を見て足を決めてから進もう！！

5/4 8:02

だいぶ近づいたかな？
まだまだそれほど変わってない？

5/4 8:02

ドームの次はマッチ箱

5/4 8:10

岩を登り

5/4 8:18

右から巻く

5/4 8:21

雪壁を登って

5/4 8:29

岩を登る

5/4 8:33

マッチ箱

5/4 8:50

ここは左からトラバースして行き最後に岩を一登りして雪壁を登る

5/4 9:08

後ろには頼れるリーダー

5/4 9:09

まぶしい

5/4 9:30

グサグサな感じの雪質の雪壁トラバースして上へ登る

5/4 9:34

雪が崩れて落ちれば下まで・・・

5/4 9:35

ガシガシ登る

5/4 9:53

マッチ箱への最後の登りは雪壁を右上する

5/4 10:03

マッチ箱の上は快適な歩き

5/4 10:04

鹿島槍、五竜、唐松

5/4 10:04

五竜、唐松、白馬三山

5/4 10:04

よっこいしょ！（笑）

5/4 10:05

うきゃー

5/4 10:14

大迫力の剱尾根

5/4 10:14

剣尾根下部

5/4 10:30

ここで栗パウンド♪

5/4 11:04

いったん下って小窓ノ頭を登る。
（奥のは小窓ノ王。）

5/4 11:29

小窓ノ頭から見る小窓ノ王

5/4 11:29

中央に池ノ谷ガリー、その左にチンネ
（左端は小窓ノ王）

5/4 11:38

小窓〜池ノ平山方面

5/4 11:38

三ノ窓からチンネ下部をトラバースして池ノ谷ガリーを登り池ノ谷乗越へ行く
（池ノ谷から直接ガリーへ登っているトレースも見える。）

5/4 11:38

剱尾根・・・剱尾根と池ノ谷尾根の間の谷を登っているトレースもある

5/4 12:06

50mロープ×2本を持ってきたので池ノ谷へ懸垂下降で下ったが・・・

5/4 12:17

結果的には私たちのグループの力量ならロープを出さなくてもよかったかな・・・
（今回はここで唯一ロープを出しました。）

5/4 12:29

池ノ谷

5/4 13:05

三ノ窓

5/4 13:07

チンネ下部をトラバース

5/4 13:07

池ノ谷ガリーを登る

5/4 13:19

池ノ谷乗越が見えた

5/4 13:43

迫力のある画が欲しくて横に移動して撮影してみる・・・しかし迫力は伝わらない（笑）

5/4 14:02

池ノ谷乗越から見た八ツ峰と長次郎谷

5/4 14:02

八ツ峰上部と北方稜線

5/4 14:14

剱岳へと続く北方稜線

5/4 14:14

長次郎谷と熊の岩

5/4 14:20

てくてく

5/4 14:23

とことこ

5/4 14:30

はぁはぁ

5/4 14:33

よっこいしょっと

5/4 14:38

長次郎の頭から長次郎のコルへ下る

5/4 14:38

長次郎の頭から見た源次郎尾根と長次郎谷

5/4 14:38

長次郎の頭から見た八ツ峰、後ろにネコ耳♪

今日は長次郎のコルでテン泊

沈む夕陽

5/5 3:55

5/5
夜明け前

5/5 5:21

朝日

5/5 5:21

朝日を浴びる長次郎谷

5/5 5:21

今日のスタートはこの雪壁登りから！

5/5 5:57

雪壁登り中・・・登山開始時からガスってきた

5/5 6:09

雪壁を登りきり少し歩くと・・・

5/5 6:15

剱岳山頂に到着！！

5/5 6:21

剱沢と立山、遠くに槍穂

5/5 6:21

尖がっている針ノ木岳と遠くに富士山

5/5 6:21

登ってきた小窓尾根はガスの中・・・
（見えてるのは赤谷尾根と毛勝三山。）

5/5 6:22

ガスが晴れてきた♪

5/5 6:22

こっちも♪

5/5 6:22

積雪でピークは3000m越えに！！（笑）

5/5 6:24

山頂の祠は雪の中

5/5 6:30

北方稜線

俺のザックでかっ！！（笑）

5/5 6:51

早月尾根上部を下ってきてパチリ・・・鎖は全て雪の中

5/5 6:51

侮れない下りが続く

5/5 6:55

Tさん因縁の東大谷左俣

5/5 7:03

獅子岩を通過

5/5 7:11

てくてく

5/5 7:14

山頂はガスの中

5/5 7:48

ここは夏道ではなく脇の雪壁をクライムダウン

5/5 7:57

雪壁クライムダウン中に飛んできた雷鳥に癒される♪

5/5 8:56

ガスが晴れて剱岳が見えてきた

5/5 9:28

早月小屋

5/5 10:06

早月小屋の小屋番さん、楽しいお話しありがとうございました！

5/5 10:26

下りは快適♪

5/5 12:17

さくさく走って下れます♪

5/5 12:53

イワウチワ

5/5 13:40

カタクリ

5/5 13:42

馬場島へ下山完了

5/5 13:43

『試練と憧れ』

撮影機器：

PENTAX WG-3 ペンタックス

iPhone 7 Apple

感想

yama_pound

私の所属する山岳会の2017GW山行は『新規入会メンバーが剱岳周辺の全容を把握する』という目的で剱岳小窓尾根を5/3〜5/5の2泊3日で登ることになりました。（下山は早月尾根）
参加メンバーはCLのI先輩、SLのT会長、大学生のIくん、私の4人。
天気は予備日にしてある5/6が雨予報でしたが、3〜5はまずまずの予報。
あちこちで雪崩のニュースがあるのが気になるところだが・・・
初めての小窓尾根、初めての雪のたっぷり付いたの剱岳、どんな感じなのかなー？
ワクワク♪ドキドキ♫
Climbing‼


�ヾ響�
　
・3日間とも恵まれた天候で登山することができました。
　北方稜線〜剱岳山頂以外では風はほとんどなく暑いぐらいでした。
　日焼け止めをこまめに塗ったおかげで黒くなりませんでした♪

・先行パーティーのおかげでトレースがしっかりあり、雪壁も階段状になっているところが多く快適に登れました。
　先行者の皆様ありがとうございました。

・小窓尾根はそこそこ気を使うところが何箇所かありましたが普通に淡々と通過しました。

・池ノ谷ガリーの斜度ですが遠くから見ると『けっこうあるなー』と思ってましたが、登ってみるとたいしたことはありませんでした。

・長次郎のコルから剱岳への登りの雪壁はI先輩が『あそこは厳しいんだよー』と言ってましたが、登ってみると『あれ？たいしたことなかったねー』と顔を合わせて笑いました（笑）

・5/5登山開始時はガスってましたが剱岳山頂に着くとガスが晴れ絶景を堪能できました♪
　しばらくすると再びガスってきたので下山開始しました。

・早月尾根の下りではクライムダウンする雪壁が何箇所かありましたが感想は『長くて面倒・・・』でした（笑）

・私的には全く厳しくない簡単な山行でしたが（感想も簡単そうに書いてますが）、ミスすれば大怪我必至、最悪のケースもあるようなところばかり続きます。
　経験の少ない方は安易に登らないほうが良いと思います。

・早月小屋で買ったビールが美味かったです！！
　テントでのウイスキーも美味かったー♪
　安定のワインも♫


��反省

・特にありません。

コメント

まり

えっ……。
早月尾根、長くて嫌になりましたよ( ˙◊˙ )そんでなんでもないとこで転がり落ちて怒られるし。いつも転ぶ時、｢きゃー。あはは｣と言ってたようですが、｢ぎゃぁあぁぁぁ｣の本気の悲鳴が上がって、焦ったようです。

池ノ谷は雪崩ばっかでおっかなかったです(･θ･)本当……安易に登る山じゃないですね。
ヤマレコって怖い。
みんな、簡単そうに書くから。

yama_pound

Re: えっ……。
mari125さん、夏道の早月尾根はもっと嫌になりますよー（笑）

危険や難易度は気象状況・経験や技量等により人それぞれ。
この人が簡単そうに登ってるから自分も登れるかも・・・なんて考えてると危ないですよー